はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

新年明けましておめでとうございます♪

2006年01月01日 | 日々のよしなしごと


どうにか無事に新年を迎えることができました
このダイアリー(ブログ)を覗いてくださる方々、
そうでない方々にとりましても、
本年が素晴らしい年となりますように
今年は帰省せずに神奈川の自宅で
新年を迎えました。
豪華&スタンダードなお節とは行きませんが、
手作りとデパ地下で買った物とで、
それなりの形はできました。
お雑煮のだしも昨日鶏ガラでとったし、
具の準備もバッチリ。
後は今日の朝にお雑煮を作るだけ。
我が家のお雑煮は鶏ガラと昆布だしで、
味付けは醤油です。
義母(夫の母)に教えてもらいました。
お雑煮も地域色豊かであったり、
各々の家庭の味があって、素敵ですね。
この食文化(そう文化ですよ!)は、
皆で遺して行かなければ!!

ところで、先程終わった紅白歌合戦(以下紅白)に
いろいろ感じたことがありました。
九州で過ごす年末年始は、働き者の義母が
ちっとも腰を落ち着けてくれませんので、
嫁の私も休めません(-_-)。
四六時中台所で立仕事なので、結婚以来、
紅白は殆ど見た覚えがありません。
今回は久しぶりに、本当に久しぶりに
ゆっくり見ることができました。
これは素直に嬉しい

さて、感じたこと。メロディは知っていても、
歌詞を知らない曲が意外に多いですね。
今回の紅白のテロップで初めて知った中に、
心に響くフレーズが多々ありました。
紅白では必ずしも最新ヒット曲が披露される
わけではないので、長年歌われ続けて来た名曲が、
それを持ち歌とする歌手、
あるいは他の歌手によって歌われます。
そういった名曲は例外なく、歌詞が良いですね。
これまでに、多くの人々を慰め、励まし、
生きる力を与えてくれたのでしょう。
だから人々の記憶に残った。

比較的新しい曲にしても、やはり愛はもちろん、
優しさや温もりや願いや祈りや希望が歌われていて、
人々の共感を得やすい内容のものが多い。
送り手の歌手にしても、特に若手の、
自ら作詞を手がけるような人は、
やはりまず届けたいメッセージがあって、
それをメロディに乗せて訴えかけているわけで。
昨年インディーズながらCD270万枚を売り上げた
Def Techの歌詞にもそれが当てはまります。

下層の黒人の中から生まれたラップも、
映画『8マイル』を見ればわかるように、
彼らの日常に根ざした苦悶や怒りから生まれた
魂の叫びだからこそ、米国の多くの若者の
心を捉えたのでしょう。
ただ形式を真似ただけで空疎な歌詞の曲は、
時流に乗って商業ベースである程度稼げても、
人々の記憶に残ることはないでしょう。

個々の歌手、歌唱については、以下のような感想。
●一青窈の「ハナミズキ」、無理にクラシック調に
しなくても良かったのに。せっかくのメッセージが
時折楽器の音にかき消されることがあって残念。
●天童よしみの「川の流れのように」。これは先年の
歌唱が強烈な印象を残して、もう一度聞きたかった1曲。
既に美空ひばりがいない以上、この歌を歌いきれるのは
この人しかいない。他の歌手の歌唱も聴いたことが
ありますが、イメージの広がり感では雲泥の差が。
●夏川りみの「涙そうそう」。彼女の声は天恵です。
何より声質が素晴らしい。清澄で、丸みがあって、
あたたかで。昨夏にはコンサートにも出向きました。
マイクなしで響く歌声。鳥肌ものでした。
●石川さゆりの「天城越え」。もうこれは完璧です。
絶品です。鬼気迫る、情感籠もった歌唱。全身全霊で歌う、
とはまさに、この歌手にしてこの歌唱を指す。
私は彼女が以前から好きでCDも持っていますが、
CDでは駄目なんです。彼女の歌う姿もセットでなければ。
●初ユーミン。歌唱にやや難ありですが(それを打ち消す)
アジアの歌手との見事なコラボ、素敵でした。
なぜか女性ばかりを挙げてしまいましたが、
男性では先に挙げたDef Tech、D―51、森山直太朗が
印象に残りました。メッセージ性と伸びやかさが◎。

最後にひとつカチンと来たこと。いくら時間が押して
いるとは言え、中島美嘉の歌の余韻を台無しにするような
次の北島三郎へのつなぎはないでしょう!
中島美嘉に対して失礼です

(こんな私ですが(^_^;))
本年もどうぞよろしくお願い申し上げますm(_ _)m。

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