線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

久しぶりに湯っくり!

2005年05月29日 23時56分38秒 | 温泉
昨日は土曜日出勤だったので、今日明日は休み。
今日の日曜日は、本当~~~~~~~~~~~~~~~~にゆっくりした。松本に転勤して、はじめて朝から松本にいた。
今日は…どうしようかな?と、ふとまだ入ったことのない扉温泉へ行ってみることにした。

場所は美ヶ原高原へ向かう道の方にある…といった程度しか知らず、リンクはっていただいている温泉バカ一代でチェックしてから出かけた。

とにかく道は分かりやすいのだが、随分奥まっている。このままビーナスラインでも入るのかな?と思いきや、「扉温泉」の標識が出てきたので、一安心。
やがてお目当ての、日帰り入浴施設桧の湯へたどり着く。

しかし本当にココは秘湯だ。廻りは新緑に覆われた山々しか見えない。コレはきっと空いているに違いない!露天風呂独占~!と、ワクワクして行く。

浴室はまあまあの広さ。しかし…内湯には人がいない。

よ~く見ると、露天風呂が満員御礼状態。しかもおじーちゃんばっかり!

んん?今何時?ってまだ10:20だぞ!営業時間は10:00からなので、開店前から並んでいたに違いない!などと想像しながら、わたくしは内湯に浸かる(笑)。

しかし、ココまで来て露天に入らないのももったいない!と、恐る恐る(笑)行ってみる。いや~ここの露天はかなりいい!大きな石で組んであって、開放感いっぱい。
ところが…である。大人数のおじーちゃん達の会話。
「塩尻の○○さん、最近見ないねえ」
「んん~あの世へいっちまっただか?」
「はっはっはっ…。ここに来ない人はみんな殺されちゃうなあ…」
 …

リフレッシュに来たはずのわたくし、現今の高齢者社会に対する現実問題を目の当たりにし、笑えそうな、でもちょっぴり笑えない話を耳にした。
それにしても、よくもまあこんな山中まで、お年寄りばかり来るなあと思ったら、その一団が帰ったら、急に空いてしまった。やはりお年寄りの一番湯の一行だったようだ。

でも温泉に浸かるひとときで、リフレッシュしようというのは老いも若きも関係ない。おじーちゃん達には、ゆっくり湯に浸かって、長生きして欲しいとしみじみ思った。
コメント (6)
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