Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

大津波警報に思う事

2010-02-28 23:38:29 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!2010=平成22年2月も間もなく終わる。前半は厳冬、後半は暖冬の印象の今月だったが、続く3月は、果たしてどちらに転ぶのか、見ものではある。又、それにより、続く4月の大きな楽しみたる、桜開花の時期も、もしかすると占えるだろうから。

さて、広く知られている様に、本日南米チリ国にて、大震災が生じた。判っているだけで、既に数百を超える犠牲が出ている模様で、一言哀悼の意を表すと共に、被災した全ての方々に、一言お見舞いを申したい。

この件に関し、発生半日後には我国、特に東北日本への津波被害が予想され、早めの津波警報が発令され、それに伴う必要地域に対する避難指示及び勧告も発せられた。これは恐らく、今から半世紀前の1960=昭和35年頃に我国が見舞われた前回のチリ国大震災に伴う大津波襲来を受け、多くの被害を生じた史実に鑑み、最悪の事態を踏まえての先手を打った対応であり、概ね適切であったと思う。余り前例に頼り過ぎるのも如何かとは思う反面、必要な前例を生かしきった、今回の気象庁及び日本気象協会の好判断には、一言拍手と敬礼を申したい。

交通への影響も、かなり出た。我国の大動脈たるJR東海道線と東名高速自動車道も、津波到達予想時刻を中心に、ほぼ半日に亘り抑止された。他にも海岸近くを行く鉄道線が複数同様に抑止され、利便性は失われるものの、安全優先の判断がなされた事は、我々も尊重すべきであろう。実は、警報の発せられて間もなくの本日正午頃は、拙親族達が伊勢湾沿岸へ出かけており、名古屋市の南部まで避難勧告の対象とされ、又、到達高度が最悪数mに達する恐れ有の報に接し、俺は念の為携帯連絡を取り、早めに海岸を引き上げる様促した次第。杞憂に終わったのは幸いだったが。

津波は1波だけでなく、第2波、第3波もやって来るとされ、その事を踏まえて警報を発し、対応を促した関係省庁の対応は、今回はまず「合格」と申して良いだろう。是非これからも、こうした好むプレーを積み重ね、大きな信頼を築いて頂きたい。ラタ、マイ月。

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2 コメント

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先週の大津波警報 (mie...*)
2010-03-09 00:37:29
わが町でも 1700世帯に 避難勧告が出ました。

海岸沿いに家がある私の家ももちろん
その避難勧告に入っておりました

町の職員は総出で役場待機となり
初めて経験する津波警報にかなり現場は混乱していたと後で聞きました。

今回は気象庁が発表した津波より実際は小さく 
被害はほとんどなく済みましたけど
今後という事態に向け 住民を守るべき消防職員、役場職員の対応のまずさなどが浮き彫りにされ
本当に大津波が来ることを想像した時にむけ反省点にも気付き 
次への課題としてちょうどよい実践となる機会でもあったようです






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有難うございます。先般の南米大地震による津波の... (HAKASE)
2010-03-09 07:44:17
こうした場合、歴史的にも東北日本の太平洋側は影響が生じ易く、貴地元も大変だった様ですね。
ただ、日常の出来事ではないだけに、毎回課題が残るのも事実。行政も、住民も、先人の例を良く学んでトライ・アンド・エラーの心で防災に取り組む必要がありそうです。
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