浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

続 遠ざかる青春

2020-11-11 | 日々是好日

では語り始めます。

森田公一とトップギャランの歌に♪

青春時代が夢なんて

あとからほのぼの思うもの

青春時代の真ん中は

道に迷っているばかり

というものがあります。

アタクシの青春は、まさに道に迷っているばかりでした。

そうして、つまずいてばかりでした。

相田みつをさんは、つまづいたっていいじゃないか、にんげんだもの、みつを。

などと無責任で呑気なことを言っているが、それは当人じゃないから言えること。

アタクシの将来の夢は、小学校のころからすでに決まっていた。

大学はできることなら東大に入りたかった。

なぜかというと、日本では東大卒は最もエライ。

と、もてはやされていたからだ。

そして華々しく政界にデビューして、大臣くらいまでは登りつめたかった。

だがそれは様々な理由によって不可能だったので、せめて世界の海を航海する船乗りさんになりたかった。

それは以外と簡単に手に入れることができ、瀬戸内海の離れ小島で5年間過ごした。

そう、それからいろんなことがあった。

たとえば…

と、そのあたりから一つ一つ思い出そうとするのだが、老境とは恐ろしいものですべての記憶がおぼろになっている。

すでにはるか遠くへ遠ざかっていく青春。

遥かなり青春。

そうだったのだ。

同じ世代の仲間との酒席で、青春時代の話が出てこないのはこういうことだったのか。

すべて済んだことなのだ。

頭の中に(済)というハンコが押してあったのだ。

まずいな。

せっかく青春を語り始めたというのに、話がストップしてしまいそうだ。

どうしたらいいのだろう。

そうだ

何か事件があって捜査が行き詰った時には、「現場に戻れ」というの鉄則がある。

アタクシにとって青春の現場は瀬戸内海の離れ小島である。

青春のよりどころであった。

そうだ、現場に行ってみよう。

つづく…

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする