Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

梅雨明け~「海の日」に寄せて

2010-07-19 22:05:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

一昨日より今日まで、世間一般にては所謂三連休の所も少なくなかった様ですね。今世紀に入り、7月唯一の祝日「海の日」が第三月曜日となった事も大きい様です。実は拙方も、恐れながら親族と共に、日本海側へ写材探しと風景を愛でに参っておりました。
当初は遅れると予想されながら、突然訪れた梅雨明け。そのお陰もあって、出かけていた新潟・秋田両県にあっても、目立った降雨はなく、厳しい暑さを別とすれば、概ね晴天に恵まれた行程でした。詳しくは、又後日記すつもりであります。

私にとっての日本海・・・それは日頃身近な太平洋側とは異なる魅力があるのは事実。当地の海と大差ない穏やかな夏場、打って変わった荒れ模様の厳しい冬場、そのいずれも見て参った私には、程度の差こそあれ、どちらもそれぞれの良さを感じます。
親しむのは良いが、決して侮ってはならない大自然の尊厳を教えてくれる、そんな存在と言う所です。

大体は、沿岸を通るJRの列車や、ここ数年乗る機会の増えた高速バスの車窓より眺める事が多いですが、時折沿岸に降り立つ機会を与えられる事もありますね。
今の時季は、海開きと梅雨明けが重なる事もあり、海水浴やウィンド・サーフィン、ダイビングや水上バイクなどのマリン・スポーツに興じる方々も多く見かけますが、決して無理はされぬ様にと申したい所。状況把握が甘くなり、警戒が緩んだ時に人命に関わる悲劇が生じる事がある様に感じるからであります。

それと、今の日本海は中華人民・朝鮮民主主義人民、ロシアの各共和国や大韓民国も関わっていると見られる、産業廃棄物投棄などによる海洋汚染も懸念される所。既にこれらの各国とは、離島の領有や漁業資源などを巡っての見解の相違の問題などを生じている訳ですが、日本海の将来にも関わる水質と水産資源の保全についても、息長く周辺国との交流と意思疎通を深めて頂きたい所。

そして、もう一つ。未だ全面解決を見ない、昭和中期の1960~70年代、即ち東西冷戦下にて生じた、朝鮮民主主義人民共和国による日本人拉致事件についても、我々は速やかな全面解決へ向け、不退転の強い姿勢を維持する心がけが必要かと思います。勿論、解決への糸口を築いた、小泉政権の功労はここでは評価すべきでしょう。明7/20に予定の、現地の拉致被害者に会ったと言われる元大韓航空機爆破実行犯とされる女性来日も注目される所です。
この日本海沿いを列車やバスにて往来する度に「あの水平線の向こうに、未だ還れぬ同胞がいらす」事に想いを新たにしている次第。

「海の恩恵への感謝と、海洋国日本の繁栄祈願」と言う、「平和条項」日本国憲法第9条に匹敵する大看板を掲げる「海の日」。
その看板を生かす為にも、今まで顧られなかった我国港湾の経営戦略強化と共に、これらの事共が疎かにならない事を、心より祈る次第であります。*(波)*
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「ねじれ」再び・・・

2010-07-14 23:41:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

梅雨も終盤に入ったとかで、当地名古屋は短時間に滝の様な大雨が降っては止み、と言った不安定な天候が続いています。ご存じの様に、西日本や九州を中心に大雨から来る大規模な水害も目立ち、残念ながら犠牲となった方もありますね。
被災各位には、心よりお見舞いを申す次第です。

さて、先日実施の第22回参議院選挙にて、第一党民主党が大きく議席を減らし、後退した事もご存じかと思います。参議院全体の半分に当たる非改選分を含め、連立関係にある国民新党の議席を含めても同院の過半数には届かず、今後は野党の賛同を得なければ法案成立も難しい状況。
日本国憲法第59条「衆議院の優越」規定を生かし、参議院にて否決されても衆議院の賛成多数で再可決する方途もありますが、現政権の勢力は衆議院にても再可決の条件たる2/3を割っており、こちらにても、野党の理解と協力を要する現状。菅政権の運営は、益々難しくなったと申せるでしょう。

直接の敗因は、選挙戦終盤になって突如菅大臣が触れ始めた消費税の将来へ向かっての引き上げの可能性に言及した事であるのは事実ですが、複数の民主党幹部の政治資金に関する疑惑や、決して適切とは言えない外国人参政権とか選択的夫婦別姓法制化策動への対応、それに在沖縄米合衆国軍航空基地に絡む沖縄県の負担軽減策に失敗した鳩山前政権の後遺症も考えられるでしょう。

今回は勝利した形の自由民主党にしても、この結果を手放しで喜べる訳ではありません。
想えば、天文学的とも言える巨額の累積財政赤字や経済危機、医療危機、それに少子化に拍車をかける保育不安などなど、その原因となったのは同党のバラマキ政治だったからであります。
今回は、言わば民主党がポロを出したから揺れ戻しの形で自民票が伸びた形だが、今後の政局へのフォローが不良なら、遠くない時期に必ず行われる衆議院の解散総選挙にても、大きな勝利を収める事は叶わないでしょう。

中小勢で健闘が光った「みんなの党」も同じ事。
公務員制度改革、行政刷新などで消費税増税は不要との主張だが、これはやはり「当面は不要」の域を出ないと強く思います。
もう60年以上も改定のない日本国憲法を見直さない事が、ただの問題の先送りに終わっている様に、消費税のある程度の引き上げはやむを得ないとは思う。ただ、それに当たっては、抜本的な行政見直しが不可欠であるとの主張には、一定の賛意を表しておきます。

後、今回も投票率は伸びなかった様ですね。60%割れは大変遺憾。これだけ待ったなしの難題が山積みであるのに、国民的関心は今一つ。
本投票の前日までできる、期日前投票が着実に普及しているのがせめてもの救いでしょうか。

平成初期の冤罪事件に苦しみ、最近ようやく公民権を回復した栃木県の菅谷利和さんが、先日の地元紙C新聞に投票にお越しの記事を載せていらし、その中で「一度失ったからこそ、普通である事、当たり前の事の有難味が分かった」とのコメントをされていました。
20年に近い歳月、公民権を奪われて生きた方のお言葉だけに、大変重いものを感じるのは私一人ではないと思います。
その上で「選挙権は、当然だが大切な権利。煩わしく思わず投票を」と仰っていました。同じ立場なら、恐らくはほぼ全ての人々が抱く気持でしょう。

今からでも良いから、各政党には、党派レベルで争っている場合ではない国難的状況を理解把握して頂きたい。常に「何が一番大事か」を念頭に行動を願いたい所であります。
P.S 次回は7/19(月・祝)以降に掲載致します。*(日本)*
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週刊三面雉Ⅴ

2010-07-11 23:32:40 | うんちく・小ネタ

コナサン、ミンバンワ!第22回参議院選挙も終わり、目下開票が進められている所。本投票に先立って行われた期日前投票はかなりの反響で、当初は高い投票率も予想されたが、本日の優れぬ天候と、消費税の扱いを巡っての各党の混乱など選挙の争点が良く見えなかった事もあって、最終投票率は伸び悩んだ様だ。今夜遅くには大勢が判明、昨年の衆院選で大勝した民主党連合政権にも厳しい情勢となる事が予想される所だ。

さて今季梅雨の低能読物、5回目の今夜は、偽!大黒による猿の一物の徹底検査とかになるのだろうか?

偽!大黒の黒船乗船者一同「手術~ 手術~ 手術~!」いや~、それにしても大変な音量である。

偽!大黒「一同、ご苦労やった!とても良く響いたな。さてとエテ公、ちとお前自身をこすって立ててみ。」

猿「ええっ?何ですと? ちと恥ずかしくてできませんなあ。」

偽!大黒「何をこく!お前、桃が島軍の作戦室で、ワン公の眼前で自慰こいとったそうやんか?」

犬「大黒様!仰る通りです。こいつは、我々がまだ赤殿や青殿と所領争いをしてた頃、作戦室で、あろう事か俺の見てる前でこきやがったのです。その挙句『良かった~!』ですよ。俺は思わず声を上げました。『何が良かっただよこの野郎!』てね。」

兎(船上より)「そのお話、いつぞやワン殿より聞きましたな。いや~、本当に言葉もないですわ~(呆れ)」

赤鬼「ウサ殿のお話でも、相当重症の印象ですな。まあこれ以上は控えますが。失笑」

青鬼「拙者はコメ差し控えます。苦笑」

偽!桃「あれ?青どん。貴方はエテ公に同調してたんじゃねえかな?」

青鬼「まあ確かにあの時は・・・ですね。今は、ちとご勘弁を。又苦笑」

偽!桃「まあ良いや。さてと皆々様。この岸壁では何やから、晩餐かねて改めて会見言う事にしてえですが如何?」

雉「賛成です。やはり各位お疲れでしょうから、そちらに場を変えて語らいましょう。エテ公の黒棒話も、その折に。笑」

偽!大黒「よしゃ!それで良いやろう。酒食も楽しみやが、何たってエテ公の黒棒変化を楽しみにしてるぜ。な!」と、猿の肩をドン!と叩いて見せる。

相変わらず、浮かぬ顔の猿。そんな事にお構いなしに、船の乗員共々、場所の移動が始まった。(次号は7/19に掲載予定です)

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一票入れて~2010,s

2010-07-10 23:59:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!本州の多くの地方もそうだった様ですが、今日の当地名古屋は久しぶりで、梅雨の晴れ間に恵まれました。
明日は第22回参議院選挙の本投票日。民主党連立政権への移行後初の国政選挙となるだけに、ともすれば「プレている」と言われる菅内閣総理大臣率いる現政権の信任が厳しく問われる事になるものと思われます。

なかんずく、先月に至って唐突に表明された、消費税の近い将来10%(現行は5%)への引き上げ論議は、選挙の勝敗を左右する大きな鍵になるものと予想されます。
報道の、菅大臣を初め各政党最高幹部の言動を巡っての伝達姿勢が必ずしも芳しいものではないのは事実だが、やはり政治家各位の発言姿勢が適切でないのが最大の原因ではないかと私は見ています。

消費税の将来の扱いについては、慎重さを欠く民主、自由民主の両党よりも、引き上げそのものは不可避とする事では近い見解を持つ新党「たちあがれ日本」の方が、余程慎重かつ誠意を以て触れていると思います。
勿論、安易な増税の前に、行政分野の抜本的見直しによる歳出の無駄の排除が厳しく求められるのは当然であり、その意味では野党各党の歩調が概ね揃っているのは一つの強さかな、とも思います。

それにしても、税制の取り扱いと実態より大きく外れた政権公約「マニュフェスト」の見直しを巡る民主党のプレた姿勢は、菅大臣を以てしても如何ともし難い。対する自由民主党も、財政危機や医療危機、保育不安などを招いた従来の不良姿勢が十分に糺されているとは申せず、共に明日の選挙で大きな優位を築けるかは疑問符の残る所でしょう。

野党に目を向ければ、社会民主、共産の左派的勢力のマンネリぶりは相変わらず。生活再建とは聞こえは良いが、財政面の手当てをどうするかは不透明。大企業向けの法人税増税にも限界があり、こんな主張通りなら、大企業は次々に我国を離れ、これが経済不安を引き起こす事ともなりかねません。

在沖縄米合衆国軍基地の移転問題もそうです。
安保面で、終戦直後より多大な負担を強いられて来た沖縄の現状は、何としても緩和しなければならない。
然るに共産党は「沖縄の基地の代替地は、我国本土のどこにもない」などと叫んで基地負担の分散化をかえって妨げようとしており、社民党も同調の構えです。過去何度も指摘されている様に、この両党に、我国の安全保障についての具体的ビジョンがない事は明らかです。
一体、本土の住民が、言わば安保のタダ乗りに慣れてしまって良いのか?例えある程度でも、沖縄の負担を代替しようと言う姿勢を見せようともしない、又、そうしようとする国民や行政の長の言動を妨害せんとする姿勢は大変遺憾であります。

生活、財政、安保などの各面にて、今回の参院選の結果はこれからの我国にとり、非常に重い意味を持つものと思われます。
私は既に期日前投票を済ませましたが、まだこれからの有権者の皆様、どうか本投票には是非お越し下さる様・・。*(日本)*
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金返せ!二題

2010-07-06 23:58:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!
梅雨定番の、不安定な空模様の続く当地名古屋。それでも日中は気温が大きく上がり、梅雨明け後の真夏の片鱗が感じられる様になりました。
名古屋の夏の日中は、一度晴れれば半端ではない猛暑なだけに、梅雨が明けるのが喜ばしいのか否か、ちと迷う所。苦笑 そう言えば一昨日の日曜、今夏初めて蝉の鳴き声を聞きました。梅雨空なれど、夏はそこまでと言う風情です。

さて、今月初め、日本郵便 JP社の宅配便「ゆうパック」の大規模な遅配が問題化しました。同社は、今月より運輸大手のN通運の宅配ブランド「ペリカン便」を統合して取り扱い量を増大させ、表向きはそれなりの準備と対応をしたとかで、中元などで荷動きの大きくなる今月からでも対応できると見込んでいました。しかし・・。

JP社とN通運では、荷物扱いの管理システムが異なった為、JP側の社員がN通運のそれに十分に慣れておらず、この事がただでさえ増えていた荷物の滞留を招いた様です。
更にJP上層部は、少なくとも当初この混乱を軽く見たのではないでしょうか。荷物滞留はすぐ収まるとの甘い見通しだった様で、混雑する中元シーズン中であるとの想定はなかった様であります。

統合した一方の管理システムに、社員が直ちに慣れる事ができなかったのは確かにやむを得ないかも知れない。問題は、春の引っ越しや暮れの贈答と並んで入出荷が混雑するこの時期に、なぜ組織やシステムの統合を持って来たのかと言う疑問であります。

周到な企業組織なら、一度不具合が生じれば、預かり荷物の遅配から来る信頼失墜にも直結しかねないだけに、混雑する時期は避けてシステム統合などを行うでしょう。そうした事に頓着した様子もない所に、やはり役所仕事の延長なのかな、との甘い姿勢を感じざるを得ないのですが・・。
こんな事が続く様なら、かつての郵便局の誇った正確さと信頼性は失われ、ライバル企業のY運輸やS急便の後塵を、末永く拝し続ける破目になるでしょう。

もう一つは、間近に迫った大相撲名古屋場所の主催、日本相撲協会の不良姿勢であります。

公共放送N局は、戦後初めて大相撲中継をTV、ラジオとも中止を決定した由ですが、此度の野球賭博問題についての相撲協会の不良姿勢を想えば、当然の決定だと強く思います。
ご存じの様に、N局は視聴者の収める受信料収入を財源とする以上、中止決定は多数の視聴者の意思を反映したものと見て良いでしょう。
それにしても芳しくないのは、相撲協会のその事への対応。
同協会理事長(現在は代行)は、N局に対し放映中止の撤回を求めた由。全く、この組織には反省とか自浄作用と言うものが存在するのか?と唖然とせざるを得なかった次第。
大相撲の放映権料は、一説には一場所につき\数億とも言われ、この資金はとりも直さず我々の納めた受信料収入が充当されます。単に放送中止に留まらず、N局は相撲協会の不祥事で放映できなくなった名古屋場所の放映権料の返納を求めるべき。
先のJP遅配問題共々、本当に「金返せ!」と声を大にして叫んで良いと思いますね。*(激怒)*
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