もう余り喜ばしくもない気もするが、昨日は又一つ齢を重ねる事となった。既に中高年の域に達してかなりの時を経てもおり、ネットなどの言動には 一応でも責任と脈絡の伴なうものにすべきとの自覚を持って、引き続き進もうと思う。変わらぬご笑読を賜れれば幸いであります。
さて、中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症流行に似て まだ出口の見えぬ趣の東欧ウクライナ危機関連だが、在日ウクライナ大使館にて足止めに遭っていた人道支援物資が、先頃来日された ショルツ独首相のご尽力もあって、独政府専用機の帰国便で現地宛て輸送が叶った様だ。昨日の TBS NEWSネット記事を引用して、少しみて参りたい。
「ウクライナ大使館に寄せられた支援物資 ドイツ政府専用機で現地に向け出発」
在日ウクライナ大使館に寄せられていた (同国宛て)支援物資が、来日していた ドイツ・ショルツ首相の帰国時に同国政府専用機で運ばれることになり、4/29午前 羽田空港を出馬しました。
東京のウクライナ大使館には、日本全国から医薬品など およそ 2tの支援物資が集まっていますが、現地に届ける費用がなく、倉庫に山積みとなっていました。しかし 日独首脳がきのうの共同記者会見で、ショルツ首相が帰国する際、ドイツの政府専用機で物資を輸送することを明らかにしました。
日本政府関係者によりますと、ドイツ側が物資をポーランドに輸送し、ウクライナへ届けるための調整をするということで「ドイツの協力で、日本の善意をウクライナに届けられる。両国で協力して支援しようということだ」と話しています。(以下略。引用ここまで)
対独謝意に加えて、決して「まぁ良かったじゃないか」にしてはならない事案だったろう。対宇人道支援には自衛隊機の出動も決まっているが、前述の様な問題が生じても 速やかにして円滑に自衛隊機で運べる様、平時からの法整備が必要なのである。今回は独の「好意」を仰げたも、常にこうした状況に恵まれる訳ではない。
特に大規模な感染症禍や災害に見舞われた場合の緊急法整備の必要性は 末尾の関連記事に譲りたい所もあるが、拙者などは基本的に こうした安保上の緊迫した状況への対応も、感染症や災害に直面した時と同様に考えるべきと心得る者だ。自衛隊機運航に際して、当初同意あったインド国の急転的ともいえる拒否回答は、背景はどうあれ調整上の反省材料だろう。
新型感染症流行に伴なう緊急事態宣言や蔓延防止法措置などの規制を大きく受けない 3年ぶりの大型連休を迎える由で、航空や新幹線、車での高速道路行程などはこぞっての混雑が見込まれる様だが、あくまでもマスク着用励行や大声での会話抑制、混雑を極力避けるなど基本対策を怠らない上での行動にすべき。又 無料の抗体検査なども 都市部などでこれまで以上に大規模な実施が計画されているので、遠出の向きは積極的に受けられるべき。
外出などの折は、若い世代などでマスク非着用も以前より多く見かける様になったが、まだ気を緩めて良い段階ではない。拙者などは受けた 3度目のワクチン接種に賛否あるのも分かりはするが、心の一方に 決して油断しない所を持ち続ける様訓練すべきであるのも事実。それを踏まえた上での大型連休であるべきだろう。
その大型連休中、岸田総理は東南アと欧州の計 5カ国を歴訪、ウクライナ危機を初めとする国際情勢緊迫化と対峙する為の策を打たれる様だ。先の韓国政策協議団面会などで失点をしてしまっただけに、この出張は遺漏のなき様願いたいもの。外交で国外の懸念材料を一つでも取り除く努力もそれは必要だが、国内向けにはやはり 安保を感染症や災害と同レベルで考え、議論すべき時と局面(フェーズ) に とうに来ていると思う。某有力紙系による調査でも、対憲法緊急事態条項明記と防衛費対国内総生産 GDP比 2%レベルのいずれも賛成が過半に達し、国民的合意コンセンサス形成まで後一歩の声をも聞く者だ。
今回画像は、拙居所からも遠くない 当地名古屋の都心近く・尾頭橋(おとうばし) から金山公園方面を臨んだ図をもう一度。競馬ファンにはお馴染みの 中央競馬JRA の場外売場からも至近。通る線路は、左側が名古屋鉄道・名古屋本線、右側が JR東海道本線。以下に、関連記事をリンク致します。(デイリー新潮 4/30付) 感染症や自然災害に強い社会のために法整備を…医師の国会議員が語る「コロナ禍の現実」(デイリー新潮) - goo ニュース