今朝、朝刊を見てびっくり!
僕の大好きな神田のやぶそばが昨夜営業中に出火し、半焼したとのこと。
神田須田町(住居表示は神田淡路町)のやぶそばといえば、1880年(明治19年)創業、
130年の歴史を誇る江戸そばの老舗であり、東京中にある藪そばの本家のような店。
僕の家や事務所のある渋谷からは、アクセスがそれほどよいとはいえないけれど、
その味が好きで、僕もしょっちゅうそばを食べに、
いや、そばで一杯やりに出かけるいきつけの店として、
このブログでもたびたび書き綴ってきました。
なにせ大のそば好きの僕は、
日頃から、これまた大好きな立ち食いそばチェーンの「小諸そば」のつゆは
神田のやぶそばを意識して作られたに違いないと公言しているほどなので、
僕にとって「かんだやぶそば」は「小諸そば」と並ぶ二大そばなのです。
(かんだのやぶと小諸そばを二大そばと決めつけるのもかなり大胆ですけど・・・)
でも、そのくらいやぶが火事になった意味は大きいのです。だからすごいショック!
神田のやぶそばへ行くには、JRなら神田駅か御茶ノ水駅・・・
まぁ一番近いのは営団地下鉄の淡路町駅なのですが、
その淡路町駅からでも少し歩くというか、
わざわざ行く気がないと歩いていくのがちょっと面倒な場所にありまして(笑)
しかも、なんとなんと閉店が8時なので、
僕のようにダラダラ飲み続けるノンベエには本来まったく向いてないのです。
それでもなぜか通っちゃう、そんな不思議な魅力、魔力(?)のある店なんですね。
だって、やぶそばのすぐ近くには、あんこう鍋の老舗「いせ源」があるし、
すぐ前には、燻製料理の「けむり」もあるんですよ。
でも、ぶらっと「いせ源」や「けむり」に行くつもりになっていても、
やぶそばの近くまで来ると、
つい「やっぱり、やぶにしようっと」とつま先を変えてしまうほどなんですもん(笑)
実は、僕は、そのやぶそばの不思議な“吸引力”(?)は、
そばのうまさはもちろんですが、
あの昔ながらの木造の店構えにあると思うんです。
数寄屋造りのたたずまい・・・入口の木札の看板と行灯・・・
入口の門をくぐり、敷石を踏みながら玄関へ・・・
玄関を入ると、広めの椅子席の食堂が広がり、
右手が厨房、左奥が履物を脱いで上がる昔ながらの座敷・・・という体裁で、
僕にとってなにか無性に懐かしいというかホッとする空間なんですよねぇ。
今回は、このうち右手の厨房部分が焼けてしまったらしいのですが、
せめて食堂側だったらよかったのにと残念に思うことしきりです。
なぜならば、厨房が焼けたことで、
代々け継がれてきた自慢のつゆなどもダメになってしまったということでしょう?
もちろん、つゆやだしの調合など伝統的なレシピは残っていると思うので、
この先も味に変わりはないかもしれないけれど、
つゆを入れる壷(?)の底にはきっと“歴史”が残っていたはずですもんね。
はからずも昨日、事務所の下のカフェレストラン「West」にランチを食べに行き、
窓の外に降り続く雪を眺めながら、「West」のママに、
「ああ、雪を見ると南禅寺の順正か神田のやぶに行って、
昼から熱燗で一杯やりたくなるなぁ」と、嘆いたばかり・・・
それがひょんな形でつながるとは・・・
かんだやぶそば様、謹んで火事お見舞申し上げます。
また、営業が再開できる日を心よりお待ちしています!
☆インターネットより鑑定予約できます!
“渋谷の父”が大活躍する連載小説『不死鳥伝説殺人事件』も読めます↓↓↓
渋谷の父 ハリー田西 “渋谷占い”
僕の大好きな神田のやぶそばが昨夜営業中に出火し、半焼したとのこと。
神田須田町(住居表示は神田淡路町)のやぶそばといえば、1880年(明治19年)創業、
130年の歴史を誇る江戸そばの老舗であり、東京中にある藪そばの本家のような店。
僕の家や事務所のある渋谷からは、アクセスがそれほどよいとはいえないけれど、
その味が好きで、僕もしょっちゅうそばを食べに、
いや、そばで一杯やりに出かけるいきつけの店として、
このブログでもたびたび書き綴ってきました。
なにせ大のそば好きの僕は、
日頃から、これまた大好きな立ち食いそばチェーンの「小諸そば」のつゆは
神田のやぶそばを意識して作られたに違いないと公言しているほどなので、
僕にとって「かんだやぶそば」は「小諸そば」と並ぶ二大そばなのです。
(かんだのやぶと小諸そばを二大そばと決めつけるのもかなり大胆ですけど・・・)
でも、そのくらいやぶが火事になった意味は大きいのです。だからすごいショック!
神田のやぶそばへ行くには、JRなら神田駅か御茶ノ水駅・・・
まぁ一番近いのは営団地下鉄の淡路町駅なのですが、
その淡路町駅からでも少し歩くというか、
わざわざ行く気がないと歩いていくのがちょっと面倒な場所にありまして(笑)
しかも、なんとなんと閉店が8時なので、
僕のようにダラダラ飲み続けるノンベエには本来まったく向いてないのです。
それでもなぜか通っちゃう、そんな不思議な魅力、魔力(?)のある店なんですね。
だって、やぶそばのすぐ近くには、あんこう鍋の老舗「いせ源」があるし、
すぐ前には、燻製料理の「けむり」もあるんですよ。
でも、ぶらっと「いせ源」や「けむり」に行くつもりになっていても、
やぶそばの近くまで来ると、
つい「やっぱり、やぶにしようっと」とつま先を変えてしまうほどなんですもん(笑)
実は、僕は、そのやぶそばの不思議な“吸引力”(?)は、
そばのうまさはもちろんですが、
あの昔ながらの木造の店構えにあると思うんです。
数寄屋造りのたたずまい・・・入口の木札の看板と行灯・・・
入口の門をくぐり、敷石を踏みながら玄関へ・・・
玄関を入ると、広めの椅子席の食堂が広がり、
右手が厨房、左奥が履物を脱いで上がる昔ながらの座敷・・・という体裁で、
僕にとってなにか無性に懐かしいというかホッとする空間なんですよねぇ。
今回は、このうち右手の厨房部分が焼けてしまったらしいのですが、
せめて食堂側だったらよかったのにと残念に思うことしきりです。
なぜならば、厨房が焼けたことで、
代々け継がれてきた自慢のつゆなどもダメになってしまったということでしょう?
もちろん、つゆやだしの調合など伝統的なレシピは残っていると思うので、
この先も味に変わりはないかもしれないけれど、
つゆを入れる壷(?)の底にはきっと“歴史”が残っていたはずですもんね。
はからずも昨日、事務所の下のカフェレストラン「West」にランチを食べに行き、
窓の外に降り続く雪を眺めながら、「West」のママに、
「ああ、雪を見ると南禅寺の順正か神田のやぶに行って、
昼から熱燗で一杯やりたくなるなぁ」と、嘆いたばかり・・・
それがひょんな形でつながるとは・・・
かんだやぶそば様、謹んで火事お見舞申し上げます。
また、営業が再開できる日を心よりお待ちしています!
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