線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

金曜の晩

2006年12月22日 21時54分12秒 | 日々雑感
最近「ハナキン」ということばはあまり耳にしなくなったか?もちろん「花の金曜日」のことであるが、日々の疲れもたまるなか、週休2日の土曜日に向かって「あともうちょっと…」などと、週末の来るのが待ち遠しい。そんな金曜日がとってもうれしい!というのは、松本に転勤してから、ホントに身にしみて感じる。

そんな今日は金曜日。会議も早く済み、職場を早く出られた。こういう日はもちろん浅間温泉。すぐ帰宅して、温泉グッズもって出かける。
金曜の晩だが風呂はガラガラだった。わたくしのためにあるような風呂(待て)!

足を伸ばしてゆったりと湯に浸かる。いい気分。そして夕飯食いに出かけた。

これがわたくしの松本ライフの、ささやかな「ハナキン」!?
(ちょっと寂しいな…)


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子犬のプルー

2006年12月20日 21時55分17秒 | 音楽
何年前だろうか。
NHK「みんなのうた」で《子犬のプルー》(作詞 林權三郎 作曲 柳澤 剛)が流れた。
ふっと聴きたくなって、思わず通販でCDを買ってみた。


♪ひとリぼっちのボクが プルーと会ったのは 夏も終りの北国(きた)の街
 ボクをみるなり駆けてきて 優しい眼をして ついてきた

♪ひとりぼっちのボクと プルーがねむる頃 おまえの体に吹きつける
 冷たい風が気がかりで 眠れぬ夜も あったのさ

♪ひとりぼっちのボクと プルーが別れたのは 哀しい眼をした日暮れ時
 誰かにおまえを頼めたら 今また逢いに ゆけたのに

♪栗毛色した子犬のプルー ゆくえの知れない ボクのプルー

あらてめて聴いてみると、ジ~ンとした。
何とも哀しげな淋しい歌詞。

メロディもEmなのに前奏がやたら明るい。歌に入ると、パッと短調になる。そして最後の「ボクのプルー」がメジャーコードで終わり、明るい後奏。決して短調とか悲しさばかりが強調されているわけでもないのに、やっぱりさみしい感じ。

しばらく聴き続けそう…。
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雪の朝

2006年12月18日 08時34分46秒 | 日々雑感
松本も本格的な雪か…と、朝住宅を出ると、寒い空気とともに広がる雪景色。底冷え~といった朝だ。それほどの積雪ではなかったが、辺り一面銀世界だ。
木々の枝には雪が吹き付けて、それなりにきれいな風景だ。

昨シーズンは、「雪降ったー」という実感の少ない冬だった。暖冬かどうかともかく、雪はない方がありがたい。

今年はどうかな?あまり降らないことを願う。

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寒い…。

2006年12月14日 16時30分25秒 | 日々雑感
松本は盆地のせいか、底冷えがして、寒い…。
職場は暖房の調子が悪くて、寒い…。
居間は、ふすまの隙間から風が入ってきて、寒い…。
風呂場は、コンクリートばりで、寒い…。
寝ている場所は、サッシの隙間から風が入ってきて、寒い…。

あんまり寒いので、ブログの壁紙も、寒い感じにしてみた。まあ冬だし、期間限定かな?
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NHK「にんげんドキュメント」を見る

2006年12月11日 23時36分47秒 | おまつり
久しぶりにNHKテレビをじっくり?見た。<青春は獅子とともに~伊勢大神楽の旅路~>という番組だ。

「伊勢大神楽」とは獅子舞を中心に芸を披露しながら地域の家々を廻っていく(=回檀)というもので、400年の歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財だ。組が6つあるのだそうだが、ご多分に漏れず高齢化が進んでいる中に、山本勘太夫組に飛び込んだ山本雅之さん(25歳)を取材したものだ。山本勘太夫組としては30年ぶりの新人ということで、期待の後継者なのだ。

特に、大神楽芸の代表「魁曲」の習得の場面をやっていた。下にいる人の上に獅子が乗り、片足で立って傘を開くなどのアクロバティックな芸だ。


この「魁曲」は花魁道中をあらわすといい、獅子の動きも艶やかな感じだ。そして「伊勢音頭」が歌われていた。
そんな優雅な感じの獅子も、それとは裏腹に舞手が獅子頭をかぶると、口の中から見るだけだといい視界が狭く、しかもきれいにみえるよう下を向かないのだそうで、大変な芸だ。
こうした難しい芸の習得も、回檀の合間に行うのだそうだ。山本さんは、お父さんの上に乗っての「魁曲」を稽古していた。こうした芸も若者に引き継がれていくことがいいなと思った。

ところで、わたくしの親世代でももともと平屋だったところに二階を増築することを「おかぐら」といっている。子どものころは「何のことやら」と思ったが、この「魁曲」を見て、なるほどと思った。

なお、伊勢大神楽講社のサイトはここから。
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