Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

重要性を、知っているのか?

2009-11-01 22:41:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!2009=平成21年11月も拙日記を宜しくお願い致します。

今月は、暦上の冬である「立冬」を来週に控え、大陸よりは今秋初の本格寒波が到来しようとしています。
朝晩を中心に、気温が一段と低下する傾向が強まり、体調に影響し易い時季であります。折しも免疫のある方が少ない、新型Aインフルエンザが依然流行り、感染患者の増加と共に、残念ながら斃れる方々も少なくない様です。この様な健康面と、経済低迷より来る企業向けの施策が心より望まれ、中には金融改革担当相 亀井静香さんの様に頑張る姿勢だけでも見せて下さる方もありますが。

それにしても、民主党連立政権の、危機的な各方面の現状に立ち向かう姿勢は今一つ明快さを欠くものがありますね。民主党幹事長 小沢一郎さんの言動も然り。それに関して、先日の全国紙S新聞のコラム、S抄の記事を引用して見て参りたく思います。

『つい最近もTVドラマ化された城山三郎さんの「官僚たちの夏」に印象的な場面がある。ミスター通産省と呼ばれた佐橋 滋さんがモデルの風越信吾秘書課長が、官僚の名前を書いたトランプ風のカードを自分で作り、机上で文字通り人事カードを切る所だ。

人事に強いこだわりを見せた風越は、省内で辣腕を振るって行く。今の民主党で人事カードを切っているのは、党代表の鳩山由紀夫内閣総理大臣ではなく、小沢一郎幹事長である。

かつて小沢批判を口にした事のある渡部恒三さんは、最高顧問のポストを外された。小沢さんは「渡部先生は、まだ現役で、前線でやれる」と語るが、無役の一兵卒で頑張ってみろと言う事だろう。
小沢さんの人事権は、党と国会ばかりでなく政府にも及んでいる。
政府の行政刷新会議内に設置され、スタートしたはずの「事業仕分けチーム」の作業がストップした。事前の根回しなく14人の新人議員をメンバーに入れたのが、小沢さんの勘気に触れたのだとか。

慌てた平野博文官房長官が「申し訳ありません」と平身低頭して仕切り直しとなったが、それで良いのだろうか。本来は、党首が幹事長に一言伝えれば済む話だ。民主党が政権公約、マニュフェストに掲げた「政策決定の、内閣への一元化」は「権力の、党幹事長への一元化」と修正した方が良い。

ミスター通産省は、適材適所の人事によって役所の体質を強化し、最良の政策を実現して国家に貢献しようと言う信念を持っていた。人事権を掌握した小沢さんは、巨大な力をどこに向けようとしているのか。もしやとは思うが、来年夏の参院選に勝利する為だけだったとしたら、政治の風景は、余りにも荒涼としたものになる。』

この記事を、皆様はどうお感じになりますか?願わくば、こうはなって欲しくないと言うのが拙所感であります。
確かに、行政刷新会議への大量の新人議員登用は、決して適切とは言えなかったかも知れない。しかしながら、今朝のTV番組にて、報道家 江川紹子さんが触れていらした様に、行政刷新会議にも、新人にさせた方が良い様な下働きや雑務も多々ある。中枢に関らせるのは不適切にしても、そうした所より、内閣の活動を経験させる事は決して悪くなく、むしろ将来の人材を育てる為に有意義な可能性だってある。そうした視点を切り捨てるべきでないのは事実でしょう。

鳩山大臣もそうだが、小沢幹事長にも地元企業による献金疑惑が取り沙汰されている。過日も申したが、そうした事の不適切な面が事実なら、誠意を以て国民への説明に当たるべき。その実行の一方で、国権の中枢の人事権にばかりこだわらず、医療や保育の危機と行った前述の緊急の課題に、優先して立ち向かって頂きたい所であります。

もう一つ、今日は一閣僚である消費者・少子化等担当相 福島瑞穂さんが長野県下にて、来春施行予定の国会にての憲法審査会発動につき、同会の停止を求める見解を示されたが立場こそ違え、小沢幹事長と似た様な問題があると私は見ています。

同大臣の喫緊の課題は、小児に流行が広がり、持病なきにも関らず重症化して犠牲者まで生じている新型Aインフルエンザへの、厚生労働省とも連携しての敢然とした取組みのはずであり、支持者も国民も、その事を強く望んでいるはずであります。政府内で意見の異なっている予防接種の回数につき、早急に調整して最も予防の必要な子供達への対応を急がせるとかですね。
その事の重要度が理解できず、従来の政治イデオロギー的な所に拘泥し続けるなら、もう閣僚の資格はないのではとも思ってしまいます。
野党時代の批判精神はどこへやら、政権側になった途端に多数党に付和雷同では大変困った事ではありまね。尤も同大臣はご存知社会民主党々首。そんな風がいつもの事なのかも知れませんが。*(日本)*
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