秋の気配・・・秋の毛生え薬か・・・
失礼!今日飲み屋ですれ違ったある人の頭を見ていたら、
例によってそんな親父ギャグが浮かびまして・・・
ホント、つまんないギャグですみません!
実は、ある方から、「最近更新が・・・」という厳しくも温かいご指摘を受けました(笑)
はい、なわけで、しっかりと書かせていただきますので!
それにしても、季節の変わり目というんでしょうか、
このところ予約殺到で非常に忙しいこともあるのですが、
心のほうはともかく、身、カラダのほうがけっこう疲れておりまして・・・
もちろん、もうそう若くはないので、体力的には日頃からかなりツライ状態なのですが、
昨日も締め切りギリギリの原稿が溜まってしまって、
朝3時半には起きて、パソコンに向かうハメになってしまったのです。
それ故に、眠い!
僕はもともとどんなに疲れていても、どんなに前夜に酔っ払っていても、
毎朝5時前には起きるのですが、
これが3時半というと、この1時間半の早起きのボディーブローが意外に効くのです。
そんなツライ状態なのに、千ちゃんから電話で、
「新宿の思い出横丁に行かない?」なんて誘われると、
ついフラフラ・・・
こういうのってどういうんでしょうね(笑)
新宿の“思い出横丁”は、JR新宿駅の西口の一画に佇む、
戦後の闇市のバラックを思わせるごくごく庶民的な飲み屋街です。
僕が大学生の頃は、“思い出横丁”ではなく、“しょんべん横丁”と呼ばれていました。
もちろん今でも僕より上のおぢさんたちは、
当たり前のように“しょんべん横丁”と呼んでいるでしょうが、
昨今はこの場所もかなり国際化というか、観光地化されてしまい、
“しょんべん横丁”なんていういかにもアンモニアの臭いが漂う下品な名称を使うなんて
もってのほかなのでしょう。
だって、この“思い出横丁”の立派なホームページまであるんですよ!
でも、こうなると、この場所も時代の中で多少作られた形で保存されているという感じもします。
僕は、大学生の頃、この“思い出横丁”に、
当時新宿の伊勢丹でバイヤーをされていたIさん(現・K百貨店社長)たちと、
毎日のように通っていましたし、
その後も、駆け出しの放送作家として、
当時のお笑い芸人さんたちとちょくちょくこの地を訪れたものです。
あれからもう30数年が経過しています。
当然、店もほとんど代替わり、様変わりしてしまっていて、
僕がどの店に通っていたのかは、もう特定が出来ません。
でも、たしかにこの地に毎日のように通っていたのは事実です。
そんな昔の記憶をたどりながら、タイムスリップするように訪れたこの横丁は、
中国人(と思われる)おネエさんたちが店頭で、
口々に「いらっしゃいませ!」と呼び込みの声をあげる
昔とはちょっと趣きの違う街になってしまっていました。
あはは、ここは上海の“しょんべん横丁”やん!
まずは千ちゃんと待ち合わせたうなぎの串焼きの店「カブト」へ。
ここは、“思い出横丁”のほぼ中央にあるLの字のカウンター15席ほどの店ですが、
昭和28年創業と、代替わりが激しい現在の“思い出横丁”の中では、
長い歴史を誇る老舗の一つです。
この店のカウンターに座ってうなぎを肴に焼酎をぐびぐびやっている
酒焼けした60年配のおぢさんたちの姿には、
往時の“しょんべん横丁”の姿がまだ残っていました。
それから「カブト」を出て、どこに入ろうか、狭い横丁をウロウロ。
結局、“ガッテンおばさん”という威勢のいい名物おばちゃんの経営している「丸庄」へ。
この店も店頭で焼き鳥を焼いているのは中国人の女性。
しきりに早口で「いらっしゃいませ!」を連呼している・・・
おばちゃん曰く、
「雨あがってよかった。ああ、でもヒマだ。ええ~い、どうにでもなっちまいやがれてんだ!」
あはは、元気だな。
この横丁には、ここのおばちゃんに象徴されるように、
逞しく生きていく無国籍で不思議なパワーがあるなと実感。
いい晩だったな。
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