Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

夜空~想い出の夏の風

2009-08-20 23:52:00 | インポート
ミーSAN今晩は。先日は、北海道奥尻島の画像ご報告、誠に有難うございます。
ここは、お話にもあった様に1993=平成5年夏の北海道南西沖地震の折、巨大津波に見舞われて多くの人的犠牲を伴う壊滅的打撃を被った様子が、改めて理解できた次第。改めて犠牲各位のご冥福をお祈りすると共に、今のこの島の復興を、心よりお祝いしたく思います。

想えば、この津波の1年半後の1995=同7年初、今度は関西にての阪神・淡路大震災が生じたのでありました。思い出の地、神戸を直撃したこの震災。不気味な揺れは、当日早朝当地名古屋でも感じられ、横揺れが相当に長く「もしかすると、我国のどこかが大地震に見舞われているかも」とは思いながら、図々しくも再び一眠りする始末でした。

当日7amのTV報道にて、見慣れた神戸の街が火焔に包まれ崩落して行くのを目の当たりにした時は「何かの間違いでは」とつい思ってしまいました。倒壊した高層建物に高速道、ねじ曲がった線路上にて転覆した列車・・・しかしどれも、現実の映像でした。
数千と言う半端ではない犠牲・・・これが、震災に襲われた大都市の姿である事を否応なく認識させられたものでありました。こちらも、改めて哀悼の意を表したく思います。神戸も、奥尻島に負けず、良く復興を遂げていますね。

この夏は、お互いの地がしばしば揺れに見舞われました。当地は、近い将来の東海大地震の発生が懸念されています。先日の静岡・駿河湾にての地震が、この可能性を引き寄せてしまった事については、気象庁も完全には否定していません。
「明日は我が身」やはり、この自覚を新たにする必要がありそうです。
過日、貴女より震度6の揺れの凄まじさを伺った記憶があり、東海大地震が現実となった暁には、この位の揺れを覚悟しなければ、と思っている所です。余り楽しいネタではありませんので、地震の話題はこの辺で。

次に、今夏私は拙母負傷の療養などもあって、余り遠出ができなかったのはご存じかと思います。そんな折でもあり、読書好きな父の影響もあってか、これまでより本を読む時間が取れたのはまあ良かったのかな、とも思います。今夏、一番読みごたえがあったのが全国紙S新聞大阪社会部が編集した「死の教科書」でした。本書は、2005=平成17年春、兵庫県下のJR線にて生じた、100名を超える犠牲を生じた大列車事故の取材をきっかけに、家族や愛する人が突然失われる不条理を追う事により、色んな生と死の意味を様々な角度より取り上げた、濃い内容でした。その記事とも関係する事の様な気が致し、ここに、先月貴女がお詠みになった詩を、恐れながら引用させて頂きます。

「本当の自由 本当の幸せ」

今のわたしは 行きたいところに自由に行ける

食べたいものは 何でも食べられる、、、

こんなに自由に見えて 幸せな生活でも 本当の自由なんて何処にもない

私が一番欲しいのは 一番行きたいところは あなたのところ、、、

この下りを拝読して、私は本当に考えさせられたものでした。
「幸せの根源」とも言える、お言葉の事のできない方々が余りにも多い。
毎年、この時期になると私が避けて通れない「戦争と平和」の問題で、多くの家族や親族友人が引き裂かれ、終生再会叶わない例だってあるのです。あるいは前述の様な事件事故で、大切な方の命が奪われ、やはり共に生きる希望が断たれる例も。
殺傷こそしていないものの、あの朝鮮民主主義人民共和国による日本人拉致の事件もそうです。
その様な凄惨な事共に触れるにつけ、曲りなりにも家族親族知友がつつがなく行っている私なぞは、心より感謝しなければ、などと頭では思っている所です。

又々話が重くなってしまいました。ご免遊ばせ。先日の拙記事にても触れましたが、今月末の8/30(日)には第45回衆議院総選挙が執り行われます。今度と言う今度こそは、祖国日本のこれからを左右する重要な意思決定の日である様に思われます。
ここはお互い、強い信念を以て、厳しい一票を投じたいものであります。
「本当の自由 本当の幸せ」に少しでも近づく為にも・・・。*(三日月)*
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