ストーブ派だと思う。
部屋のエアコンが冷房専用だった時代が長かったので、エアコンで暖房が使えるようになった今でも、だいたいストーブで寒さを何とかしようとしてする。
なので冬場に出張などでホテルに泊まると、ストーブが無いのに寒くないと不思議な気持ちになる。
あらかじめ部屋が暖まっている心地よさが、逆に居心地が悪いというか「暖をとる」ということを行程を省いて部屋で過ごすことになるのはとても非日常である。
ストーブの温かさはとても単純だ
ストーブの近くに座りながらいると、何か焚火の近くにいるような気分になってくる。
熱源に手をかざして背中を丸めることには、何か人間の原始的な気持ちを満たしてくれるものがあるのかもしれない。
いいことや嫌なこともたくさんあるけれど、とにかく今は暖をとるのだ。
ストーブの前で過ごす時間は、どこかあわただしい日々から浮き上がっているようにも思える。