若いころに比べると、食べる量が減ってきた。
以前は腹八分目どころか腹十二分目くらい食べていたのが、まるで嘘のようだ。
50代後半を迎える頃になってから、やっと人並みになったらしい。
確かにカップラーメンであるとか、添加物がごっちゃり入っている食品などは、今はちょっと…とは思うが、たまに食べたくなる。
誘惑に負けて食べるのではあるが、妙にそそられる魔性の味だ。
そういう味が好きで、食べ続ける人がいても個人の自由だし、一般常識や礼儀作法でもないので文句は言えない。
食べ物の影響は長い時間を経て現れるから、添加物の多い食品を食べ続けるのは避けたほうがいいのは事実だが、今の世の中のなかで完全に食卓から排除するのは無理だと思う。
吸わなくちゃ生きていけない空気、飲まなきゃ生きていけない水も完全なものがあるかといったら、首をかしげるしかないのだ。
健康志向の人々を対象にしたマーケットは巨大化して、そこに多額のお金を落とすシステムになっている。
それは確かにそうで、オーガニックのものや、サプリメントなどは値段が高い。
昔の食事の本が出版されて、雑誌の特集になったりしているが、現代の健康情報よりも生まれた土地の食事を食べろということが書いてある。
今のようにへたをすれば世界中の人々が同じような食事をしているほうが変である。
昔の人たちは青梗菜、オリーブオイル、アボガド、ブロッコリーなどは知らないはずだ。
要はおじいさん、おばあさんが食べていた質のいいものを食べるのが大切ってことですかね。
島根で生まれて島根で育ったしまねしまねっこ
島根のことなら何でも知ってるしまねしまねっこ。
キララ多伎にて、しまねっこの海の別荘でした。