Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

又一つ「クォリティ・ペーパーの嘘」を晒した朝日新聞

2022-04-07 22:13:51 | 社会・経済

ご存じの通り、今月ここまでの当地愛知辺りは 桜の見頃。春には珍しい 安定した晴天が続く一方、先の厳冬のせいもあってか 長めの花の見頃に恵まれた。恐れながら拙者も 幾ばくかの花を愛でる機会を賜った。

先週末、その折の事。愛知・岐阜県境の「鵜沼宿(うぬまじゅく)」と呼ばれる辺りの 余り知られていない所を訪ねた折の事。次の目的地へ移動を図り、名古屋鉄道各務原(かかみがはら)線の鵜沼宿駅へと向かう途中の歩道にて。少し先の横断帯で車道を渡るつもりはあったのだが、眼前を 4t級の中大型トラックが通過しようとしている。当然の事だろうが、大型車は急停止を好まない。多分このまま通過と思い、ゆっくり歩を進めつつ やり過ごさんとした所で意外な展開に。何とこのトラック、拙意図を見透かしたかの様に減速停止したのである。

恐るべき観察力!いや基(もとい)。そういう心がけができてこその 真のプロなのかも知れない。察知した対向車も停止。失敗が許されぬ横断歩道の所とはいえ「神対応」と呼んでも良い見事な対処のこの 2台に 挙手の礼で応えつつ横断したのは勿論だ。当然の行動といえばそれまでだが、このドライバー両氏は「名手」の類ではないかとも思う。そしてこうした「名手」が一人でも多くなれば、この所増加が指摘される凄惨な交通事故や、社会問題化している「煽り運転」などの犯罪的危険行為の抑止にも繋がるのではないか。

本題です。そういう事で、先日は見事な「運転のプロ」の模範を拝見できた次第だが、反面 プロ失格ともいえる挙動を示す輩もあるは事実。しかも何と、国民市民の声・オピニオンを代表すべき新聞社がやらかしたのだから 遺憾の極みと申して良かろう。当該は、かねてこうした所業で「前科」が指摘される朝日新聞。この件につき、以下 今日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「朝日新聞社が編集委員懲戒処分 公表前の安倍元首相の記事見せるよう要求」

朝日新聞社は 4/7、週刊ダイヤモンドが安倍晋三・元首相に行ったインタビューの記事を公表前に要求したとして、編集委員の峯村健司記者を停職 1カ月の懲戒処分とすると発表した。処分は 4/13付。編集委員の職も解く。峯村記者は この問題の以前から退職準備を進めており、4/20に退社予定。監督責任を問い、当時の上司、多賀谷克彦・前ゼネラルマネジャー兼東京本社編集局長をけん責とした。

同社によると、ダイヤモンド編集部は 3/9に外交や安全保障をテーマに安倍氏へインタビューを実施。峯村記者は 3/10夜、インタビューを行った副編集長に連絡し「安倍元総理がインタビューの中身を心配されている。私が全ての顧問を引き受けている」と発言した。さらに「ゴーサインは私が決める」などと話しね公表前の誌面を見せるよう要求はしたが断られた。記事は 3/26号(3/22 発売)に掲載された。

ダイヤモンド編集部から「編集権の侵害に相当する」と抗議があり発覚。社内調査に対し、峯村記者は「安倍氏から取材に対して不安があると聞き、副編集長が知人だったことから個人的にアドバイスした。私が安倍氏の顧問をしている事実はない」と説明しているという。

一方、峯村記者はインターネット上で「誤報記事が掲載されそうな事実を偶然知り、それを未然に防ぐべく尽力した」と反論。処分の不当性を法的に争うとしている。

山口圭介・ダイヤモンド編集部編集長のコメント「ダイヤモンド編集部が行った安倍晋三氏へのインタビュー記事について、朝日新聞の編集委員から編集権の侵害行為があったのは事実であり、私たちはその介入を明確に拒否しました。メディアは常に権力との距離感を強く意識しなければならず、中立性を欠いた介入があったことは残念でなりません」

宮田喜好・朝日新聞社執行役員ゼネラルマネジャー兼東京本社編集局長のコメント「編集委員の行為は。政治家と一体化してメディアに圧力をかけたと受け止められても仕方がなく、極めて不適切です。ダイヤモンド社と読者のみなさまに深くおわびします。取材対象との距離の取り方を誤り、読者からの信頼を揺るがす大変重い問題と受け止めています。報道倫理についての指導を改めて徹底いたします」(引用ここまで) 

主に左傾勢力からは「エリート層を読者とする、質の高い新聞・クォリティ・ペーパー(Quality Paper)」と持ち上げられる朝日新聞だが、前述の体たらくからは その片鱗すら認める訳には参らないだろう。同時に「不偏不党」なる朝日社是も「看板に偽りあり」の一言だ。

先月表された 件の週刊ダイヤモンド記事は、主に世間一般でも話題になった 安倍元総理提唱の「日米間の核抑止力共有論ニュークリア・シェアリング」に触れたものだった様だが、これを峯村朝日記者が懸念してものと想像される。が、しかし・・

いかな内容の記事であろうと、雑誌社が取り扱う以上は 日本国憲法保障の「言論、表現、出版の自由」の範囲内であり、版元が責任を担う以上は 記事の趣旨が不当に変更される事があってはなるまいて。峯村朝日記者は「誤報記事が出回る可能性があった」として自らの挙動正当化を図っているらしいが、それこそ「ただの主観」による身勝手な判断によるものだ。決して正当化されてはならないだろう。又 普段から「自由ガー!人権ガー!」などと声高に騒いでおきながら、他勢力のそれらを尊重もせず蔑ろにしている風もあろう。

朝日新聞は、今回問題以外にも 所謂慰安婦報道を含む複数の件での捏造疑惑が指摘されてきた。今回の件にしても、峯村記者の不適切な出方もさることながら、そうした不良を許した朝日新聞社とその一味が構造的に持つ「不良の温床」から出たものと思わざるを得ない。数々の不良は「確信犯」といえる悪質レベル。故に全社レベル「解体的出直し」でもしない限り、これからも不良な歴史が繰り返されると思わざるを得ない者だがどうだろう。

今回画像は 冒頭の折の一コマで、背後を行くのは 飛騨及び富山方面へ向かう JR高山線特急「ひだ」。以下に 関連記事をリンク致します。先年のものですが、今も価値は不変と心得ます。(プレジデント・オンライン) やっぱり朝日は朝日のままだった…自称"クオリティペーパー"の末路 エビデンスがあっても書かない新聞 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)

コメント (2)
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