Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

所詮「左」は万年野党

2023-12-22 12:12:07 | 国際・政治
この所発覚した 軽自動車大手・ダイハツ工業の品質不正は、全国郡部の「庶民の足」を担っているだけに深甚なものがあろう。命の安全にも関わる安全面、品質面での国土交通省規定の認証取得に関する不正といわれるだけに、悪質の印象が付き纏う。

不正は遠く 1989=平成元年辺りから行われていたものもある由で、同社の背後には国内トップのトヨタ・グループも控えるだけに「背後にトヨタがいて、何をしていたのか?」の想いも大きくある者だ。これまでに数項目で計 170件超の不正を数える現状は、看過できずは当然だ。

ダイハツ側からの謝罪や顧客向けのフォローも不十分としかみられない所があり、昨日同社本社などに立ち入り調査を行った国交省初め関係各位は速やかな実態解明に努め 不正の全貌を明らかにして頂きたい。その上で、ダイハツ側に適切な対応を厳しく迫る措置を強く願いたいものだ。与党自民の不適切な政治資金事案もそれは重いが、ダイハツ不正はユーザーの「命の安全」をも左右しかねない所がより重いとみる者だ。

本題です。そんな重大事案を抱える与党自民対応を迫られる岸田政権。確かに支持率は低迷のままだが、そんな状況下でも 第二次安倍政権期によく聞こえてきた「アベ政治を許さない」なる「左の雑音」がなぜか 岸田総理に向けてはない様だ。

「重大事案!」と騒ぎたくば、左傾識者連中やそのシンパのメディア勢力を動員し「キシダ政治を許さない」の一言でも発すれば良いに。まぁ立憲民主党ら左派野党の「政策面での無力」は今に始まった事ではないし、安倍元総理の遭難にも繋がった旧統一協会問題では 日本維新の会と共に「宗教二世」ら被害者救済に向けた法案作成努力がなかった訳ではないし、又 所謂「悪質ホスト問題」の被害者フォローに取組んだのも事実だが、国民的支持に結びつけるには至っていない。以下 先日の読売新聞ネット記事を引用して、みて参る事に。

「野党支持、政権批判『受け皿』になれず低迷・・読売世論調査」

岸田内閣の支持率が低迷する中、野党各党の政党支持率も伸びていない。自民党派閥の政治資金パーティー収入の裏金化疑惑を受けて攻勢を強めるものの、政府・与党に対して明確な対決軸を見いだせず、批判の受け皿になりきれていないのが実情だ。

立憲民主党(以後「立民」と略記される事あり)の 泉代表は 12/18、読売新聞の取材に「期待の高まりは感じているが、すぐに支持率には反映されない。各党と協議を深めたい」と語った。

読売新聞社の全国世論調査(12/15~17) で、立民の支持率は前回 11月調査から横ばいの 5%、日本維新の会(以後「維新」と略記される事あり)は前回調査から 2ポイント減の 5%にとどまった。自民支持率は 28%で、5倍以上の開きがある。

先の臨時国会では 政治資金問題を受けた内閣不信任決議案で 立民や維新、共産、国民民主各党が足並みを揃えたが、野党として有効な対策を打ち出せておらず 国民の支持を集められていない。

維新は (今)春の統一地方選で伸長した後、一時は支持率を 9%に伸ばして立民を上回ったが、再び低落した。党所属の地方議員の不祥事などが影響しているとみられ、藤田幹事長は 12/18、取材に「地道な活動を真摯(しんし)に続けることで 支持を広げたい」と述べた。

かつては 自民党政権への逆風が強まると、野党の党勢が上向いた。不正献金疑惑などで自民への不満が高まっていた 1993(平成 5)年、その後の細川内閣発足の中心的役割を担った 日本新党の支持率は、同年 1月時点の 3%が 7/31~8/1の調査で 9%まで上昇。「消えた年金」問題に揺れた 2007(同 19)年も、当時野党第 1党の民主党の支持率が同年 8月に 27%となり、自民(26%)を上回った。
現在の状況について、立民幹部は「有権者にとっては選択肢がない状況で、日本政治にとっては憂慮すべき事態だ」としている。(引用ここまで)

そうはいっても、立憲民主以下、諸野党に政権担当力がないのは明らかだ。泉党代表の「期待の高まりは感じる・・」は、希望的観測以下レベルだろう。

そうした状況を見透かしてか、左傾メディアは「アテにならない」政治家人気番付を垂れ流し、左派野党への発破がけに躍起の様だ。某二流以下女性誌による発表では、一番人気は蓮舫元民主党代表・参議で二番手が福島瑞穂社民党首・同。三番手にようやく「本当は実力ある」高市早苗経済安保相・衆議が挙げられていた。勿論「どこかを疑ってみるべき」レベルである。

ついでに「次期総理になって欲しい人物」を問うた 朝日新聞一味の某誌では、首位は石破 茂元防衛相・衆議でそれなりだったも、二番手は何と 山本太郎「れいわ新選組」代表・参議なんだと。これ又「どこかを疑うべき」あり様だろう。

しかし復習にもなるが、所詮「左」は万年野党とはっきり言いきって良いと心得る。第一野党・立憲民主は明らかに旧民主より左傾しているし、一々名を挙げるのもアホらしいのでやめておくが、衆参両院を通じ「初めに追及、そして攻勢ありき」の活動家議員が少なくないのも事実である。

これは日共、社民、れいわ新選組の各党派にも通じる事で、時に政策面での動きが表れるも 政権交代に至る力はないとみる。これは今、そしてこれからもほぼ同じだろう。今回画像も振り返り恐縮。先年 当地南郊の名古屋鉄道・神宮前駅構内にて捉えた、同鉄道小牧線と相互直通を行う名古屋地下鉄・上飯田線の希少車両 7000系電車の走行試験風景を。
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