はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

一握りの強運の人と、自分を含めたそれ以外の大多数の人々

2006年09月21日 | はなこ的考察―良いこと探し

お気に入りのカフェからの眺め…

以前当ブログの記事でも取り上げたし、リンクも貼り付けてある
「ハッピー・ニュース・コム」サイトの画面右側に、
今日のホロスコープの欄があって、そこには毎日
”Good News! The Stars do not
control your destiny.You do.”

と表示されています。最初見た時には笑ってしまった(^o^)。

ホロスコープの真偽はともかく、特別な星の下に生まれたと
運命を感じずにはいられない人はいますね。
例えばメジャー・リーガーとして活躍している松井秀喜選手。
彼には常に王道が用意されているという印象です。

なぜか彼が5(4?)打席連続敬遠を受けた甲子園時代のことは
記憶にないのですが(たぶん海外に住んでいたからか?)
その後すんなり読売巨人軍に入団し、
メジャーリーグでもNYヤンキースに入団。
いずれの場所でも活躍しています(鳴り物入りでメジャーに
行っても、実力を出せない選手が少なくないのに)

そもそもプロ野球のドラフト制はくじ運次第で、
必ずしも本人の希望の球団に行けるとは限らないのに、
野球少年羨望の巨人軍に(希望通り?)入団したこと自体、
運の強さを感じます。

裕福な家庭に生まれ、愛情豊かな両親のもとで育てられ、
今年に入っての左手首骨折まで(その後の鮮やかな復活劇は
誰もが知っての通り。あの場面でHR打つかね?!)

彼の人生には蹉跌らしい蹉跌が見あたらない。
性格も温厚で人当たりも良く、
彼のことを悪く言う人は誰もいない。
と言っても、個人的には彼よりイチローやシンジョーが
好きなんですけどね。”野球バカ一代”なイチローや、
型破りでショーマンシップに溢れたシンジョーが。

スポーツ選手は現役時代が華やかなだけに、
引退後の人生に苦労するケースが多いけど、
松井秀喜選手は幸運に恵まれた一生を送りそうな気がします。
神様(仏様?)から特別に祝福された子、
幸運の星の下に生まれた人なのかもしれない。
そういう人は稀ですが、確実に存在しますね。

人間の人生において、”運”の良し悪しは確かにあるのでしょう。
どこ(場所)に生まれたか?どんな親のもとに生まれたか?
どんな容姿や能力を持って生まれたか?
人生のスタートからして運の違いはあります
(スピリチュアル・カウンセラーのエバラ氏は、
自ら親、環境を選んで生まれて来ていると仰っているけど)

とまれ、本人の努力とは関係なしに、
”運”の良し悪しが、成否を左右することもあるようです。

ただし、人生の目的はイコール社会的成功、
名声を獲得することでもない。
人それぞれに、目指すものは違うはずです。
表面に見える結果だけを見て、他人と自分を比較することほど、
虚しいものはないですね。
そもそも出発点が違うんですから。

40代になってなおさら思うのですけど、
女性は同性を意識(ライバル視)し過ぎます。
友人と比べて、ご近所の同年配の方と比べて、
PTAの他のお母さん方と比べて、自分はどうかなんて、
比べることはナンセンスだと思います。
少なくとも、自分が自分なりに努力してこれまで生きて来た
自負があるのなら、今の自分に誇りを持っていいはず。
自分がどんな地点から出発して、
今に至ったかを一番知っているのは、結局自分なんですから。
人生の自己評価こそ、相対評価ではなく絶対評価で!
なんて、はなこは思うのですけど。
他人とのちっぽけな差異など、取るに足らないことです。
でもそれで一喜一憂している人が身近にも少なからずいて、
どうしてそんなことに囚われるんだろうと不思議です。

自分の価値をもっと認めてあげよう。
同様のことを、さるオリンピック選手は、
「自分で自分を褒めてあげたい」と言っていましたね。
けだし、名言だと思います。
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