線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

子犬のプルー

2006年12月20日 21時55分17秒 | 音楽
何年前だろうか。
NHK「みんなのうた」で《子犬のプルー》(作詞 林權三郎 作曲 柳澤 剛)が流れた。
ふっと聴きたくなって、思わず通販でCDを買ってみた。


♪ひとリぼっちのボクが プルーと会ったのは 夏も終りの北国(きた)の街
 ボクをみるなり駆けてきて 優しい眼をして ついてきた

♪ひとりぼっちのボクと プルーがねむる頃 おまえの体に吹きつける
 冷たい風が気がかりで 眠れぬ夜も あったのさ

♪ひとりぼっちのボクと プルーが別れたのは 哀しい眼をした日暮れ時
 誰かにおまえを頼めたら 今また逢いに ゆけたのに

♪栗毛色した子犬のプルー ゆくえの知れない ボクのプルー

あらてめて聴いてみると、ジ~ンとした。
何とも哀しげな淋しい歌詞。

メロディもEmなのに前奏がやたら明るい。歌に入ると、パッと短調になる。そして最後の「ボクのプルー」がメジャーコードで終わり、明るい後奏。決して短調とか悲しさばかりが強調されているわけでもないのに、やっぱりさみしい感じ。

しばらく聴き続けそう…。
コメント (1)
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