一畑電車は宍道湖の北岸を走り、松江から出雲・出雲大社を結ぶ鉄道です。
地元では「バタデン」の愛称で親しまれ通勤・通学等、地元の生活路線として欠かせない鉄道です。
また出雲大社・一畑薬師への参拝にも便利です。
49歳で電車の運転士になった男の物語「RAILWAYS」も近々上映されます。
その映画に登場する日本最古級の電車が、出雲大社前駅で一般公開されてます。
デニハ50形
昨年現役を退いた電車ですが、鉄道ファンやマニアには魅力ある電車のようで、これをお目当てに遥々いらっしゃるお方もいるようです。
昨日マラソンの

練習でこの駅に寄った時、たまたまこの機会にめぐり合いました。
チョット車内を見学。
運転台
製造当時のまま現存する電車としては日本最古、運転台はいたってシンプルであります。
車内は木製
ドアは手動式
木製なので腐食しやすい電車ですが、部品が少なく故障箇所が見つけやすいので、ほとんどの故障は修理されてきましたが、現行法での運転は不可能となり、大幅な改修(一両に2億円かかるらしい)が出来ないので自走できないそうです。
つい先日まで宍道湖北岸をガタンゴトンと走っていた電車、その雄姿を見ることができないのは、いささか寂しいですね。
代わって現在の主力電車、松江と出雲大社を直通で結ぶ出雲大社号(愛称)。
ヘッドマークには「バタデン」。
古代出雲歴史博物館では特別展として、「一畑電車の100年」が開かれています。
地域が一体となって映画「RAILWAYS」を応援しています。
上映されたら、是非見に行きたいものであります。