2022=令和 4年 4月も、拙ブログを宜しくお願い致します。4/1といえば「April Fool」つまり 4月バカと称して、言動に多少のハメ外しが許される日とされるは分かっているが、今春はそうもいかない国・地域が複数あるのも事実で、拙方は一応自粛の体と致したく思う。又来年以降、情勢が好転した折の楽しみいう事で。
さて、4月は我国の年度初め。それを機に 色んな規程の見直しもされるものだが、今回大きい所が 民法改正に伴う成人規定の見直しだろう。19世紀後半の明治初期から実に 146年ぶりで、成人年齢が 20歳➡ 18歳に改められる。世界の経済協力開発機構 OECD加盟国の多くが 18歳成人としている事に倣ったとされ、既に実施される選挙権に加え スマートフォンなどの携帯通信やクレジット・カード、高額商品の分割払い契約などが単独で可能となる。
若い世代の可能性を拡げる希望となる一方、経験値の浅い事の弱さを突いた 悪質な詐欺行為や不良商法の標的とされるリスクも高くなる様だ。消費者教育や諸々の教養などで知的防衛力を高め、そうした諸問題と健全に対峙できる力量をも身に着けて頂きたい想いもする所。何よりも「大人になっても 人の繋がりが大事」は不変のもの。何かあれば、困りごとの相談などができる環境を作って頂ければとも思う所だ。
本題です。今月からは、食材や燃料など 生活物資多数の値上がりが懸念される所だが、その大きな一因が ロシア国が生じた所謂「ウクライナ危機」だろう。両国にて停戦への交渉などが進められてはいる様だが、条件の摺り合わせが困難な事もあって 停戦合意まではまだ暫くの日時を要しそうだ。そのウクライナ国内の地名呼称につき、同国事情に沿ったものに変更する旨 外務省より発表があった由。今日の読売新聞記事によれば「ウクライナの首都 キエフの日本語呼称について、ウクライナ語の「Kyiv」に基づく「キーウ」に変更するとの外務省発表。これまでの「キエフ」はロシア語の「Kiev」に由来するため、ウクライナ政府の意向を確認の上 変更を決めたとの事。
キエフ以外の地名についても、ウクライナ語の呼称に統一。ウクライナ北部の (原発事故問題で有名な)チェルノブイリは「チョルノービリ」、南部のオデッサは「オデーサ」、東部のドニエプルは「ドニプロ」とする。外務省は今回の問題もあって、地名の基準となる在外公館名称・位置・外務公務員給与法の改正案を 来年の通常国会に提出する方針である旨を載せている。記事の末尾に「おことわり」として、ウクライナの地名表記について、今後は首都「キーウ」を初め 外務省発表に沿ったものにする旨が表された。
ウクライナ危機の状況、推移からして この発表をまずは尊重したい。旧呼称中の「チェルノブイリ」などは 1986=昭和 61年に生じた深甚な原発事故の印象などもあって相当に定着している様に思われ、直ぐに変えるのは難しいかもだが、ここはなるべく速やかに 新たな呼称に慣れる事ができればとも思う所だ。
ウクライナ危機に関しての地名は、前出 4都市の他にも 今後頻繁に記事となる地名が現れるかもだが、同様な基準で把握できる様にしたく思う所。何よりも この戦禍が速やかに収まる事を望みたいが、それに際して 攻められたウクライナ国の、当然保全されるべき独立国の主権や尊厳が守られるべきは勿論だ。今回画像は、前回に続き 当地名古屋の中心部近く、金山公園の桜花の様子を。通る列車は JR中央線・下り貨物便。