昭和30年代生まれとしては、家電は壊れてから買い替えるというのが当たり前だった。
昔の家電は性能がとてもよく、なかなか壊れなかったので、カラーテレビも洗濯機も掃除機も、10何年も持った記憶がある。
なので購入したら4,5年で買い替える感覚がないので、新機種が売り出されても関心がなかった。
ツレアイが嫁入り道具で持ってきた洗濯機は20年以上は活躍したが、毎日酷使するのでついには壊れたが、それでも長い間頑張ってくれた。
昔の家電は一度購入すると、なかなか壊れなかったけれど、今は3年から5年で買い替えるのが普通なのだという。
壊れるまで使い続けようとすると危険な場合があって、長い間使い続けていたドライヤーが火を噴いた、という話も聞く。
パソコンなど買ったとたんに新機種が登場したりして、世の中のインターネットの環境が変わっていくのだから、それも当然だと納得する。
しかし家電に対しては、10何年も耐用年数がある感覚のままだったのだ。
確かにプリンターを買い替えたときに、ずいぶん安っぽい造りになったものだと情けなくなった。
しかしその分、軽量になって扱うには楽で問題なく作動している。
ここにきて家族のリクエストで圧力鍋が欲しい。
ということなので久しぶりに家電量販店へ行った 
何年も家電フロアには足を踏み入れた覚えがなく、大量の様々な家電に驚きながら、一直線に圧力鍋のコーナーに向かった。
炊飯器コーナーの一角にあったあった 
事前に圧力鍋の情報を収集し、容量と大きさを考慮して機種を決定し、親戚の街の電器屋さんで同機種を買うのがアタクシの作戦ですが、これって反則でしょうか❓
家電量販店に伺って、世の中の進歩が著しいのは十分わかった。
確かに便利で快適に使えるが、家電量販店では買わず、親戚の街の電器屋さんで買う、時代の流れに逆行するかのようかのですが、これでいいのだ❣
と自分では納得するのでした。