布団にグルグル巻きになるのが好きだ。
ちゃんと端っこから自分を巻いていく。
そして頭の方をちょいと丸め込んで、完全に布団の中に入ってしまう。
自分が巻き寿司の具、もしくは丸ごとバナナのバナナになった気がしてくる。
しかし「布団グルグル巻き」のイメージは、ミノムシかと思われる。
そういうわけでは、人類の中で比較的ミノムシを意識して生活しているほうだと思う。
エアコンの設定温度とか、電気敷布団と接する背中が熱くなって嫌だとか、そんな余計なことは考えずただ単純にグルグル巻きでいられるシアワセ。
ただこれも手前に不幸が無い正月があってのこと。
余命何年かは分かりませんが、少なくとも地震やミサイル攻撃、はたまた世界大戦争だけは経験したくない。
と切に願うのであります。