コナサン、ミンバンワ!2009=平成21年5月も、拙ブログをどうか宜しくお願い致します。
今GWも中心となる五連休に入り、自動通行料収受装置ETC加入者向けの特割の影響もあって、全国の高速道路では大きな渋滞箇所が続出している様だ。小規模ながら懸念された事故も生じており、休み明けまでのつつがなきを祈りたい所だ。
さて俺は今日、岐阜の悪友と共に、岐阜土岐にて催された陶器の祭典、美濃焼祭りを見物して来た。当地愛知の、瀬戸市を中心とする東尾張と岐阜東濃は北九州有田と並ぶ我国三大陶器の名産地と謳われ、内二箇所までが当地にある事になる。この地域が「陶都」と言われる所以だろう。
今回は、前述の高速道路特典の効果もあって例年になく来訪客が多く、催しは大いに盛り上がっていた。ただ、多くの各位がお気づきの様に、会場にて販売される飲食物の類は市街地のスーパー店やコンビニ店に比べて明らかに割高であり、やはり近場でも観光地なんだなあ、との印象を強くした次第。
夏山などは特にそうだが、平地より相当に高い価格に設定しても、良く売れる。これは買う来訪客の方も「たまの遠出だから、高値でもまあ良いか」との言わば気が大きくなる心理を巧みに突いたものであろう。勿論時間を経た物の大幅値引きもあり得る。俺も遠出などの折、飲食物や土産物のコストにはそれなりに気を配っているつもりだが、帰って来て計算してみると、やはり高めの価格にて入手している事が分かったりする。良くないとは思いながら、次も、その次も結局はやっている。まあ時々の事だから、と納得しても良いのだが、本当は良くないのも事実だろう。苦笑
話は変わるが、此度の政府決定による定額給付金施策や高速道路特典にしても、どうもこうした「観光地の商法」を真似ている気がしてならないのである。上手い話で釣っておいて、後年大幅増税・・・なんて事になりはしないか。勿論一方で、近い将来税率を上げざるを得ない、との財務当局のアナウンスがあるだけ、以前よりは些かの誠意が感じられはするのだが・・・。