Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

新幹線延伸雑感

2011-03-06 15:40:05 | 旅行記

コナサン、ミンニチワ!2011=平成23年3月も、拙ブログを宜しくお願い致します。春先恒例の、全国JR社の鉄道時刻改正が今週末に迫った。

最大の売りは、昨年末、新青森まで延伸した東北新幹線の新列車「はやぶさ」のデビューと、南は九州新幹線の博多~新八代間の新規開通。これにより同線は、既存の線区と合わせ、博多~鹿児島中央間が全通の運びとなった。想えば初開通以来、7年越しの懸案実現となった訳だ。

三年前の2008=平成20年初、俺は過疎の問題もあって大幅な路線縮小を余儀なくされた長崎県は島原鉄道を訪ねるべく、九州へと向かった事があった。この往来の折、古くから鉄道の要衝として知られた佐賀県鳥栖市を通過したのだが、九州新幹線の予定線区はまだ都市部の高架橋も完成しておらず「本当に、後三年で開通させられるのか?」との疑問を抱かざるを得なかったものである。まあ昨今の建設技術の大いなる進歩もあってか、その心配は杞憂に終わった訳だが、これまでの東海道・山陽新幹線や東北・上越新幹線などの様に、沿線人口が決して多いとは言えない地域にての開通だけに、その運営運行には、これまで以上に費用対効果や安全面をも含めた運転対策が厳しく求められる事となろう。

勿論、希望もなくはない。その歴史上初めて新幹線を本格運行する事となるJR九州は、我国内はもとより、中華人民、大韓民、台湾こと中華民の各国を初め、周辺のアジア諸国などよりの旅客誘致を積極的に行う構えだし、東北新幹線の運営主体JR東日本も、東北や北海道南部向けの営業策を講ずるはずであろう。低価格化の進む国内航空との厳しい競争が待ち構えるのも事実だが、ここは徒な批判を控え、新線を担うJR各社の「お手並み拝見」と参りたいものだ。以前俺が、先行開通に疑念を抱いた九州新幹線新八代~鹿児島中央間が真に活きた路線となるか否かの回答も、その期間を経た後示される事となるだろうから。その結果、そうした成果が、低迷し続けた我国経済の活性化に寄与し得る事となれば、その時は素直に「万歳!」の声を上げて良いだろう。

尚、九州新幹線鹿児島中央への直通列車は、当面は新大阪始発となる様です。又近年、新幹線延伸の度に問題となる並行在来鉄道線の去就については、東北本線青森付近は、第三セクター青い森鉄道線への編入と相なったが、九州地区の鹿児島本線については、従来通り熊本・八代までがJR線にて当面存続する事となりました。

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