子供のころ、よく焚火をした。
松ぼっくり
落ち葉を掃いて集めて山のようにうずたかくする。
くすぶるだけのせこい焚火より、景気よく火が出なければ嬉しくなかった。
焚火の中に入れて焼いたさつま芋は、どういうわけだかとてもおいしかった。
普段マッチをいじってはいけないと、火遊びを禁じられている子供たちにとっては、おおっぴらに火をいじくることができる焚火は、冬場の一番の遊びだった。
最近では、町中では焚火もできなくなってしまった。
広い敷地の家でも、庭で焚火をしていると、近所の家から「洗濯物に灰がつく」
と文句をいわれるらしい。
昔も焚火をしていて、灰が飛ぶのは同じだったはずだが、文句が出たという話は聞いたことがない。
今、焚火はどちらかというと迷惑な代物になっているのである。
流木(漂着ごみともいうが)を集めて焚いた後でしょうね
すっかり秋になりました。
夏の名残でしょうか。
浜辺にはこんな情景をよく見かけるのであります。