Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「9.11」~我が想い

2006-09-12 07:52:00 | インポート
お早うございます。

少し遅くなりましたが、2001=平成13年の昨日、現地では当日ですが、米合衆国東部を襲った乗っ取り旅客飛行機による大規模テロ事件より丁度5年が経ちました。

当日の衝撃の光景は今も良く覚えてますね。
「事故ではないか」と思わせる世界貿易センターへの航空機衝突の速報、南北両棟が同様のダメージを被った事、そして何より、あり得ないと思われた高層の両棟の倒壊と多くの人的被害・・・などなど。
犠牲の各位には、改めてご冥福をお祈りしたく思います。

凶行に及んだのは中東を中心に展開するイスラム軍事組織「アル・カーイダ」であるとされています。この組織は1970年代末、中央アジアのアフガニスタン紛争にて合衆国の援護にて旧ソビエトと交戦した事があり、その後の合衆国の対応の不良に深い恨みを持っていたとされます。
イスラム教典によると、正等な理由のある報復行動は許容される由。同軍事組織はこの事を曲解、拡大解釈してN.Yを中心とするテロ行動に及んだものと思われます。

私が思ったのは、イスラム軍事組織は殺人、大規模な破壊活動の罪責を負っているのは事実であり、捕捉され応分の裁きを受けるのは当然ですが、米合衆国がイラクにて展開している様な「力による解決」には限界があると言う事でしょう。
現地の合衆国軍の士気は長期戦によって衰えていると言われ、犠牲者も多数に上っています。我が自衛隊も先日まで人道支援に赴いていましたし、一部の部隊は今も活動継続中です。

歳月はかかるでしょうが、現地の貧困の問題を緩和するなどの地道な取り組みが求められているのではと思います。
又、これは昨夜行なわれた駐日合衆国大使館にての追悼行事の席上、同館関係者と思われる方のご発言にもありましたが、宗教等の違いから来る立場の相違を相互に理解する必要もありましょう。
我々の世代だけでは解決せず、何世紀にも亘る努力が求められるでしょうが、逃げずに向き合って参るしかないのかも、とも思いますね。*(日本)*
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裏金~そして倫理欠如

2006-09-09 22:39:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

国民的慶事、皇室新親王ご誕生の感激も覚めやらぬ所へ余り気が進まないのですが、北隣の岐阜県にて生じた不祥事に触れない訳には参りません。敢えて記させて頂きましょう。

先月来報道にてご存知の様に、岐阜県関連の複数の部署にて、公的資金を不正に留保する所謂裏金事件が発覚しています。
期間は概ね1992=平成4年より2004=同16年のほぼ12年間に亘り実に約17億円の現金が、関連業者等への水増し請求などの手段により不正に留保され、県職員の交際費などに流用されたり、現金の一部は、当事者の勝手な判断にて焼却などの処分をされていた模様。
県民から集めた血税の使途に大きな不正があった訳で、極めて強い憤りを覚えます。
余談ながら、この金額を以ってすれば昨春惜しくも廃止となった岐阜の路面電車全路線を、少なくとも当面は存続する事が可能でありました。

前岐阜県知事もその疑惑を問われ、ご本人自身は裏金関与を否定していますが、当時の首長としての管理監督責任は免れ得ないでしょう。くれぐれも潔い対応を願い、当事者は厳重かつ公正に処分して頂きたい。

さてさて困った事に、先の福岡の大事故後も公務員による飲酒事故が後を絶たない様です。昨夜も兵庫、青森の両県にて立て続けに2件の事故が発生、重傷1名を含む複数の負傷者を生じています。各都道府県共飲酒運転防止に向け厳重な通達が出されているはずなのに、これは一体どうした事なのでしょうか?

私の感じた所として、これらの不祥事は役所自体の職員に甘かった体質もさる事ながら、全国的、国民的な倫理欠如=Moral Hazardの問題が背後に存在すると思います。
つまり加害者としては己に甘い一方で、被害者としても危機感が薄く、危険からは自衛しようとの努力が希薄なんですね。
これはやはり「平和ボケ」の困った面なのでしょうか。事実とすれば、日本国憲法のあり方も問われるべきでありましょう。
遺憾極まるこれらの状況を、国民の地道な努力により打開しなければなりません。まずは教育啓蒙が緊急の課題でしょう。特に自己責任への姿勢の確立が大事。

今月よりは、前述の岐阜路線の線路撤去が遂に開始され、後2年でその全てが姿を消そうとしています。1度失われ、損なわれたものを取り戻すのは容易ではありません。
我々もその事を意識して、今後を歩む必要があると強く思いますね。
P.S 今月の当ブログ「トイレの雑記帳」にても飲酒運転の問題につき記しました。
必要に応じご参照下さる様。*(注意)*
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特報~奉祝!皇室新親王ご誕生

2006-09-06 22:32:00 | インポート
本日、我々日本人にとり、大きな歴史的慶事がありました。ご存知の様に、秋篠宮親王ご夫妻に、初めての男児、即ち親王がお生まれになりました。まずは心より一言、奉祝申し上げます。

既にご存知の様に、紀子妃は予定通り帝王切開によりご出産、少々状況が案じられましたが、母子共にご健康の由。まずはお二方、ごゆっくりとお休み下さると共に、今後のつつがなきを切にお祈りしたいものであります。

新親王は皇太子、秋篠宮の両殿下に次ぎ、3番目に皇位継承資格をお持ちとなります。折りしも皇室は、現行の皇室典範の規定たる男系皇位継承が不安定な状況に悩んでおり、際どい所ではありますが、女系継承に道を開く等の改正問題は、ひとまず今日明日の課題でなくなった事は事実でしょう。
2週間後に迫った自由民主党次期総裁選の候補各位も概ね「将来へ向け時間をかけて検討すべし」とのお立場の様です。私もこの姿勢を尊重したく思いますね。

新しい親王様は、しかしながら大変な時代へ向けて船出する事となってしまったのも事実の様です。これから祖国日本は再び激動の時代へと突入するかも知れません。
次期内閣総理大臣候補のお1人、安部晋三さんも触れていらっしゃいますが、制定60余年を経てようやく実現へと動き出した国家の基本法、日本国憲法と教育基本法の改正、そしてそれらの実現へと繋げる国民投票法の制定。内に向かっては平和を維持しつつ、自由の合理的見直しと道徳の再建、外に向かってはより主体的で説得力ある外交姿勢を打ち出す必要があるでしょう。
尤もこれについては、昔から良からぬ体質を温存して来た外務省の粛清と、より効果のある自衛力の取得が条件となるでしょうが・・・。
とまれ問題山積の現状ですが何とか立ち向かい、乗り切る他なさそうです。

新しい親王様、こんな我々日本人ですがどうか末永く、宜しくお願い申し上げます。
最後に紀子様、此度は本当に有難うございます。*(日本)*
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飲酒運転の構図

2006-09-05 23:58:27 | 日記・エッセイ・コラム

コナサン、ミンバンワ!9月も当ブログを宜しく願います。

表日記にても触れたのだが、今夏は例年にも増して多過ぎる事件事故と共に、飲酒運転による事故も多かった様だ。

最も悪質なのが、幼少3兄弟が犠牲となった福岡市の飲酒追突事故。加害者の男子公務員は相当量の飲酒のみならず、事故後海中に転落した相手車乗員の救助もする事なく現場よりの逃走を図り、揚句同乗者に飲酒量を少なく見せかける為、多量の水を調達させ飲んでいたと言う悪質ぶりである。言うまでもなく、重罪と言われる危険運転致死傷罪の適用を逃れようとしたものと思われる。最早情状酌量の余地もない。あるのは限界の厳罰だけだろう。

さて今夜は、全国で悲劇を引き起こす飲酒運転の背景を少し見てみたいと思う。

昨年より罰則が大きく引き上げられたにも関わらず、飲酒運転やその関連事故は減っていない。夜間の飲食に係る飲酒にて、そのまま乗って帰ろうとする古くからの形態に加え、危険運転致死傷罪のきっかけとなった高速道での長距離トラックやバス運転手の飲酒も問題視され、これらはまだ決して根絶された訳ではないと思う。

これらの問題の背後にあるのは、飲酒運転をする者の人間関係による所が大きいのではないか。つまり、普段より馴れ合いの様な間柄になっている為、飲食の席でも運転しない者と同じ気にて酒気をあおり、その結果相当に酔っていても「まだ良い、大丈夫」と言わば自信過剰の状態に陥り、又周囲も易々と許してしまうのである。これは酒類を提供した飲食店も同様の責任があるだろう。そもそも公共交通の通わない郊外の駐車場完備の店舗にて、酒類を扱う事自体が異常ではないのか。

一方プロと言われるトラック、バスなどの運転手の飲酒も遺憾だ。高速道のSA等の飲食店、売店にては酒気の扱いは禁止のはずだが、運転手達は高速道への手前にて、酒類のあるコンビニ店などで酒を手に入れていた様だ。これは言わば、コンビニ店にも酒販を認めた規制緩和の負の側面ではないのか。

酒販は原則、深夜は行なえないが、店員のいる店舗なら多少の融通が利いて、その時間帯にても入手できる可能性はある。そうした網の穴を掻い潜って不心得なドライバーは酒気を入手していたのである。経済学者 内橋克人さんのご指摘にもある様に「規制緩和は良い面だけでなく、悪夢の様な負の面もある」と言う事を酒気の売り手も買い手も、もう少し深刻に受け止めるべきだろう。又、酒を扱う店に対しては、取り扱い時刻の厳守を強く求める必要もあろう。

安全教育による啓蒙も必要とは認めるが、これからはもっと、運転者の周囲が酒気を取らせない様働きかける姿勢も必要だろう。又、酒気を扱う飲食店は、公共交通の完備している地域以外は出店を認めないと言う行政の姿勢も、強く求められる事となろう。

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残暑

2006-09-03 23:16:00 | インポート
9月に入り、日中はまだ暑さが残るものの、朝晩はようやく凌ぎ易くなって参りました。
当地の最低気温、盆前後は約25℃前後の熱帯夜が続き、深夜も冷房が必須だったのですが、昨日今日のそれは22℃前後にて3℃位低く、これならもう冷房は不要でしょう。

これからは台風の頻発と本土への接近が懸念されます。今週も太平洋上にある第12号が本土を窺う気配を見せています。
先月末、日付変更線よりも東方にて発生、従って当初はハリケーンだった事になります。現状勢力もかなり大型です。
予想進路を見ると、本土への再接近は今週半ば、風水害の心配は勿論ですが、強風よりは大雨の方が問題でしょう。
何しろ特に西日本において、7月の大水害の被害より復旧途上の地方も多いですから。

今夏は、特に太平洋の水温が高めで、台風が多発し易い環境が整っている様です。
今月は、接近が予想される第12号の他にも複数の台風が我国近辺を通る可能性があります。水害を主に、進路や風雨の程度を予測し、事前避難等の対応が速やかに、確実にできると良いと今から思いますね。
勿論、大過ないのが一番であるのは事実です。*(注意)*
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