はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

コミュニティで果たすべき役割を放棄する人々(>_<)

2008年05月19日 | 日々のよしなしごと
社会を形成する中心的立場である大人としての自覚は、責任は…?

 昨夜遅く(11時近く?)、同じマンションの友人から携帯にメールが届いた。タイトルからして、少々興奮ぎみ?
 彼女の怒りの理由はこうである。私たちの共通の友人でもあるAさんのご主人が今回管理組合の理事長に選出されたのだが、近々マンションを売りに出し引っ越す予定なので引き受けないと言っているそうだ。理事長なのに理事会にも出ないらしい。すでに管理組合の新年度は始まって1ヶ月を経過している。しかも今年度は大規模修繕を控え、特に重要な年なのだ。ならば、臨時総会を開くなりして、引き継ぎをきちんとすべきだろう、というのが友人の言い分だ。

 なぜ彼女がこうも怒っているかと言えば、持ち前の正義感もさることながら、昨年度は彼女の夫が理事長職を務めたこともあり、今回の騒ぎで新理事会のメンバーから泣きつかれたからのようだ。すでに理事長職は解かれた立場であるのに、夫婦して責任感が強いものだから、我がことのように悩んでいる。
 
 問題の友人とは子供同士が同級生ということもあって、特に子供が小学生の頃は互いの家を頻繁に行き来する関係だった。しかし末の子が小学校に上がったあたりから、彼女は働き始め多忙になった為、このところ以前ほどの親密な付き合いはできなくなっていた。それでもマンション内で会えば立ち話はするし、旅行土産を交換するくらいの付き合いは続いていた。

 実のところご主人だけでなく、友人自身にも問題があって、彼女は自分の家庭や子供のことになると一生懸命なのに(働き者で特に家事の腕前は完璧!子供への愛情は人一倍濃い人なのだ。そういうところを私は尊敬しているのだが…)、PTAや地域活動となると非協力的な態度があからさまなのが、私も前から気になっていた。昨年度も共に町内会の役員を務めたのだが、彼女はマンション内の役員の会合に何かと理由をつけては一切出席しなかった。さらに大事な備品を紛失しても知らぬ存ぜぬを通した。困ったことに人の話に耳を貸さない頑固さがある。今回転出すれば、それっきりの関係なんだろうなあ…。

 今朝も前述の友人からメールが届いた。ゴミ捨て場に問題の友人の子供用一輪車が置かれていると言う。数年前から粗大ゴミ搬出には、予め所定の手続き(有料)が必要になっている。しかし、その一輪車は手続きを済ませていないようだ。つまり無断放置である。怒り心頭?の友人はきちんと手続きを踏んだ上で粗大ゴミとして出すようにというメモを添えて、その一輪車を問題の友人の玄関先に戻したそうだ。彼女が危惧するのは、これを許せば、以後とんでもない量のゴミを放置したままここを去るのではないか、ということらしい。出所不明の粗大ゴミの手数料は、結果的に管理組合が負担することになってしまうから、彼女の心配も当然だろう。今、新任教員として多忙を極める友人が、こうしたことにまで気を揉んで、私は彼女の体調の方が心配だ。

 両親がこれほどまでに社会性や協調性を欠如していたら、子供の教育上も好ましくないと思うのだが、誰も彼らを注意できない(と言うか説諭できない(-_-))。こういう場合、どうしたら良いのだろう?残念ながら管理人も今年替わったばかりで頼りにならない。かと言って、私が注意しても耳を貸すような人ではない。そもそも人は自ら改めたいと思わない限り、変わらないものだろう。

 困ったことに、こうした自己中な振る舞いの人々に対し、世の中から手痛いしっぺ返しがあるとは限らない(本当は痛い目に遭った方が、自分の身の振り方を考える良い機会になると思うのだが…)。寧ろ彼らのような人々は周囲に多大な迷惑をかけながら、要領よく世の中を渡って行けたりするものなのだ。それが人として正しいかどうかは別として。

 せめて花で心鎮めたい…
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