Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

与党 IR疑獄、もう一つの見方

2019-12-26 21:04:42 | 国際・政治

今度という今度こそは、対応次第では 政権与党は国民的信頼を失う事態ともなりかねない。離党こそしたが、つい昨日まで総合型リゾート IR誘致法制整備に深く関わった前与党衆議が、収賄容疑で東京地検特捜部に逮捕された。同衆議は容疑事実を否定している様だが、特捜部の調べなどから中国大陸が本社の IR関連企業から百万単位の現金を受け取っていた疑いが濃厚とされる。又、この企業関係による外為法違反の多額現金の持ち込みを知りながら黙過していたとの指摘もある。

更に今日の報道で、前出の衆議が中国大陸・深圳の当該企業本社訪問や澳門(マカオ)の IR視察などに際し、同社の 所謂「プライヴェート・ジェット」と呼ばれる専用機や高級社用車利用の便宜を受けていたらしい事も明るみに出ている。中国大陸資本による我国の国会議員買収事案であり、初め動きの鈍かった野党側も「思った通り」この一連の件につき 追及に乗り出そうとしている。この様な買収の動きに呼応した国会議員は他にもいるとされ、安倍政権はこの疑惑→疑獄の全容を把握し、我国民市民の前に明らかにする義務を負うのは当然だ。全力を尽くし誠実な説明に当たる決意がなければ、全国の IR構想の頓挫に繋がりかねないだけでなく、前述の通り 政権与党への決定的不信をも招きかねない事だろう。安倍政権は、心あるならこれまでにない危機感を持って、この事態と向き合うべきだろう。

与党メインも、状況次第では野党の側をも含めた 衆参両議員への中国大陸資本からの資金の流れも明らかにされなければならないだろう。中国大陸資本は、大なり小なり北京政府、習 近平(しー・じんぴん)中共執行部の息がかかっているとされる。その事はとりも直さず、対日国会議員向けの政治工作が行われている可能性が大きくある事を意味する。今朝の TV報道の席上、コメンテーターとして臨んだ若狭 勝弁護士は「更に大きな背後関係が存在するのでは」との見通しを表されていたが、それはこの政治工作の可能性もゼロではないだろう。

近年台頭の資本力を用い、我国の政治家複数を篭絡して傀儡化しようとの意図があるなら、我国は死力を尽くして対峙し、その意図を挫(くじ)かなければならない。放置すれば 中国大陸による国家の支配を許す事となり、即ち我国の独立を脅かす事となりかねないからである。政治資金の不正は当然糾されるべきだし、東京地検特捜部の捜査も妥当なものだが、ここは「獅子身中の虫」とも云える与党の媚中勢力と、状況にもよるが 必要とあらば野党側の調べも躊躇うべきでない。北鮮同様 中国大陸による政治工作は、既に以前から我国の各政治勢力に対し行われている可能性が度々指摘されているのだから。又、来春予定の習・中国大陸国家主席の国賓としての招きも、再考を要するのではないか。

政権与党は、此度の疑獄に関わった疑いの持たれる当該議員は 容疑が固まれば「離党」レベルの通り一遍の処分ではなく、議員辞職などの国民市民にも分かり易い 厳重な処分を下すべきである。香港やウィグル、チベット各地方の住民多数に対する人権問題を含め、国際的にも大問題を抱える中国大陸・北京政府に媚びる国会議員を放置していては、遠からず我国難をわざわざ引き寄せる事ともなろう。そんな愚策を許してはいけない。今回画像は、東北方面から日本海縦貫を西進し、当地名古屋のターミナルに至る長距離貨物便の様子を。JR名古屋駅西方で見かけたものです。以下に関連記事を二件リンク致します。(草莽隊日記様) https://blog.goo.ne.jp/ikeiketarou/e/51439bfae7f753925f1c7abccdd7a1e1 (私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3687.html

 

コメント (2)
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