何度見ても楽しい…
近年の国立西洋美術館(以下、西美)の企画展は、西洋美術史の中で既に重要な位置づけにありながら日本ではまだあまり知られていない作家を紹介したり、既に知られた作家やその作品に新たな切り口で迫り、再評価を促す「企画勝負」のものが多かったように思う。
前回の「手の痕跡」展は後者に当たるタイプで、西美のコレクションの礎となった「松方コレクション」の中核を成す近代彫刻の巨人ロダン . . . 本文を読む
テロ犯にしろ、
通り魔犯にしろ、
そしてイジメ加害者にしろ、
他者を傷つけることでしか
自己主張できない人間は、
卑劣で哀れな人間だと思う。
個人的には、
何か大きな事を成さずとも、
誰かの子どもとして、
人の親として、
親や我が子に恥じない生き方を貫くのが、
ひとりの人間としての在り方かなと思う。
だから私は、他者の
容姿の美醜や、
社会的地位の高低や、
資産や知識の多寡ではなく、
そ . . . 本文を読む