Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

三重、鈴鹿最後のF-1は・・・Ⅱ

2006-10-04 23:18:47 | インポート

コナサン、ミンバンワ!

今月2回目の今夜は、俺が実際に鈴鹿サーキットを訪ねた時の事を少し記そうかと思う。

初めてここを訪れたのは1990=平成2年の春、当時まだカーレースの世界選手権が3つあった頃であった。1つはF-1世界選手権、1つはWRCこと世界ラリー選手権で、近年は大体毎年9月に我国の北海道にて争そわれている。そしてもう1つは1990年代の途中まであったWSPC=世界スポーツ・プロトタイプ選手権。末期はSWC=スポーツカー世界選手権と呼ばれていたと思う。F-1とは異なり、屋根もタイヤを覆うカウルと呼ばれる車体の構成も一般車に近く、ナンバーさえ取れば、一般道の走行も可能。エンジンに関する技術規定もF-1程にはうるさくなく、世界の有力自動車メーカーの技術研鑽の場と言う感が強かった。

当時の優勝候補は、今はマクラーレンとの共闘にてF-1の世界でも優位に立つメルセデス・ベンツ。後はジャガー、我らがトヨタ、それと合衆国の確かヴェンチュリと呼ばれるチームが有力な所だったと思う。

もう15年以上前の記憶にて恐縮なのだが、WSPCは当時、毎春の開幕戦を鈴鹿にて行なっていた様だ。上手くすれば桜の開花と重なり、桜並木の中を行くレースカーの勇姿を捉える事だって可能だった。カメラを持って行ってはいたのだが、これら桜花との組み合わせにトライしなかった事は、今も後悔する事しきりである。

この年の開幕戦、最有力のザウバー・メルセデス・ベンツチームは予選上位につけながら決勝出走に失敗、一時最下位に沈んだものの、その後の的確なピット・ストップ戦略やレース展開の読みが的中し後半に大きく浮上、終盤には首位をも奪回し、そのまま鮮やかに勝利して見せた。その時の強烈な感動の記憶は、今も忘れ得ないものである。

今夜は他のカテゴリーのレース話だったが、次回よりは真面目にF-1の事を記します。

ご容赦!

Hakase32_92_1

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