Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

愛子さまお誕生日に考えた「女性・女系天皇」なる粗雑観念の危うさ

2023-12-02 21:53:04 | 国際・政治
2023=令和 5年も最終月となった。引き続き 拙ブログを宜しくお願いできれば幸いです。

昨 12/1は、皇女・愛子内親王のお誕生日。先月末お誕生日だった 秋篠宮殿下と共に、まずは一言の祝意を申したい。その一方、特に左傾側から表されている「愛子天皇さま待望論」には やはり与し得ないというのが拙立場だ。

確かに将来へ向けての安定的な皇位継承の課題は容易でない事は理解するも、我らが皇統は長きに亘り、男系にて維持され 又将来へ向けてもこの伝統が継承されるべきと心得る。この伝統保持の為、政権与党も決して手を拱いている訳ではない事は認める者だ。以下 先月ので恐縮だが、少し前の FNNプライム・オンライン記事を引用して みて参る事に。

「自民党 安定的な皇位継承の確保へ向け 岸田総裁直轄の懇談会初会合 麻生会長などメンバー 16人」

自民党は 11/17、安定的な皇位継承策を検討する(同党)総裁直轄の新組織「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」の初会合を 党本部で開いた。

懇談会のトップとなる会長は 麻生太郎・党副総裁で、会合冒頭の挨拶で「皇室の在り方は我が国の根幹をなす、極めて重要な課題だ。事柄の性質も考えて 限られたメンバーで静謐(せいひつ=静かで落ち着いた)な環境の中で議論を深めたいと思っている」と述べた。

皇位継承資格を持つ皇族男子は(現状) 3人で、天皇陛下の次の世代では悠仁(ひさひと)さましかおられず、皇位の安定的継承が課題となっている。

政府は 2022=令和 4年 1月、皇族の数を確保する策として、
(1) 女性皇族が 結婚後も皇室の身分を保持する案 
(2) 旧皇族の男系男子を養子縁組で皇籍に復帰させる案
この 2案を軸とする有識者会議の報告書を国会に提出したが、その後 国会での議論は停滞していた。

麻生氏は「安定的な皇位継承について 岸田総理大臣からあらためて喫緊の重要な課題であり、党として議論に貢献するという意向が示された」と触れた上で「報告書の中で示されている 具体的な方策については皇室典範等の法改正の必要性も考えねばならない」と述べた。(引用ここまで)

前述の 安定的な皇位継承の為の 2案については、拙者は (2)の案に賛成である。先の大戦集結後 旧皇族の皇籍離脱は、連合国進駐軍 GHQによる「我国弱体化計画」の一環として進められたとの話も聞く。事実であれば 我国がサンフランシスコ講和条約発効後、旧皇族の皇籍復帰は我国の内政問題につき 少なくとも希望される各位に対してはきちんと行われるべきと心得る。

又 旧民主党政権下にて出てきた「女性宮家」論は、将来これまでの皇統によらない 女系天皇出現に道を開きかねないものとして、大いに懸念と警戒を要すると思う者だ。

そも「女系天皇」なる言葉は、某ネット資料によれば 小泉政権下の 2005=平成 17年に開催された「皇室典範に関する有識者会議」における議論の中で登場した架空の概念であり、過去及び現代における男系男子の伝統文化の歴史とは異なる行為継承を想定して使用されている言葉を指すとされる。

所謂「女性天皇」といえど 歴代全て男系からの出自である事を考えると、意味の全く異なる「女性天皇」と「女系天皇」を同義である様に見せかけ「女性・女系天皇」とした左傾報道メディアの取り上げは 重大な間違いであろう。それをそのまま賛成する 日共を含む左派野党の不良姿勢も又同じだろう。

残念ではあるが、こうした危険で病的な混同を引きずったまま「愛子天皇待望論」の発出などは極めて危険といえるのではないか。結局は将来へ向け、皇統廃絶を画策しているとみられても仕方がなかろう。左傾報道メディアの不良な取り上げは、結局は左派野党の反日意図の反映に過ぎないのである。

愛子さまのお誕生日に恐縮な気もする所だが、我々日本人は 国の象徴として頂く皇統のあり方に、我国の伝統と固有文化を守る見地からも 時に冷厳に向き合い判断する必要もあると心得る者だがどうか。

今回画像は 昨年混雑の為乗車のやむなきとなった、新潟から首都圏への北陸新幹線グリーン車内の様子を。時に皇族方もご乗車との話も聞き、今は些か神妙な気持ちで振り返る所。以下に 関連記事をリンク致します。「Wikipedia 女性天皇」女性天皇 - Wikipedia
コメント (2)
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