今日はHAKASEです。昨日来久しぶりの梅雨空、そして今日はこれ又久しぶりで、まともな出だしのご挨拶となりました。苦笑
南九州や関東の一部など、我国本土でも梅雨明けした地方がある様ですが、当地東海の梅雨明けはもう少し先でしょうか。ただ、例年より降雨が少ないのは事実で、後1回位は昨日の様な調子の雨の1日があって良いと思いますね、
さて一昨日、北海道の大雪山系にて、登山中の方々が荒天のため遭難、計10名の方々が落命されたのはご存じかと思います。
夏山とは言え、想像を超える天候と気温の激変、それに対する装備の不足や登山各位の年齢の高さや登山ガイドの方の経験不足などが重なり、残念ながら最悪の結末を迎えてしまいました。まずは一言、犠牲各位のご冥福をお祈りすると共に、主催の旅行業関係各位の責任を明らかにする様願いたい所です。
北海道の夏山・・・そこは「一日の内に四季がある」程天気の変動の激しい所の様です。
大雪山系に赴かれた方々は、その多くが私より先輩格の50~60代。登山自体のご経験はそれぞれにお持ちの様で、それに見合った装備や準備も必要な事は、相当にご理解になっていた事が想像されます。そこの所は、過日も記した記憶がありますが20代の頃の夏、都市の街歩きの服装で3000m超の高山の頂に登ってしまうと言う、してはならない暴挙を犯した私よりは聡明だったと思います。あの時は中腹へ戻ってから、待機していた観光バスの車掌の方に、(暗に)「それってNGでは?」との反応をされた事からも今更の様に理解でき、天候が安定していて見通しも利いていた、正に幸運としか申し様のない状況だったからこそ無事帰れたのだと思っています。
顧みるに、一昨日の大雪山系は大荒れの天候だった様ですね。ご参加の方々の予想を超える大雨、強風、低温が重なり体温を奪う、所謂「低体温症」が多くの方々を襲い、意識や身体機能を大きく損ねた為に被害が大きくなってしまった模様。又、ガイドの方々が、この地域の案内に慣れていなかった様であるのも不運でした。
ただ、自力で動ける方々が、余りまとまらずに別個にてバラバラに行動されていたのには、やや疑問が残ります。二重遭難を防ぐ意味があったのかも知れませんが、もう少しまとまり、2つ位のグループで最後まで行動すれば、あるいは被害を軽減できたかも、とも愚考している所。それと日程が許す様であれば、1日待てば天気の状況が変わり、安全に登山できる可能性があった様です。
とまれ、各位十分と思われる準備や装備の上で行動されていた以上、登山自体を無謀と揶揄する事は許されず、見ている我々は、この事故から又一つ、山を目指す時の教訓や注意点を謙虚に学ぶ必要があるかと思います。
晴れていても、1時間もしない内に雨となったり、所謂ガスと呼ばれる濃霧の為に、視界を奪われ動けなくなる事も多い様です。交通安全や防犯防災でもそうですが、こうした事例や他の方々の経験を学び吸収して参る事が、次の悲劇を防ぐ手立てにも繋がるものと信じたいですね。
正に「前車の覆るは 後車の戒め」と言う事であろうと強く思います。*(山)*
南九州や関東の一部など、我国本土でも梅雨明けした地方がある様ですが、当地東海の梅雨明けはもう少し先でしょうか。ただ、例年より降雨が少ないのは事実で、後1回位は昨日の様な調子の雨の1日があって良いと思いますね、
さて一昨日、北海道の大雪山系にて、登山中の方々が荒天のため遭難、計10名の方々が落命されたのはご存じかと思います。
夏山とは言え、想像を超える天候と気温の激変、それに対する装備の不足や登山各位の年齢の高さや登山ガイドの方の経験不足などが重なり、残念ながら最悪の結末を迎えてしまいました。まずは一言、犠牲各位のご冥福をお祈りすると共に、主催の旅行業関係各位の責任を明らかにする様願いたい所です。
北海道の夏山・・・そこは「一日の内に四季がある」程天気の変動の激しい所の様です。
大雪山系に赴かれた方々は、その多くが私より先輩格の50~60代。登山自体のご経験はそれぞれにお持ちの様で、それに見合った装備や準備も必要な事は、相当にご理解になっていた事が想像されます。そこの所は、過日も記した記憶がありますが20代の頃の夏、都市の街歩きの服装で3000m超の高山の頂に登ってしまうと言う、してはならない暴挙を犯した私よりは聡明だったと思います。あの時は中腹へ戻ってから、待機していた観光バスの車掌の方に、(暗に)「それってNGでは?」との反応をされた事からも今更の様に理解でき、天候が安定していて見通しも利いていた、正に幸運としか申し様のない状況だったからこそ無事帰れたのだと思っています。
顧みるに、一昨日の大雪山系は大荒れの天候だった様ですね。ご参加の方々の予想を超える大雨、強風、低温が重なり体温を奪う、所謂「低体温症」が多くの方々を襲い、意識や身体機能を大きく損ねた為に被害が大きくなってしまった模様。又、ガイドの方々が、この地域の案内に慣れていなかった様であるのも不運でした。
ただ、自力で動ける方々が、余りまとまらずに別個にてバラバラに行動されていたのには、やや疑問が残ります。二重遭難を防ぐ意味があったのかも知れませんが、もう少しまとまり、2つ位のグループで最後まで行動すれば、あるいは被害を軽減できたかも、とも愚考している所。それと日程が許す様であれば、1日待てば天気の状況が変わり、安全に登山できる可能性があった様です。
とまれ、各位十分と思われる準備や装備の上で行動されていた以上、登山自体を無謀と揶揄する事は許されず、見ている我々は、この事故から又一つ、山を目指す時の教訓や注意点を謙虚に学ぶ必要があるかと思います。
晴れていても、1時間もしない内に雨となったり、所謂ガスと呼ばれる濃霧の為に、視界を奪われ動けなくなる事も多い様です。交通安全や防犯防災でもそうですが、こうした事例や他の方々の経験を学び吸収して参る事が、次の悲劇を防ぐ手立てにも繋がるものと信じたいですね。
正に「前車の覆るは 後車の戒め」と言う事であろうと強く思います。*(山)*