Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

やはり「定額給付金」は再考を!

2009-01-09 00:17:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

この所、当地愛知をも含む我国の太平洋側は降雨に恵まれず、空気乾燥よりの大規模な火災が続発、既に10名を超える方々が落命されました。
この中には住人の方の、明らかに防火管理が不良であった為に出火に繋がった例もあり、普段よりの防災意識の保持の大切さを痛感させられる出来事であります。

一方国会では、来月と言われる景気浮揚策、定額給付金の実施を巡って与野党の攻防が繰り広げられています。あくまでも実施を目指す麻生政権に対し、再考を迫る野党各党。
どうも今度こそは野党側に説得力がある様に思えます。
約\2兆を財源とする給付金の原則額は一人\12000の予定。小児と高齢者には割増が予定されるものの、消費刺激には程遠いとされ、衆議院総選挙を控えてのばら撒きではないかとの批判も聞こえます。
野党側は給付金構想を白紙に戻し、介護福祉の充実や医療危機の緩和、それに学校施設の地震対策推進などを主張しています。考えればこちらの方が、余程景気浮揚にも貢献し得るのではと思いますね。

\2兆もの金額を、医療危機の克服や介護福祉向けに充てられれば相当な改善が見込まれると言われ、例えば手薄な病院の人員補強によって救急患者の受け入れ拒否の問題が解消又は緩和されるとか、あるいは今まで激務の割に報酬の芳しくなかった介護職員の地位も向上し、折しも離職中の非正規労働者各位に新たな活路を拓くきっかけともなり得るでしょう。又、学校耐震化は、この所不振に喘ぐ建設業界の出番。1度きりの給付金よりは、余程生きた公的資金の使い方になると強く思いますね。本当に、生活資金に事欠く失業中の非正規労働者や年金生活者の各位には、援護の一時金の支給などを別途考慮する方法だってあると思います。
それを行わず、あくまで目先の人気取りのばら撒き策に終始するのであれば、今の政権与党に衆議院総選挙にての勝算は、極めて低いと申さざるを得ないと思うが如何でしょうか?*(日本)*
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アルコールとの付き合い方

2009-01-04 22:30:50 | 日記・エッセイ・コラム

謹賀新年。2009=平成21年も拙ブログを宜しくお願い致します。

新年と言えば、前年の暮れより続くお祝いムードで酒気に親しむ事も多いのは各位ご存じの所。悪友達も、又彼らの親御様やご親族もそれぞれに酒を楽しんでいらす事と思う。

ある悪友の父上は、健康上好いとかでワインを嗜んでいらす様だ。又、「酒は百薬の長」なる言葉をお信じになっている方も多そう。それに対し「結局、アルコールは全部毒!」と断言して憚らないのは我が父である。まあ若かった過日、相当懲りる事態を経験しての事だろうか。俺は不問に付したが、どうもその様に想像される節がある。

勿論父の見解も半分は正論であろう。どんなに健康的でも、度を過ごしてしまっては体調を支障し、甚だしければ急性酒毒などの生死に関わる事態となりかねない。適量をわきまえて嗜むのが正解だろう。そして肝要なのは自分に対してのみならず、周囲に対してもそうした姿勢で臨む事。明らかに相手が拒むのに、無理に勧める様な行為は許されない。以前は慶事や接待などの宴席で良く見られたらしいが、最近は流石に減ったのは、社会がそれなりの成熟を遂げたと見て良いのだろうか。又、近頃の若者は総じて酒量が減って来ていると言う。「頼りない」などと言う前に、それはそれで好ましい面もあると我々大人は受け取るべき。煙草と同様、度が過ぎれば好ましくない面が増えるのは事実なのだから。

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年頭雑感09=H21,s

2009-01-04 12:01:00 | インポート
今年2009=平成21年の正月三が日も過ぎました。各地帰省地よりは、都市部への交通混雑が生じている所もある様ですが、大過なきをお祈りします。お陰様で、拙方のそれは穏やかな内に過ごす事ができました。

その一方で、世界経済は昨秋より低迷しています。これについて、全国紙Y新聞の昨日の社説を引用しながら、少し見て参りたく思います。

「急変する世界 カギ握る米国経済の再生 深刻な世界同時不況の中で」
米国発の金融危機の直撃を受けた世界経済は、急坂を転げ落ちるように悪化している。
2009=平成21年も、厳しい試練の時が続くのは避けられまい。
昨年は米国、欧州、日本の先進国が景気後退局面に入り、中国、インドなど新興4か国の景気も急減速した。
国際通貨基金IMFの予想では、今年は景気が一段と落ち込み、世界全体で実質2%程度の成長にとどまる。日米欧がそろってマイナス成長に陥るのは戦後初めてだ。中国も2年連続で1ケタ成長となる見通しである。
先進国経済が低迷しても、新興国の高成長が補うという「デカップリング(非連動)論」はもろくも崩れた。牽引役が不在で、世界経済は同時不況から抜け出す道筋が見えない。
世界経済は、いつになったら回復するのか。楽観的な見方でも2010=平成22年半ば以降とされる。
カギを握るのは米国経済だ。
米国では住宅市況の悪化が続き、失業が急増している。国内総生産GDPの7割を占める個人消費も冷え込んだままだ。
こうした状況を受け、米連邦準備制度理事会FRBは昨年末、ゼロ金利政策を導入した。長期国債などを買い入れる量的緩和政策にも踏み込んだ。

「米の大規模な財政出動」
異例の危機対応を取ることで景気悪化を食い止め、デフレを阻止する決意を示した。しかし、FRBの金融政策だけでは不十分だ。連邦政府の財政政策と連携した両面作戦が重要になる。
今月20日に就任するB・オバマ次期大統領は、道路や橋の補修などの公共投資と、減税を柱にした$8000億=約\72兆超の大型景気対策を実施する考えだ。雇用対策では、2年間で300万人の雇用創出を目標に掲げる。
同次期大統領は、F・ルーズベルト元大統領が1930年代の大恐慌時に実施したニュー・ディール政策を意識しているとされる。米国経済を再生させることができるか、就任早々その手腕が問われることになろう。
同次期大統領が最初に直面するのは、米自動車大手3社、ビッグ3の再建問題だ。
ブッシュ現大統領は、GMとクライスラーへの巨額のつなぎ融資を決め、当面の経営破綻を回避した。
両社は3月末までにリストラ策を提出するが、それが不十分であれば連邦破産法による破綻処理の可能性が出てくる。
実際に破綻すれば、世界の金融市場や景気に及ぼす影響は甚大だ。オバマ次期政権は極めて難しい判断を迫られよう。
自動車業界への支援を含む金融危機対策と、大型の景気対策により、2009年度の米財政赤字は$1兆超に膨らむ見通しだ。これも米国経済に重しとなってのしかかることになる。
世界経済を立て直すには、主要国が米国と連携を強め、迅速に行動することが肝要だ。
すでに欧州、日本や、中国などの新興国が財政・金融政策の発動で足並みをそろえつつある。昨秋に開かれた世界20か国&地域G20の金融サミットの合意に沿ったものだ。
4月に英国で開催される第2回金融サミットでは、国際的に活動する金融機関の規制強化など、より具体的な成果が求められる。
ドル基軸体制の在り方も焦点の一つになろう。米国の財政赤字の急拡大で、ドルの信認が揺らぐとの見方が強まっているからだ。
しかし、ドルに代わる通貨が見当たらないのが現実だ。誕生から10年を迎えた欧州単一通貨ユーロも存在感を増したが、ドルほどの力はない。サミットでは、ドルをいかに支えるかが焦点となるのではないか。

「保護主義の台頭を防げ」
世界経済が動揺するなか、保護貿易主義の高まりが要警戒段階に入ってきた。
米国政府によるビッグ3救済に対抗するかのように、ロシアが自動車輸入関税を引き上げ、欧州や中国なども自動車業界の支援に乗り出した。このままでは、自国産業の保護合戦に発展しかねないとの懸念もある。
こうした時こそ必要なのが、自由貿易の促進だ。世界貿易機関WTOの新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)は、日米欧と途上国の対立が解けず、目標だった昨年末の大枠合意を達成することができなかった。
大恐慌は、世界各国が保護主義に走ったために、事態が深刻化した苦い教訓がある。
各国は、新ラウンドの早期合意を目指すべきだ。日本も率先して責任を果たさねばならない。

この文面より、米合衆国の経済情勢の凄惨さが伝わって来る様な気がします。中でも自動車大手3社の不振は世界的に見ても好ましいものではありません。経済性、環境適応性に優れた小型車の開発を怠り、利幅優先の大型高級路線に頼りきった結果でしょうが、同時に同国の自動車労働組合の、厳しい情勢への無理解も指摘されています。
合衆国メーカーの自動車製造コストは我国のそれを明らかに上回り、特に労務コストに引き下げ余地があるとされます。労組の理解協力をいかに取り付けて費用を下げ、同時に時代に合った新車開発を行えるかが同国メーカー再建の重要なポイントでしょう。
次に、大幅な利食い目的での投資で悪名高い所謂ヘッジ・ファンドを初めとする国際金融機関への活動規制も急務でしょう。
市場経済それ自体は良いが、他国の経済混乱をもたらす様な野放図な国際金融のあり方は何らかの規制をされるべき、とは欧米の著名な有識者各位のご指摘でもあり、先進国以外の利益をも考えると、早急な対応を願いたい所です。
最後に保護貿易主義の風潮・・・これは是非その火を消し止めたい所。
特にロシアのそれは、歴史的に見ても露骨な姿勢が目立つ様で、国際社会によって糾されるべきだと思います。
一つ間違えば戦争にも繋がりかねず、平和路線・そして国際協調路線を掲げる我国は、こうした動きを注視して方策を打ち出す必要がありますね。又、事ある毎に平和とか反戦を口にする空想主義勢力は、少しは現実の社会経済の事共を学習し、地に足をつけた主張をしなければ、いつまで経っても国民的理解を得る事は不可能でしょう。
今この時にも、収入や住居の事で困窮していらす各位は少なくありません。確かに、安易に非正規の道を選んだ向きもあるのは事実ですが、多くの真面目に生きている困窮者各位の事も考え、我々自身をも含めた適切な対応が求められる所だと思います。*(日本)*
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謹賀新年2009=H21,s

2009-01-01 12:03:00 | インポート
新年明けましておめでとうございます。
只今、帰省中の名古屋市内の実家より一時戻り、ご挨拶をさせて頂いております。

年初の朝、当地名古屋は一応初日の出を拝む事ができ、写真撮影を逃したのがちと悔やまれる所です。この後の予報は曇り。三が日の内一日は、ひょっとすると雪が舞うかもなどと言われております。

社会経済も当地を含め情勢が芳しくなく、今年は大変ではないかと言われておりますが、何とか前向きに進む事ができればなどと思っている次第。
詳しい記事は又、1/3(土)以降綴って参ろうと思います。
又、昨年秋冬写真帖新作の時期となりました。こちらも近日中にご覧頂ける様仕上げて参る事と致します。

それでは今年も、どうか宜しくお願い致します。*(日本)*
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