北方領土 「ただの戦利品」か？

コナサン、ミンバンワ！2010=平成22年9月も、拙日記を宜しくお願い致します。歴史的猛暑に終始した先月の気候を引きずり、全国的に、依然として厳しい残暑が続く様です。想えば今月は防災月間。お互いに、災害への備えに心構えと共に、引き続いて健康安全留意にて参りたい所であります。

所で本日、先の大戦、大東亜戦争こと太平洋戦争の対戦国、旧ソビエト連邦　現ロシア共和国が、9/2を第二次世界大戦終結の日に制定した由。これには、ちと違和感と遺憾の気持ちが否めない気がします。
1945=昭和20年のこの日、先の大戦に敗北を喫した我国代表が、米合衆国戦艦ミズーリ号の艦上にて、降伏文書に調印した事に因んで設けられた経緯の様ですが、不良なのは、本来我国固有の領土たる北方四島の占有を「この戦いの勝利による」としている事。

この見解を、皆様はどうお感じになりますか？祖国日本の父祖各位が、それこそ命を賭け、血と汗と涙の努力の果てに拓き、築き上げた北方領土。その土地を、戦勝を理由に強奪に等しいやり方で占領し、あたかも固有の領土の様に喧伝するロシア共和国の神経は、我々の理解を超えている何かを感じざるを得ません。

あの大戦の末期、旧ソ連は、当時の日ソ中立条約を反故にして、当時我国の影響下にあった満洲に一方的に侵攻。そこのみならず、樺太南部や千島四島まで占領した挙句、この土地に居住されていた我国の数十万に及ぶ同胞を、極寒のシベリアの地へ10年以上に亘り連行し、強制労働の果て数万に及ぶ犠牲を生じているのです。「勝てば官軍、何でもあり」のこんな見解に同調する訳には参りません。

今、我国内にては、政権党たる民主党代表選の準備中。現職の菅大臣も、有力候補の小沢最高幹部も、国内経済や財政の再建と共に、こうした外部の問題に対しても、国家としてのコントロールを失わない様気をつけて頂きたい。あるいは、ロシア共和国は、我国政治のもめている現状を良い事に、我国固有の権益まで蝕もうとしている印象を強く受けます。

民主党代表選自体もほめられたものではないが、絶えず監視していないと、ロシア共和国だけでなく、周辺諸国よりもなめられかねない事を、我国民も政府関係各位も、肝に銘ずべきでしょう。*(日本)*