昨日より、拙趣味たる写真仲間の、夏の会合が東京都内にて催され、直前で都合がつき顔を出して来た。普段なら、交通費がかさんで困る所だが、幸いにもJR社の、学校の長休時期に発売される特割券「青春18きっぷ」の利用可能期間にかかり、安い交通費にて往来できたのは幸いであった。それにしても、昨日から今朝にかけての首都圏は、7月下旬とは思えぬ涼しさ。去年辺りまでの猛暑も勘弁願いたいが、このままだと久し振りの冷夏となるのかも。どちらにしても、野菜や穀類などの農産物の作況を悪化させ、価格高騰に繋がりかねないので、天気の状況は、健康面と共に、我々も注意を払う必要があろう。現に、異常高温に見舞われた米合衆国の内陸部にては、穀類などが凶作となり、相場の上昇が起き始めている様だ。
さて、本日は曇天なれど、梅雨が明けてしまった訳だが、この時期恒例の低レベル娯楽読物「五条河原落書」をもう少し連載させて頂きたく思う。今回は第13話。実母に面会すべく、留守中の偽!弁慶宅とその離れとも言える、河畔の地下壕に乗り込んだ偽!大黒、偽!義経の両名と、その配下の計約10人の男達。偽!弁慶が強奪や詐取などで不正入手した刀剣類が、本人の申告を大きく下回った事実に不快感を抱く一方、持病的趣味とも言える、成人向18禁図画や媒体の予想通り?の多さに唖然としているのも事実である。
偽!義経「ハハ。こちらは確かに『1000本太刀』まで後1本ですな。所で皆、雑誌とか写真集なんかの、18禁図画の方の数は、把握できたんかな?」
供の者「はい殿、やや手こずりましたが、たった今、分りましたので申し上げます。3人で手分けして数えましたが、それぞれ322,336,それに341にてござります。」
偽!義経「よしっ、ご苦労やった!勘定はそこまでで良い。合計は俺がやる。322+336+341=・・・ハハハハ、これも999でござりますな!」
偽!大黒「なあ義経、そして皆の衆。どちらも『999』だってよ!これさぁ、偶然にしては、でき過ぎとる思わへんか?」
偽!義経他一同「仰る通り、偶然の一致とは思えませんなあ。」
偽!大黒「それで、ここからはワシの見立てなんやが、先刻飛脚の者が届けた小荷物が、どうも弁慶が出発前に注文した18禁媒体やないかと想像するのやが、皆はどう思うや?」
偽!義経「それがしも、多分それではと愚考します。但しですね、武者の嗜みとして、万が一にも、開封すると炸裂する、爆発物だったりする場合もあり得るものと想像する必要もありかと心得ます。」
供の者複数「私共も、殿と同意見にてござります。例え、送り主様が信頼できるお方だったとしても、まさかの場合に備える心がけは必要でござりましょう。陛下」
偽!大黒「よしゃ!全員一致って事で、結論それで行こか。包装を見る限り、送り主は怪しい人物ではない様やが、ここは弁慶が帰ってから、奴自身にて開封させるべきやろうな。」
偽!義経他一同「大黒様のご決定に同意です!」
偽!大黒「よしゃ!全員で、速やかにここを保存してくれや。弁慶が帰り次第、奴を立ち合わせて、この行状を糾したろうやんか。」
偽!義経他一同「心得ました!」現場保存と施錠の後、一同は引き揚げた。
その数日後、実母との面会を果たした偽!弁慶が帰って来た。その日夕方、例の3人は、いつもの五条大橋上にて待ち合わせの上、馴染み処へ。
偽!弁慶「陛下、殿、留守中は有り難き事にござります。」
偽!大黒「まあ良い良い。そなたの所2ヶ所、とっくりと見させてもらった。ついでに、通信入手した物品も、受取っておいたからのう。」
偽!弁慶「それはそれは!大変ご面倒をおかけ致し、恐縮の限りでござります。」
偽!義経「まず訊くが、母堂はお元気でおわしたのか?」
偽!弁慶「は!お陰様で、至って健勝の様子にござります。」
偽!大黒「次によ。上洛のご意向はどやったんや?」
偽!弁慶「はは!その事につきましても、いずれ時期が来ますれば、こちらへ上りたいとの希望にござります。」
偽!義経「急かすつもりはないけども、できれば雪とかの前に、こちらへお移りになれる様にした方が良い事ないか?俺達も、ご希望通りに動くでな。」
偽!大黒「そやそや。一篇その方向で、母堂と文面でもええから相談してみ。年を越すとしんどいやろうからな。」
偽!弁慶「重ね重ね有り難き事でござります。拙母には、その方向で話を進めて参る所存です。と、言う所で陛下、この前の上方へお越しの折の事を伺ってもよろしいか?」
偽!大黒「その話なら、喜んで聞かせて進ぜたい。のは山々やが、条件が一つある。その条件とは・・・。」 以下次号。本編は、フィクションであります。
特別の車両の電車、乗ってみたいです。
そういえば、東北にはいくつか特別車両の電車がありました。
1週間くらい旅行してみたいです。
・・・わんこがいるから難しい。
小型犬なら、移動用ケージに入れる等で同乗させられる様ですが、無理もあるみたいです。