コナサン、ミンバンワ!
2009=平成21年も、遂に最後の月となりました。
今年も激動の一年となり、その事は折々の拙日記にても触れて参りましたが、些細な事ながら拙趣味にての最大の痛恨事が、ほぼ半世紀を駆け抜けた地元名古屋鉄道の展望式名物電車「パノラマカー」との永の別れでありました。
1961=昭和36年の初登場以来、15年間で一族を含めると200車を超える大勢力へと成長し、独創の展望前面と、大半の座席が前向きのクロス式、それに一度聴いたら忘れられない音楽警笛「「ミュージック・ホーン」を携え、卓抜した走行性能と相まって、ほぼ半世紀近く名古屋鉄道の特急を初め優等列車に重用されて参りました。そのパノラマカーもこの9月中旬をもって全て用途廃止、他の鉄道線への転身も叶わず、全量が潔く退いて行きました。喪失感は大変大きく、今も全てが消え去った現実を受け入れられないでいます。想えば、追加料金を要さない自由席でありながら展望室立入のできる空前絶後の存在にも関らず、余りにも身近であり過ぎた為に、その希少さが理解できなかった所に反省の余地があると今は自覚しています。
最早展望式の本家は失われ、今は僅かな残党が残るだけのパノラマ一族。拙日記でも何度か取り上げて参りましたが、最期の年の最終月に、もう一度だけやらせて下さる様。
その思い出と共に、今年一年の雑感を織り交ぜながら今月記事を進めて行けたら、と思う次第であります。*(新幹線)*
2009=平成21年も、遂に最後の月となりました。
今年も激動の一年となり、その事は折々の拙日記にても触れて参りましたが、些細な事ながら拙趣味にての最大の痛恨事が、ほぼ半世紀を駆け抜けた地元名古屋鉄道の展望式名物電車「パノラマカー」との永の別れでありました。
1961=昭和36年の初登場以来、15年間で一族を含めると200車を超える大勢力へと成長し、独創の展望前面と、大半の座席が前向きのクロス式、それに一度聴いたら忘れられない音楽警笛「「ミュージック・ホーン」を携え、卓抜した走行性能と相まって、ほぼ半世紀近く名古屋鉄道の特急を初め優等列車に重用されて参りました。そのパノラマカーもこの9月中旬をもって全て用途廃止、他の鉄道線への転身も叶わず、全量が潔く退いて行きました。喪失感は大変大きく、今も全てが消え去った現実を受け入れられないでいます。想えば、追加料金を要さない自由席でありながら展望室立入のできる空前絶後の存在にも関らず、余りにも身近であり過ぎた為に、その希少さが理解できなかった所に反省の余地があると今は自覚しています。
最早展望式の本家は失われ、今は僅かな残党が残るだけのパノラマ一族。拙日記でも何度か取り上げて参りましたが、最期の年の最終月に、もう一度だけやらせて下さる様。
その思い出と共に、今年一年の雑感を織り交ぜながら今月記事を進めて行けたら、と思う次第であります。*(新幹線)*