大正、昭和期の女優、伊沢蘭奢。
明治22年生まれ、昭和3年38歳で没
津和野の薬問屋「伊藤博石堂」に嫁ぐのち、新劇女優として活躍した伊沢蘭奢の、女優になる前の人妻伊藤シゲが、文字通りその若いエネルギーと脱出願望を持て余していた家。
伊藤薬局、屋号「高津屋」です
山陰道では屈指の薬問屋。
家伝一等丸のほか、20種類の漢方薬を商っている。
今でもバリバリ商売してはる。
一等丸は胃腸薬で今でも販売されている
もう一度本を読み返し、感慨にふけるのでした