写真で綴る「最新はとバスツアー」。
群馬県館林市 館林うどん「もり陣」
築100年をゆうに超える古民家を再利用した店舗には独特の風情があります(内部天井の梁に注目!)。
ご当地「ツルシコ絹(まゆ玉)うどん」&「ナマズ天ぷら」&「焼きまんじゅう」
到着早々、朝食です。シルクパウダーを練り込んだと言うまゆ玉うどんはやや長めですが、喉越しツルリといただけます。珍しいナマズの天ぷらは、言われなければ分からないほど、柔らかな食感の白味魚と言った印象。お好みで醤油を付けて。焼きまんじゅうは表面はパリッ、中はフワフワの食感で、醤油ダレの味が効いています。
ぶんぶくちゃがま(分福茶釜)の茂林寺
曹洞宗の古刹ですが、厳しい修行で知られる張り詰めた空気の本山永平寺とは違って、童話「ぶんぶくちゃがま」効果もあって庶民的で和やかな雰囲気。
「ぶんぶくちゃがま(分福茶釜)」とは、茶釜に化けたタヌキを巡るお話。
ある時、お寺の住職が買った茶釜を火にかけたところ、茶釜が「熱いっ!」と声を出した。気味悪く思った住職は茶釜を古道具屋にタダで譲る。茶釜はタヌキが化けた物と知った古道具屋は、元の姿に戻れなくなったタヌキの茶釜を「分福茶釜」と銘打って、見世物にして大いに儲けた。タヌキが茶釜の姿のまま亡くなると、古道具屋はそれを茂林寺に奉納して供養して貰ったと言う。
実際にその茶釜を、茂林寺の本堂の宝物コーナーで見ることができます。分福とは、「福を分ける」と言う意味で、茶釜に向かって「私にも福を分けて下さい」と手を合わせると、ご利益があるそうです。
本堂裏のツツジと竹林
日本でも猛暑を記録する場所として知られる館林ですが、竹林を抜ける風は涼しく、ここだけは(体感的に)気温が1~2度低いのだそうです。季節柄、ツツジや藤の花が咲き始めていました。
咲き乱れる八重桜
量感のある八重桜。ソメイヨシノとはまた違った柔らかでふくよかな美しさ。
タヌキとツツジ
愛嬌たっぷりな造形のタヌキ。境内にはこうしたタヌキの像が大小沢山ありました。鮮やかなツツジを背景に。
タヌキの像の各パーツには、さまざまな意味が込められているようです。
栃木県佐野市 佐野ラーメン「マルウチ食品」
佐野市の工業団地の一角にあるラーメンの製造会社。工場見学と試食と栃木名産品の買い物が出来ます。今回はこちらで昼食です。個人的には2度目の訪問。
佐野名物「いもフライ」
ジャガイモに衣をつけて揚げたご当地人気のおやつ。ボリューミィです。
佐野名物「佐野ラーメン」
あっさり醤油味のスープ&太目の縮れ麺に、ショウガの風味が効いた大ぶりチャーシューが美味でした。たっぷりのネギ、メンマと意外に具だくさん。大判の海苔も迫力有り。
栃木県栃木市「岩下の新生姜ミュージアム」
「♬岩下の新生姜♬」のCMでお馴染みの岩下食品(株)が作った施設。新生姜をイメージしたベビーピンクを基調とした施設の佇まいは、主力商品である新生姜への事業者の深い愛情が感じられます。
岩下の新生姜の原料である台湾産「本島姜」
右写真は高さ5mの巨大な新生姜の被り物(笑)。その巨大な新生姜をつまんでいるピンクの巨大な箸(笑)。
新生姜ソフトクリーム(売店で購入)
ソフトクリームもピンク色。ほんのり生姜風味で、ヘルシーな味わい(笑)。
茨城県結城市 旅の駅 結城つむぎセンター
こちらでは入場時に、試食品として茨城特産の「干し芋」を一切れいただきました。干すことで濃縮した素材の甘みが美味しく、思わず本品を買ってしまいました(笑)。確か、茨城の干し芋文化はアフリカにも伝えられて、食糧難解消の一助となっているんですよね。以前、テレ東の「ガイアの夜明け」で、そのレポートを見たことがあります。
行く先々でいただいた、お土産の数々
茨城県つくば市のレストラン「筑波山ひたち野」
舗装された峠道?をひたすら蛇行して辿り着いた、山の中腹にある本格炭火焼ステーキハウス。英国の古民家<アン・ハサウエイの家など…>を思わせるような堂々とした佇まいの建物が印象的(リーフレットによれば、建物は白川郷から移築したものだそうです)。
「常陸牛しぐれ煮ひつまぶし」
夕食としていただくのは、和食のしぐれ煮ひつまぶし。3通りの味わい方で、常陸牛を堪能します。付け合わせは野菜サラダ、大根の煮物、冷奴のゴマダレ和え、なめこの味噌汁など。
夕闇迫る筑波山
スタートから観光もそこそこに食べ通しの"食い倒れツアー"でした(笑)。都道府県魅力度ランキングで下位の常連と言われる北関東3県ですが、それぞれにその土地ならではの風土と味覚を備えた場所でした(茨城の広大な田園風景が、今回は特に印象的でした)。何より人が温和な印象。
そもそも都道府県を「魅力度」でランキングすると言うこと自体が私は好きではありません。理由は、結局それが下位ランキング都道府県に対し無用な蔑視を産み、徒に差別を助長することになるだろうから。
魅力度を測る指標も、国の研究機関ではなくブランド某と言う私企業が考えたもので絶対的なものではなく、その指標では測れない各都道府県の魅力もあるわけですから、たとえ下位にランキングされたとしても、あまり気にしないで欲しいなあ…(ブランド某はブランド向上戦略をアドバイスするコンサルティング会社なんですよね。いかにもマッチポンプな感じがします)。
尤も、今回のツアーにはそれを逆手に取ったバス会社と地元の逞しさを感じましたが…(笑)。
しかし、立派な舗装路に車通りも殆どない。都会の混雑に慣れた自分には、住人の少なさが地方の衰退にどれだけの影響があるのか気になりました。
本ツアーは日テレ昼番組の「ヒルナンデス」で、来る5月8日(月)と15日(月)の2回に渡って紹介されるそうです。
テレビロケを終日間近で見たのは今回が初めてでしたが、レポーターを務めるタレントの皆さんのタフぶりに何より驚きました。一般の参加者が次第に口数少なくなって行く中で、終始饒舌でした(まあ、仕事ですからね)。
ヴィジュアル的には国生さゆりさんのキュッと締まった足首(笑)と、8分の1アメリカ人の血が流れていると言う岡井千聖さんの顔の小ささが印象的でした。
私が見た限りでは、タレントさんと一般の乗客との絡みは殆どありませんでした。出発地の浜松町から夕食のレストラン到着までバスには同乗していましたが、一緒にツアーに参加したと言う感じではないですね。当然でしょうが…まあ、興味深い体験ではありました。
結城市公認のゆるキャラ「まゆげった」君。結城市特産の「結城紬」と「下駄」をモチーフにしたゆるキャラです。真っ白で丸っこい身体は結城紬の生糸の原料である"繭(まゆ)"、立派な眉毛は下駄の"鼻緒"ですね。
このまゆげった君、「旅の駅 結城つむぎセンター」の店頭で来店客に盛んに愛嬌を振りまいていましたご当地ゆるキャラを間近に見たのは今回が初めてですが、結構かわいいものですね。
はとバスツアー:群馬・栃木・茨城3食対決!
群馬県館林市 館林うどん「もり陣」
築100年をゆうに超える古民家を再利用した店舗には独特の風情があります(内部天井の梁に注目!)。
ご当地「ツルシコ絹(まゆ玉)うどん」&「ナマズ天ぷら」&「焼きまんじゅう」
到着早々、朝食です。シルクパウダーを練り込んだと言うまゆ玉うどんはやや長めですが、喉越しツルリといただけます。珍しいナマズの天ぷらは、言われなければ分からないほど、柔らかな食感の白味魚と言った印象。お好みで醤油を付けて。焼きまんじゅうは表面はパリッ、中はフワフワの食感で、醤油ダレの味が効いています。
ぶんぶくちゃがま(分福茶釜)の茂林寺
曹洞宗の古刹ですが、厳しい修行で知られる張り詰めた空気の本山永平寺とは違って、童話「ぶんぶくちゃがま」効果もあって庶民的で和やかな雰囲気。
「ぶんぶくちゃがま(分福茶釜)」とは、茶釜に化けたタヌキを巡るお話。
ある時、お寺の住職が買った茶釜を火にかけたところ、茶釜が「熱いっ!」と声を出した。気味悪く思った住職は茶釜を古道具屋にタダで譲る。茶釜はタヌキが化けた物と知った古道具屋は、元の姿に戻れなくなったタヌキの茶釜を「分福茶釜」と銘打って、見世物にして大いに儲けた。タヌキが茶釜の姿のまま亡くなると、古道具屋はそれを茂林寺に奉納して供養して貰ったと言う。
実際にその茶釜を、茂林寺の本堂の宝物コーナーで見ることができます。分福とは、「福を分ける」と言う意味で、茶釜に向かって「私にも福を分けて下さい」と手を合わせると、ご利益があるそうです。
本堂裏のツツジと竹林
日本でも猛暑を記録する場所として知られる館林ですが、竹林を抜ける風は涼しく、ここだけは(体感的に)気温が1~2度低いのだそうです。季節柄、ツツジや藤の花が咲き始めていました。
咲き乱れる八重桜
量感のある八重桜。ソメイヨシノとはまた違った柔らかでふくよかな美しさ。
タヌキとツツジ
愛嬌たっぷりな造形のタヌキ。境内にはこうしたタヌキの像が大小沢山ありました。鮮やかなツツジを背景に。
タヌキの像の各パーツには、さまざまな意味が込められているようです。
栃木県佐野市 佐野ラーメン「マルウチ食品」
佐野市の工業団地の一角にあるラーメンの製造会社。工場見学と試食と栃木名産品の買い物が出来ます。今回はこちらで昼食です。個人的には2度目の訪問。
佐野名物「いもフライ」
ジャガイモに衣をつけて揚げたご当地人気のおやつ。ボリューミィです。
佐野名物「佐野ラーメン」
あっさり醤油味のスープ&太目の縮れ麺に、ショウガの風味が効いた大ぶりチャーシューが美味でした。たっぷりのネギ、メンマと意外に具だくさん。大判の海苔も迫力有り。
栃木県栃木市「岩下の新生姜ミュージアム」
「♬岩下の新生姜♬」のCMでお馴染みの岩下食品(株)が作った施設。新生姜をイメージしたベビーピンクを基調とした施設の佇まいは、主力商品である新生姜への事業者の深い愛情が感じられます。
岩下の新生姜の原料である台湾産「本島姜」
右写真は高さ5mの巨大な新生姜の被り物(笑)。その巨大な新生姜をつまんでいるピンクの巨大な箸(笑)。
新生姜ソフトクリーム(売店で購入)
ソフトクリームもピンク色。ほんのり生姜風味で、ヘルシーな味わい(笑)。
茨城県結城市 旅の駅 結城つむぎセンター
こちらでは入場時に、試食品として茨城特産の「干し芋」を一切れいただきました。干すことで濃縮した素材の甘みが美味しく、思わず本品を買ってしまいました(笑)。確か、茨城の干し芋文化はアフリカにも伝えられて、食糧難解消の一助となっているんですよね。以前、テレ東の「ガイアの夜明け」で、そのレポートを見たことがあります。
行く先々でいただいた、お土産の数々
茨城県つくば市のレストラン「筑波山ひたち野」
舗装された峠道?をひたすら蛇行して辿り着いた、山の中腹にある本格炭火焼ステーキハウス。英国の古民家<アン・ハサウエイの家など…>を思わせるような堂々とした佇まいの建物が印象的(リーフレットによれば、建物は白川郷から移築したものだそうです)。
「常陸牛しぐれ煮ひつまぶし」
夕食としていただくのは、和食のしぐれ煮ひつまぶし。3通りの味わい方で、常陸牛を堪能します。付け合わせは野菜サラダ、大根の煮物、冷奴のゴマダレ和え、なめこの味噌汁など。
夕闇迫る筑波山
スタートから観光もそこそこに食べ通しの"食い倒れツアー"でした(笑)。都道府県魅力度ランキングで下位の常連と言われる北関東3県ですが、それぞれにその土地ならではの風土と味覚を備えた場所でした(茨城の広大な田園風景が、今回は特に印象的でした)。何より人が温和な印象。
そもそも都道府県を「魅力度」でランキングすると言うこと自体が私は好きではありません。理由は、結局それが下位ランキング都道府県に対し無用な蔑視を産み、徒に差別を助長することになるだろうから。
魅力度を測る指標も、国の研究機関ではなくブランド某と言う私企業が考えたもので絶対的なものではなく、その指標では測れない各都道府県の魅力もあるわけですから、たとえ下位にランキングされたとしても、あまり気にしないで欲しいなあ…(ブランド某はブランド向上戦略をアドバイスするコンサルティング会社なんですよね。いかにもマッチポンプな感じがします)。
尤も、今回のツアーにはそれを逆手に取ったバス会社と地元の逞しさを感じましたが…(笑)。
しかし、立派な舗装路に車通りも殆どない。都会の混雑に慣れた自分には、住人の少なさが地方の衰退にどれだけの影響があるのか気になりました。
本ツアーは日テレ昼番組の「ヒルナンデス」で、来る5月8日(月)と15日(月)の2回に渡って紹介されるそうです。
テレビロケを終日間近で見たのは今回が初めてでしたが、レポーターを務めるタレントの皆さんのタフぶりに何より驚きました。一般の参加者が次第に口数少なくなって行く中で、終始饒舌でした(まあ、仕事ですからね)。
ヴィジュアル的には国生さゆりさんのキュッと締まった足首(笑)と、8分の1アメリカ人の血が流れていると言う岡井千聖さんの顔の小ささが印象的でした。
私が見た限りでは、タレントさんと一般の乗客との絡みは殆どありませんでした。出発地の浜松町から夕食のレストラン到着までバスには同乗していましたが、一緒にツアーに参加したと言う感じではないですね。当然でしょうが…まあ、興味深い体験ではありました。
結城市公認のゆるキャラ「まゆげった」君。結城市特産の「結城紬」と「下駄」をモチーフにしたゆるキャラです。真っ白で丸っこい身体は結城紬の生糸の原料である"繭(まゆ)"、立派な眉毛は下駄の"鼻緒"ですね。
このまゆげった君、「旅の駅 結城つむぎセンター」の店頭で来店客に盛んに愛嬌を振りまいていましたご当地ゆるキャラを間近に見たのは今回が初めてですが、結構かわいいものですね。
はとバスツアー:群馬・栃木・茨城3食対決!