見上げると、名物の銀杏並木が青空を背景に黄金色に輝いていました。
足下に視線を落とすと、落ち葉の絨毯が辺り一面に敷き詰められたかのよう…
ブーツ越しにも、その柔らかな感触は心地良かったですよ。
もちろん、樹下は大勢の人々で賑わっていました。
ハラハラと舞い落ちる落ち葉を見ながら感傷に浸る、
という雰囲気ではなかったですね(笑)。
でも、皆さん楽しそうで、そういう表情を見るのも、また楽しいです。
世相がどんなに世知辛いものであっても、
季節ごとに違った表情を見せる自然の姿を、
愛でる気持ちは忘れたくないものです。