Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

享受するだけではダメだ

2010-10-17 16:20:37 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンニチワ!日中は残暑続きだった当地名古屋も、今日辺りよりはようやく最高気温も20℃台前半まで下がり、秋らしい風情となって来た。「暑い暑い」などと忙しさもあってボヤいている内に、彼岸花もコスモスも見頃を過ぎてしまった。後は来月の紅葉を待つだけ・・・では寂しいか。苦笑

もう一つの写材、鉄道交通の方は昨日、当地の悪友の一人の誘いもあって遥か西方、山口県まで彼の地で元気にやっている保存蒸機の列車を撮る機会に恵まれたは良いが、帰路の深酒が祟って頭痛を拾ってしまい、今日午前まで後遺症に悩まされていた。今日は、新幹線の名物試験列車「ドクター・イエロー」の走行日だったものの、そんな訳で捕捉を断念、拙居所の窓から見送った次第。こんな時に限って、黄色の車体が、銀杏の様に一際鮮やかに見えるから皮肉なものである。又苦笑

さて、その鉄道交通とも関係するが、今月初、拙知友がCafe日記にて、大都市圏にて設定の進む女性専用車両の事に触れていらした。勿論これには賛否両論があり、それぞれの主張自体は良いのだが、首都圏の某路線にては、反対派の数人の男がプラカード持参で女性専用車に強引に乗り込み、騒ぎを起こすと共に、女性客としばしば諍いを起こしているやに聞く。法的に必ずしも違反していない事を良い事に、この様な挙動に出る由だが、法律にさえ触れなければ何でもありと言う、道義を大きく損ね、又我国男性の品位を大きく貶めるこの様な挙は勿論認められるものではない。

民法第一編「総則」第一条第三項「権利の濫用はこれを許さず」

同法第四章「法律行為」第九十条 公序良俗「公の秩序又は善良の風俗に反する事項を目的とする法律行為は無効とす」

前述の連中は、この決まり事を知っているのだろうか。相手に明白な危害が及んでいる以上、こいつらの言論・表現の権利の濫用は明らかであり、又、直ちに違法ではなくとも民法第九十条の規定を準用して、この様な行為を断つ措置を行政に行わせる様、当事者や我々国民は働きかけなければならない。声を上げなければ、益々エスカレートし凶暴化する危険だってあるだろう。

又、今月は、前述とは別の知友の方の同日記にて、化粧品などの美容用材の製品化に際し、薬品などで良く問題にされる、動物実験の行き過ぎなどの実態があるらしい事が指摘されていた。事実とすれば大いに遺憾な事。この様な権利の濫用は、場所を弁えぬ喫煙や、道路の危険を顧みない悪質な路上駐車などにも見受けられ、事の根源は個人の権利ばかりを偏重し過ぎた、戦後教育の大いなる不良が出所であろうと、俺は見ている所だ。

その元凶、左傾政党と日本教職員組合の多くが支持する政権党 民主党の現状も似た様な所があろう。同党批判だけでは何も解決しない、との見方があるのも事実だが、何しろ同党、政権党として最も大切な、強い明確な統一見解を発する事ができない。強い意思統一を行って、その事を確実に国民の許へ伝え届ける責務があるはずなのだが、その事がとんと見えて来ない。こんな事では「批判するな」と言う方が無理だろう。内には、最大の実力者と言われる小沢最高幹部の政治資金問題の不透明な所を抱え、外に向かっては、先般の沖縄尖閣における中華人民共和国の漁業船舶事故の問題に際し、現場を捉えた録画々像の国民向け公開を渋り続けている。個人の権利に好意的だった民主党にしては、随分と不明朗ではないか。又、前述の不正資金問題に関し、参院議員会長の輿石某は「小沢幹部の国会並びに政治倫理審査会招致は不要。全て裁判に委ねたからそれで良い」との雑魚の如き見解をほざいた。一体こいつ、何を考えているのか?形こそ違え、同様に不良政治資金問題を起こした北海道教職員組合と似た体質が、この様な言動をさせるのだろう。勿論「北教組の問題は日教組の問題」。だからこそ、戦後一貫して個人の権利偏重の偏向教育を変えようともしなかった同組合の不良体質が改めて目立つのも事実である。とまれ、こんな風が改まらないのなら、民主党は速やかな衆院解散総選挙にて、改めて民意を問うべきである。

話がやや脱線した趣もあるが、党内の意思統一さえせずに政権の座に居座ろうとする民主党、又、本当は我国ではなく朝鮮半島の利害が主眼と言われ、一旦は去ったものの、折あらば連立復帰の機会を窺っているとされる社会民主党。どちらの姿勢も「権利はただ享受さえしていれば良い」との印象を強く受けるのは、俺一人ではあるまい。拙Cafe日記にも記した、中東石油資源開発よりの撤退の問題も同様。船舶王 笹川良一さんや家電王 松下幸之助さんが生前仰っていた様に、権利と義務はあくまで対をなす表裏一体のものであり、その為に何をなすべきかと言う心構えを忘れてはならないはずである。

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