ダイエットはずっと世の中での関心事になっている。
病的な肥満はよくないけれど、日本人は痩せている人よりも、太っている人のほうが好きなのではないか。
今はコロナ禍でもめているが相撲文化があるし、力士の身体をピタピタとたたく人がたくさんいる。
身体に触れて力士から運をもらうという説も聞いたことがあるが、あの太った身体を見るとつい触りたくなる。
料理を食べて「まいう!」というお笑い芸人さんも太っているし、マツコ・デラックスもあの立派すぎる体形だ。
例えば彼らが痩せていたとしたら、あれほど人気が出なかっただろう。
特に体重が140キロのマツコ・デラックスは、太っているのが魅力の一つになっている。
ダイエットと騒ぎながらも、人々は太っている人を見ると嬉しくなる。
でも自分が太るのが嫌なのは矛盾している。
太っている人はみな不幸になり、痩せている人はみな幸せになるのだろうか。
太っているのが原因で、失恋や離婚に至った人はいないと思う。
いい加減で治療の範疇に入らないダイエットは、やめにしたほうがいいのではないだろうか。
みんなあれだけ太った人が好きなのだから、太った自分も好きになればいいのである。
毎日それなりに元気に暮らせればいいのだから。
そんな当たり前に早く戻りたい。
どぎつい黄色な花が咲いていた
こんな時だから癒される。