同じスーパー・マーケットでこの半年に2度もエスカレーター事故が発生と報道があった。しかし、ここで問題なのはスーパー・マーケットの安全管理体制よりも、「子供は親の目が届かないところで事故に遭う可能性が高い」という、昔から変わらない大前提を親が軽く見ていることではないか?だからこそ日頃からの躾や親の目配りが欠かせない。
例えば半年前の、エスカレーターからはみ出した男児の頭部が、エスカレーターと壁に挟まれた事故。これはデパートやショッピングセンター、スーパー・マーケットに行ったことがある人なら誰でも知っていると思うが、どの施設でも「危険ですのでエスカレーターから手や頭を出さないように」言う注意書きが掲示されている。だからエスカレーター利用時は、子供が小さい頃から親が口酸っぱく、そのことを注意することは当然だ。それでも聞かずに頭や手を出してケガしたのであれば、これは仕方ない。自分で痛い思いをしないとわからないタイプの子供なのだろうから。
最悪のケースでは命を落とすこともある。私が小学生の時にも、立ち入り禁止と言われていた材木置き場で遊んでいた同級生が、突然崩れた材木の下敷きになって亡くなった。悲しいことだけれど、このような事故は幾ら大人が注意してもなくならないのかもしれない。また、今になって増えたわけでもなく、昔から少なからずあったと言える。そう考えると、子供が無事成人するのは奇跡と言えるのかもしれない。
一方で最近気になるのは、人混みの中でも幼い子の手をつながない親がいること。道路を歩く時、手はつないではいるものの、子供に車道側を歩かせている親が少なくないこと。特に就学前の子供から親は絶対に目を離してはいけない。我が子を自ら危険に晒すようなことをしてはいけない。少なくとも子供に手がかかるうちは、母親は「女」であることを休んだ方が良い。ハイヒールで子供を抱っこしながら階段を降りる姿は、端から見てハラハラする。多少格好が悪くても、安定した足下で子供を抱いて欲しい。こと就学前の子供のケガは、親の責任に負うところが大きいと思う。
またベビーカーはけっして万能の乗り物ではないことにも留意して欲しい。最近、生後三ヶ月未満の乳児をA型ベビーカーに乗せて繁華街に繰り出している親を見かける。以前なら考えられないことである。昔ながらの習慣・行事は先人の知恵とも言うべきもので、何らかの合理的理由があることも多い。せめてお宮参り前の赤ちゃんは、近所で散歩したり買い物に連れ出すのは良いとしても、よほどの理由(健診や予防接種や病気通院等)がない限り、人混みには出さない方が良いのではないか?(身近な年長者が注意すべきだろう)
さらにベビーカーは赤ちゃんの為と言うより、親の利便性の為にあると言うことも自覚する必要があるのかもしれない。以前このブログでも言及したが、ベビーカーの設計者は1時間程度の使用を前提にベビーカーを設計していると言う。実態はそれ以上の長時間使用が多いのではないだろうか?便利な道具に頼るあまり、子供の身になって考えることが疎かになったら、本末転倒と言えるだろう。子育ては面倒くさいのが当たり前だくらいに考えていた方が妥当なのかも。親が子供に四六時中関わるのは長い人生のほんの数年なのだし、苦労以上の喜びを子供は親に与えてくれるだろうから、特にこの時期は子供最優先で過ごす覚悟が親には必要なのだと思う。
例えば半年前の、エスカレーターからはみ出した男児の頭部が、エスカレーターと壁に挟まれた事故。これはデパートやショッピングセンター、スーパー・マーケットに行ったことがある人なら誰でも知っていると思うが、どの施設でも「危険ですのでエスカレーターから手や頭を出さないように」言う注意書きが掲示されている。だからエスカレーター利用時は、子供が小さい頃から親が口酸っぱく、そのことを注意することは当然だ。それでも聞かずに頭や手を出してケガしたのであれば、これは仕方ない。自分で痛い思いをしないとわからないタイプの子供なのだろうから。
最悪のケースでは命を落とすこともある。私が小学生の時にも、立ち入り禁止と言われていた材木置き場で遊んでいた同級生が、突然崩れた材木の下敷きになって亡くなった。悲しいことだけれど、このような事故は幾ら大人が注意してもなくならないのかもしれない。また、今になって増えたわけでもなく、昔から少なからずあったと言える。そう考えると、子供が無事成人するのは奇跡と言えるのかもしれない。
一方で最近気になるのは、人混みの中でも幼い子の手をつながない親がいること。道路を歩く時、手はつないではいるものの、子供に車道側を歩かせている親が少なくないこと。特に就学前の子供から親は絶対に目を離してはいけない。我が子を自ら危険に晒すようなことをしてはいけない。少なくとも子供に手がかかるうちは、母親は「女」であることを休んだ方が良い。ハイヒールで子供を抱っこしながら階段を降りる姿は、端から見てハラハラする。多少格好が悪くても、安定した足下で子供を抱いて欲しい。こと就学前の子供のケガは、親の責任に負うところが大きいと思う。
またベビーカーはけっして万能の乗り物ではないことにも留意して欲しい。最近、生後三ヶ月未満の乳児をA型ベビーカーに乗せて繁華街に繰り出している親を見かける。以前なら考えられないことである。昔ながらの習慣・行事は先人の知恵とも言うべきもので、何らかの合理的理由があることも多い。せめてお宮参り前の赤ちゃんは、近所で散歩したり買い物に連れ出すのは良いとしても、よほどの理由(健診や予防接種や病気通院等)がない限り、人混みには出さない方が良いのではないか?(身近な年長者が注意すべきだろう)
さらにベビーカーは赤ちゃんの為と言うより、親の利便性の為にあると言うことも自覚する必要があるのかもしれない。以前このブログでも言及したが、ベビーカーの設計者は1時間程度の使用を前提にベビーカーを設計していると言う。実態はそれ以上の長時間使用が多いのではないだろうか?便利な道具に頼るあまり、子供の身になって考えることが疎かになったら、本末転倒と言えるだろう。子育ては面倒くさいのが当たり前だくらいに考えていた方が妥当なのかも。親が子供に四六時中関わるのは長い人生のほんの数年なのだし、苦労以上の喜びを子供は親に与えてくれるだろうから、特にこの時期は子供最優先で過ごす覚悟が親には必要なのだと思う。