妊娠の報告に動揺するカレシたちとトラウマ！

ここ２、３日、僕にとって少し悲しい報せが立て続けに舞い込みました。

実は先月の初め、僕のところに顧客の女性から、
『妊娠しちゃったんです。
でも、カレシから「今は生活が苦しい。
いつかは結婚しようと思っているけれど、
今しばらくは結婚出来ないし、
子供も育てていけないので今回は中絶して欲しい」
と言われモメてるんですけど、どうしたらいいでしょう？』
という連絡がありました。

そこで、モメてる二人に来てもらい、カレシに対して、
『せっかく授かった二人の愛の結晶を、
今生活が苦しいからという理由で、安易に中絶の決断を下すのはどうだろう』
と話しました。

妊娠→まずい→生活が苦しい→今は結婚できない→中絶

というのはあまりに身勝手で短絡的な思考だと話しました。

というか、すぐにそういう結論を出す前に、
なぜ結婚・出産ありきのケースを想定し、

妊娠→うれしいことだ→結婚し出産するためにはどうしたらよいか？

という形で考えようとしないのか？
起きたことをポジティブにとらえていくのが筋ではないだろうかと思うわけです。

妊娠というのは、一つの命が、愛し合った末に二人の結晶が宿るということ、
まことに尊いものなのです。

もちろん、僕が前向きに考えてみたらどうか、
まず産む方向でどうしたらよいか考えるべきではないかといった背景には、
二人の今後の運勢もあります。

二人の運勢を見ると、多少の困難はあっても、
そうすることがおそらく良い方向につながるという判断がありました。

その結果、二人はまず結婚することを決め、
両親への挨拶もすませ、
あとは出産に向かってまっしぐらに突き進む・・・というはずでした。

しかし、残念ながらお腹の子どもが流れてしまったという報告が来ました。
本当に可哀想です。

一方、時同じくして別の顧客の女性から、
『妊娠したことがわかったが、カレシが中絶してほしいと言ったきり、
仕事が忙しいと会ってもくれないし、連絡もつかない』
と言って来ました。

まったく無責任なカレシで困ったもんです。
この彼女には、ただ「どうしよう」とおろおろするだけではなく、
ちゃんと会いなさい、まず正面を向いて話し合うべき機会を作りなさい、
そして、お互いの気持ちを確かめ合い、前を向いて考えなさいといいました。

しかし、話し合いの結果、こちらのカップルが出した結論は中絶でした。

その報告のメールが、先述の彼女からの残念メールとほんの時間差で届きました。
だから、悲しかったのです。だから、つらかったのです。

また、はからずも同じ日に（ふだんは受けない）電話鑑定を受けました。
その相談者が九州の某所にいて、
簡単に上京出来ないということで、あえて電話による鑑定を引き受けたのです。

その相談内容も
『妊娠して中絶した後、二人の関係がしっくりいかなくなってしまった』
という内容でした。

赤ちゃんを身ごもるということは、
その瞬間から親の責任が出来るということです。
生まれてくる子供には、自分の命を左右する力はなく、
その子供の命の行方、生殺与奪の決定権は、
赤ちゃんの親たる男女に委ねられているのだということです。

ならば、無理やり暴行され、意図せず妊娠してしまったというのでない限りは、
無暗に尊い命をないものにしてしまってよいものでありましょうか。
もっと命というものを大切にしてほしい、そう強く思います。

陰陽五行の原点は“すべてものは命より始まる”です。
五行、木火土金水が、唯一命がある木性から始まるように、
この世に生まれいでてこそ、人生がスタートするのです。

そのスタートを切る前に、短絡的な理由で、
小さな小さな命の芽を摘むことだけはしてほしくないと思います。

世の中には赤ちゃんが欲しくてもなかなか出来ないカップルも沢山いるんですから・・・

ちなみに、中絶カップルの多くは、
その後二人の関係がしっくりいかなくなるケースが多いといえます。
中には、中絶の時のショックがトラウマになってずっと残る人間もいます。
だから、交際は慎重に、
そして、もし小さな命が宿ったら、あくまでもその命を大切にして下さい！



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【11月の指針】今は知恵を蓄え、人脈を広げ、花咲く春を待つ時です！

早いですねぇ、もう11月です。

僕にとって月運天中殺中の1０月は、ひまだけど変に忙しい、気ぜわしい（笑）
・・・こういうと、きっと共感してくれる人も多いと思いますが、
まさにそんな月でした。

変わって11月は乙亥の月。
乙は木せいの陰で、背丈の短い草花や草木を意味します。
草は地面に根を張り、横に横にと根を広がっていきます。
つまり人間関係を上手くやりくりし、
同じ考え方の仲間や味方を増やして行く、
この粘り強さが生きてくるといえます。

亥は水性の陰、地面にはだいぶ水分が多くなってきました。
ここには草や花を育てる知識や知恵があります。
まさに知恵や知識の泉。

そこで、今月は知恵や知識を蓄え、人脈を広げ、
仲間や味方をどんどん増やして行く時期、
そして、春が来た時に、一気に花を咲かせる・・・
そんな端緒となる時期と読みます。

僕も来年を見据え、新たに電話鑑定などやってみようかと思っています。

さて、乙亥という干支の組み合わせですが、
これは六十ある干支のうち１３ある異常干支の１つです。

異常干支と聞くと、
なんだかとても不快な気持ちになりますが、
自分の生年、生月、生日のいずれかにこの干支を持つ人は、
世間一般のフツーの人と異なる考え方をし、
その行動もどこか変わっているといわれます。

たとえば、この乙亥の場合、
ごく平均的な家庭生活を送っていると異常が出やすくなります。

ごく平均的な家庭とは、夫婦揃っていて、仲睦まじく幸せで、
子供も家の跡を継ぐような男の子がいて・・・なんていう場合です。

なんか非常に厄介ですね。
それって幸せな生活を望むなということじゃないですか！

逆にいうと、乙亥を持つ人は、結婚しても子供がいないとか、
単身赴任で夫婦が別れて暮らさなければならないとか、
海外生活を送るとか、そんなふうに特殊な環境で暮らす場合は、
その影響がほとんど出ません。

そこで、日常生活にそれなりの変化をつけることで対応します。

なお、この乙亥が生日の干支の場合は、日座天中殺という宿命天中殺となり、
さらにさまざまな制約が出てくるので、さらに厄介です。


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