はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

親が知らない我が子の姿

2010年01月12日 | 家族のことつれづれ
 一昨日、昨日と、大学の友人宅にお世話になった息子。御礼の電話を先方におかけしたら、先方のお母様から「しっかりした息子さんで、将来が楽しみですね」と言われました。さすがにお世辞だとは思いますが、会話中何度も「しっかりした息子さん」と言う表現が出て来たので、普段グータラで甘えん坊の息子からは想像もつかない、意外な一面があるのかなと、ふと思いました。

 中でも一番嬉しかったのは、「私の息子が言うには『○○君(息子の名)は絶対に人の悪口を言わない』とかで、それが友達になった一番の理由みたいです」と言われたこと。このことを夫に話したら、夫も嬉しそうでした。私など、「人の悪口を絶対言わない」なんてことはないので、私より息子の方が余程人間ができていますね。ただし、人の悪い面が目につくほど、他者と深い人間関係を築いていない、と言う可能性がなきにしもあらずですが。

 とまれ、第三者から見た我が子の姿を知ることは、その成長を客観視する機会でもありますね。成長するにつれ、親の知らない世界に、我が子は足を踏み出して行く。今回、息子は川越に行ったのですが、かつて観光で訪ねた、城下町川越の落ち着いた佇まいしか知らない私に、友人宅の裏手に広がる広大な畑の写真を、息子は見せてくれました。

 大学では友人作りのきっかけがなかなか掴めない、なんて話も聞いたりするので、息子が大学という新天地で順調に友人関係を育んでいることに、親としては安堵しています。

 しかし、今ふと思ったのですが、大学生にもなった息子の友人宅に、お世話になったからと、親が御礼の電話をするのは過保護なんでしょうかね?昨日帰宅した息子に、「友達の自宅の電話番号教わったけど、お母さん一応聞いとく?」と言われ、こうした泊まりがけの友人宅訪問は、息子が大学に入ってからは初めての機会だったこともあり、ついつい電話してしまいました。まだまだ親は昔のモードから抜け出せていないようです(^^;)。


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