はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

息子の帰省

2016年03月10日 | 家族のことつれづれ
 週末に息子が帰省することになりました。金曜深夜に帰って来て、日曜には北関東の自宅アパートに戻る慌ただしい日程ですが、私としては2カ月ぶりに息子と会えるのは嬉しいです。ハハハ…親バカですねmeromero2

 なんでも今年の近日中に、入社後初めての海外出張をすることになり、就労ビザ申請の為にパスポートが必要らしく(米大使館に赴いて職員の面接を受けるらしい)、実家にあるパスポートを受け取るのが第一の目的のようです。ついでに、年末に切って以来、何の手入れもしていないボサボサ頭を行きつけの美容室で整えて貰うらしい。それならと、私の発案で日曜日には家族3人で、上野で今月始まったばかりの『カラヴァッジヨ展』を見ることにしました。そのまま上野駅から北関東に行けますからね。土曜の午後には映画も良いかな?

 いやいや…あまりいろいろ予定を詰めちゃうと、せっかくの帰省なのに、息子は実家でのんびりできなくて可哀想かな?自宅のベッド大好き人間だし…

 さて、1月の極寒の北海道出張にもびっくりした私ですが、今度は米国の現地法人になんとbikkuri1カ月の出張なんだそうです。学生時代から、就職したら海外にもガンガン行きたいと、常々言っていた息子ですが、初の海外出張でいきなり1カ月の長丁場には本人も少し戸惑いぎみ。「何言ってるの?まだ配属されて右も左も分からないペーペーの新人なのに、こんな機会を与えられて…有り難いことじゃない。」と、息子の初の海外出張に、我が事のようにワクワクしている私は、弱気な息子を叱咤激励しました。

 先日、会社で受験したTOEICが800点に足りなかったと意気消沈していた息子ですが(学生時代に満点を取ったとか、周りが優秀過ぎるhekomi)、学部・院を通して海外からの留学生とは積極的に英語でコミュニケーションを取っていたので、英語に対する苦手意識はないようです。さらに理系と言うこともあって、学生時代、英語論文もかなり読み込んだらしく、こと技術英語に関しては心配していないらしい。心配なのは慣れない土地での生活。要は出張先の気候風土、食住環境等を知らないことへの不安と、知らない人と1月に渡って一緒に仕事をする緊張感なんでしょうね。経験が乏しい新人ならではの心配とも言えます。

 私自身は仕事で達成感を覚える間もなく寿退職をしてしまったので(そもそも選んだ職種が自分には向いていませんでした。適性がないと言うか、力不足と言うか…ase)、自分の努力次第で、目の前にいくらでも可能性が広がる息子の今の状況は羨ましい限りです。

 努力の甲斐あって(10才の時、その会社で働きたいと夢見てから苦節14年。特に学部、院時代は本当によく勉強したと思う)、自分の希望する道に進めたのは本当に幸せなことだし、そこで自分の可能性を広げるチャンスを早々に与えられるなんて幸運以外の何物でもない。息子にはこのチャンスを是非、生かして欲しいです。

 とは言え、親としての心配のレベルは(殆どの親御さんがそうだと思いますが)、息子の身体のこととか、息災のことばかり。いつも息子の無事を祈っています。
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