【５月の指針】過去にこだわることなく規律を正して新しい時代を作っていこう！

新元号「令和」元年の５月になりました。

今月は「己巳（つちのとみ／きし）」の月です。

不思議ですねぇ、「令和」のスタートの月が「己巳」の月とは……

十干の「己」は陰の土性で、山の周りの低い土地、
田園、町、村、広場など人々が生活する場所を意味し、
このことから庶民性、準備、地道な努力などを表し、
物事を順序立ててじっくりしっかりと整理整頓していく時と読みます。

十二支の「巳」は陰の火性、
蛇が地表に出て動き始める様子を表しています。
このことから物事が新しく始まる時と読みます。

「己巳」はまさにこれまでの時代に終わりを告げ、
規律を正して新しい活動を始めるべきというわけですが、
それだけではありません。

私が驚いているのは「日本」という国が持つ運のめぐり、その偶然性です。

昨年12月23日の明仁上皇陛下の誕生日に綴ったブログでも述べたように、
明仁上皇は1959年、「己亥」の年に美智子上皇后とご成婚され、
それから30年目、納音（なっちん）にあたる1989年に天皇に即位され、
さらに天皇にご即位されてから30年目、納音の年にあたる今年2019年、
ご成婚から60年の律音（りっちん）の年に生前退位されたわけです。

こうした偶然（？）の重なりは本当に我々の想像をはるかに超えた次元で起きているわけですが、

よくよく見れば…
「令和」スタートとなる「己巳」の月はまさに「己亥」から見ると納音にあたります。
これはなんという偶然なんでしょう。

このことから、まさに「令和」のスタートは、
過去を壊して、心機一転リセットしてからリスタートすべしということ。
新元号にうかれてばかりはおられません。

さぁあなたの人生のリセット、リスタートのお手伝いをいたします。
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