山陰の冬の旨いもの、といえば松葉ガニ。
個人的には松葉ガニって食べるのが面倒なので、あんまり喜んでは買わないのですが、一冬に一回は食べないとブツブツ言う同居人がいるので、境港へ買いに行ったしだい。
ところが、水産物直売センターへ寄ってみたら工事中でクローズ
移設新築で、オープンはまだしばらく先のことになるらしい。
諦めて帰ろうかと海岸通りを走っていたら、何やらカニ直売の幟が立っていたので寄ってみた。
テントで営業中
港にはカニ船ではないがイカ釣り船、対岸は島根県美保関です
女は無口な人がいい… 肴は炙ったイカでいい…
なんて演歌じゃないが、港町には八代亜紀的艶歌が似合う(などと勝手に思うジジ)。
足が折れて商品価値の下がった松葉ガニを売っていた
そんな足折れ専門の店ではないが、水産物直売センター直営のお店だったようです。
オープンまでのつなぎの間、露店で商売してたワケですかね。
その心意気が伝わってくる。
足が一本や二本無くったって味は変わらない。
値段は相当下がっているようだ
二枚ほど買って帰る。
一枚は焼いて、もう一枚は鍋か味噌汁に。
山陰の冬の風物詩、松葉ガニでした。