コナサン、ミンバンワ!
先週末より本日まで、当地名古屋港近くの大規模展示場「ポートメッセ・なごや」にて、第16回名古屋モーター・ショーが行われ、私も甥と共に見て参りました。
今回はこれまでより規模的には縮小し、高速高性能重視よりはむしろ「脱石油」を目指した環境適合性能の追求に主眼が置かれていた様に感じます。従来のガソリン機関と電動機を併用した所謂ハイブリッド車の流れは、遂に「レクサス」や独メルセデス・ベンツの様な大型高級車にも及び、石油に全く頼らない新世代の電気車の展示も目立ち、文化や風俗の側面をも併せ持つ、自動車のあり方が目に見えて変わり始めている様に感じました。
さて、環境面と共に交通にとり大切な安全面の話。昨日付の地元紙「C新聞」によると、愛知県警察本部が歩行者の横断時は、車両通行を完全停止させる所謂「スクランブル交差点」の増設を決定した由。ここ数年、交通事故死全国一と言う不名誉記録が続いた事への対策の意味もある様です。
交差点での右左折事故。確かにずっと以前より問題視されて参りました。私も車には良く乗りますが、その経験からしても、どうしても交差点での右左折、所謂ターンの時は必ずしも横断歩道への注意や警戒が十分とは言えない時がある様です。
最も危険なのが右折。特に青信号のままで曲がる時、対向の直進車が途切れて一瞬安心する為に、右折先の横断歩道の監視が疎かになり易い懸念があるのは事実。正直、間一髪と言う経験がありますね。
事故事例を拝見しても、右折時の事故で犠牲となったり、深手を負った歩行者の各位は少なくない様です。
基本的には、横断歩道をターンにて通過する時のドライバーが厳重に注意すべきなのだが、やはり交差点自体をスクランブル化して「歩車分離式信号」に切り替え、歩行者と車両が完全に交錯しない様にする事が一番有効な様です。
自動車の普及が高い当地愛知にては、交通渋滞の一因となる可能性もあるとして、中々この交差点の普及が進みませんでしたが、調べてみれば、スクランブル発祥の地は愛知県。名古屋市役所近くにて、1972=昭和47年に開設されたのが始まりである由。これからは、発祥の地に恥じない普及を図らないといけません。
渋滞を避け、抜け道を使う車が増える事による事故増加を懸念する声もあるものの、これは幹線筋の青信号の連携を改善し、スムーズに走り易くする事にて解決できると私は見ています。逆に、抜け道を通ると信号連携が悪くなる処置を講じても良いでしょう。
もう一つ、幼稚園や小学校などやむを得ない一部の例外を除き、学校などの近くの交差点を重点的にスクランブル化し、その替わりに渋滞の一因となる押ボタン信号を廃止する方向があっても良いと思います。
若い内より「交通の秩序は、全体のバランスの上に成り立ち、決して一人の恣意にて変えられるものではない」と言う規範意識を育てないと、いつまでも凄惨な事故を大きく減らす事は叶わないと強く思いますね。*(車)*
先週末より本日まで、当地名古屋港近くの大規模展示場「ポートメッセ・なごや」にて、第16回名古屋モーター・ショーが行われ、私も甥と共に見て参りました。
今回はこれまでより規模的には縮小し、高速高性能重視よりはむしろ「脱石油」を目指した環境適合性能の追求に主眼が置かれていた様に感じます。従来のガソリン機関と電動機を併用した所謂ハイブリッド車の流れは、遂に「レクサス」や独メルセデス・ベンツの様な大型高級車にも及び、石油に全く頼らない新世代の電気車の展示も目立ち、文化や風俗の側面をも併せ持つ、自動車のあり方が目に見えて変わり始めている様に感じました。
さて、環境面と共に交通にとり大切な安全面の話。昨日付の地元紙「C新聞」によると、愛知県警察本部が歩行者の横断時は、車両通行を完全停止させる所謂「スクランブル交差点」の増設を決定した由。ここ数年、交通事故死全国一と言う不名誉記録が続いた事への対策の意味もある様です。
交差点での右左折事故。確かにずっと以前より問題視されて参りました。私も車には良く乗りますが、その経験からしても、どうしても交差点での右左折、所謂ターンの時は必ずしも横断歩道への注意や警戒が十分とは言えない時がある様です。
最も危険なのが右折。特に青信号のままで曲がる時、対向の直進車が途切れて一瞬安心する為に、右折先の横断歩道の監視が疎かになり易い懸念があるのは事実。正直、間一髪と言う経験がありますね。
事故事例を拝見しても、右折時の事故で犠牲となったり、深手を負った歩行者の各位は少なくない様です。
基本的には、横断歩道をターンにて通過する時のドライバーが厳重に注意すべきなのだが、やはり交差点自体をスクランブル化して「歩車分離式信号」に切り替え、歩行者と車両が完全に交錯しない様にする事が一番有効な様です。
自動車の普及が高い当地愛知にては、交通渋滞の一因となる可能性もあるとして、中々この交差点の普及が進みませんでしたが、調べてみれば、スクランブル発祥の地は愛知県。名古屋市役所近くにて、1972=昭和47年に開設されたのが始まりである由。これからは、発祥の地に恥じない普及を図らないといけません。
渋滞を避け、抜け道を使う車が増える事による事故増加を懸念する声もあるものの、これは幹線筋の青信号の連携を改善し、スムーズに走り易くする事にて解決できると私は見ています。逆に、抜け道を通ると信号連携が悪くなる処置を講じても良いでしょう。
もう一つ、幼稚園や小学校などやむを得ない一部の例外を除き、学校などの近くの交差点を重点的にスクランブル化し、その替わりに渋滞の一因となる押ボタン信号を廃止する方向があっても良いと思います。
若い内より「交通の秩序は、全体のバランスの上に成り立ち、決して一人の恣意にて変えられるものではない」と言う規範意識を育てないと、いつまでも凄惨な事故を大きく減らす事は叶わないと強く思いますね。*(車)*