“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

天中殺に結婚してしまったらどうするか?天中殺に出産してしまったらどうするか?

2017年08月19日 15時08分30秒 | Weblog
“天中殺の年に結婚してしまった上に、ご主人の天中殺の年に男の子が生まれた”

出産後、占いの本やサイトを見て赤ちゃんのことを調べてみたら、
自らの結婚や出産が「天中殺結婚」や「天中殺出産」にあたる
――と知ったご婦人が、メール鑑定の申し込みをされました。

そこで、こういう場合はこうしてくださいと綴った、
詳細な鑑定報告書をお送りしたのですが、
ご自身の天中殺中に結婚したことや
ご主人の天中殺中に出産したことがトラウマのようになって、
日々不安でしょうがないご婦人からは、
その後も問い合わせの電話がたびたびかかってきました。

とはいえ“天中殺で結婚した”“(ご主人の)天中殺で男児を出産した”という事実は、
もはや変えられない事実ですので、
そのことにとらわれてばかりいては前に進めません。
問題はそれをどう受けとめて、お子さんをどう育てていくかにあるといえます。

そこで、今日はいわゆる「天中殺結婚」と「天中殺出産」について綴ります。

カップルの両方、
またはどちらかが天中殺期間に同棲や入籍をしてしまうと、
以後の結婚生活が非常に不安定なものとなり、
結果的にうまくいかずに別れてしまうケースが多いとされます。
これを「天中殺結婚」というわけですが、
あらかじめお伝えしておくと、この場合の「結婚」とは、
「(そのまま入籍に至る)同棲」のスタートの時期、及び「入籍」の時期をさします。

まず、基本的にこうした「天中殺結婚」の禍を防ぐには、
月運も含め天中殺の期間に同棲や入籍をしなければよいということです。

では、事前にこうした天中殺に関する知識がなく、
天中殺の間に同棲や入籍をしてしまったらどしたらよいかというと…

天中殺中に同棲を始めてしまって結婚をする場合はいったん同棲を解消し、
天中殺明けにもう一度同居をスタートさせればよいわけです。

一方、天中殺に入籍してしまった場合は、
天中殺中の同棲ほど大きな影響があるわけではありませんが、
いったん籍を抜いて、改めて入れなおす、
つまり、いったん離婚して再婚すればよいわけです。

しかしながら、いちいちこんな面倒なことをやるほど占いにご執心な人はいません(笑)

実は「天中殺結婚」の影響の表れ方に関してはある条件があるんです。

簡単にいうと、たとえ天中殺の中で結婚をしてしまっても、
子どものあるなしで運勢に差が出るのです。

かりに天中殺冲に結婚しても、子どもがいないか、
あるいは女の子がふたり以内の場合はほとんど天中殺の影響は表れないのです。

しかし、男の子が生まれたり、
あるいは子どもがたくさんいる場合は、
家庭が落ち着かず、夫婦関係がぎくしゃくしてきて、
夫婦の間にひびが入りやすくなってしまいます。

男の子が生まれると、なぜダメなのかというと、
一家の跡取りたる男の子が生まれることで、
天中殺という不自然な形で融合しているものが完全になろうとしてしまうからです。

では、男の子が生まれてしまったらどうするかというと、
なるべく早くその子を自立させ親元から放して暮らさせることです。
たとえば、学生時代に寮に入れるとか、
社会人になった時は独立して親元から離れて一人暮らしをすると、
天中殺の禍が消えていきます。

つまり、へんな言い方ですが、
「天中殺結婚」により男の子ができた場合は、
父親と子どもの関係が不自然な状態になっているほうがよいのです。

たとえば、これはやや極端な言い方ですが、
父親が単身赴任で家族と離れて暮らしていたり、
仕事が忙しくて朝早く仕事に出かけ、また帰宅も遅いなどという、
普通の家族関係とは形態が違う不自然な形となった場合も、
かなり天中殺の禍を減少させることができます。

一方、天中殺中の出産に関していうと、
出産は天からの授かりものなので、
これは「天中殺結婚」ほど大きな影響は出ません。

しかしながら、父親の天中殺中に男の子が生まれた場合や、
母親の天中殺中に女の子が生まれた場合はやや影響が出てしまいます。

たとえば、男の子は父親の跡を継げないような子になったり、
女の子も母親べったりの“過保護のカホコさん”になってしまうのです。

これを防ぐには、これまた天中殺結婚の場合と同じく、
子どもを親元から放して自立心を芽生えさせるようにすることです。

ですから、男の子だったら、すぐに家業を継がせず、
他の家や会社で修業をさせてから家に戻すようにします。

もちろん一般の会社員の家庭ならば家業を継ぐ云々は問題がありません。

そんなわけで、くだんのご婦人には、
必要以上に天中殺結婚や出産にとらわれることなく、
まずお子さんと向き合ってほしい。

そして、とにかく《決してその子を過保護にすることはせず、愛情を持って接し、
なるべく早めに親元から離して自立させる》ということを徹底するようにとお伝えしました。

皆様の子育てについての悩みやお子さんとの向き合い方に関するご相談をお受け致します。


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渋谷の父  ハリー田西  “渋谷占い”
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【8月の指針】思い切って伸び茂った葉を落とし、高い目標を掲げて進め!

2017年08月02日 06時15分57秒 | Weblog
8月に入りました。

今月は戊申の月。

十干の「戊」は陽の土性で、富士山のような大きな山の意味。
山は“不動”といってみんなの中心にあり、
どっしりとして動かないところによさがあります。
また、「戊」は草冠をつけると「茂」、茂るという字になります。

十二支の「申」は陽の金性で、攻撃性、チャレンジ、前進力の意味。
「申」は人偏をつけると「伸」、伸びるという字になります。

先月の丁未月に際しては、枝葉が繁茂し内憂外患の様相を示していると述べましたが、
今月はそれがさらに伸び茂るということです。

すなわち、ここで大胆な剪定を行わないと、
来月の己酉の月、それに続く庚戌、辛亥の月に大変革の時を迎えることになるのです。
思えば、孫文が清を倒して中華民国を建国した一大変革は辛亥革命でした。

そこで今月は、思い切って伸び茂った葉を落とし、高い目標を掲げて進めと読みます。

さて、申酉天中殺の人にとっては、
年運の天中殺に月運の天中殺が加わるまさに正念場の時となります。

今朝も申酉天中殺の友人から、
「8月24日に右膝後十字靭帯の手術の予定でしたが、
昨日の夜左足第5中足骨を強打して骨折!
明日○○病院に入院して両足同時にオペします」という知らせが入りました。
天中殺の嵐がいよいよ灼熱の申と酉の天中殺月に容赦なく吹き荒れます。

同じく申酉天中殺の安倍総理は、
稲田防衛相の失言問題や加計学園問題の影響で、
支持率が危険水域の30%台にまで落ち、
明日発表の内閣改造でそれを乗り切ろうとしています。
すなわち内閣改造によって伸び茂った葉を刈ろうという作戦です。

が、しかし、上記したように、
それは大胆かつ抜本的な人心の一新でこそなされるべきであり、
その点、気になるのは官房長官の菅さんと副総理兼財務相の麻生さんは留任という
内閣の要の部分には手をつけない生ぬるさが気にかかります。

菅義偉官房長官 ⇒ 戌亥天中殺
麻生太郎財務相 ⇒ 戌亥天中殺

菅官房長官と麻生財務相は天中殺入りまであと半年に迫った戌亥天中殺、
しかも、今年の10月8日には月運天中殺に入るので、
もはや菅さんや麻生さんの足元は相当に氷が張った状態になってきているのです。
ですから、本当は“転ばぬ先の杖”で彼らこそ真っ先に交代させておくほうがよいのです。

では、他の主な閣僚入り噂されている顔ぶれの天中殺は?

林芳正元農水相      ⇒ 寅卯天中殺
河野太郎元国家公安委員長 ⇒ 寅卯天中殺
茂木敏充政調会長     ⇒ 辰巳天中殺
野田聖子元総務会長    ⇒ 辰巳天中殺
小野寺五典元防衛相    ⇒ 午未天中殺

申酉天中殺と戌亥天中殺を除けば比較的運気は安定してきているので、
このあたりの人選はかなり無難な選択だといえますが、
今回の内閣改造の目玉と噂されているこの人は……

三原じゅん子議員   ⇒ 戌亥天中殺

菅さんや麻生さんと同じ理由で、
三原じゅん子議員の閣僚へ起用があれば大いに先行き不安です。

※結局、三原さんの起用はありませんでした!

そんなわけで、
これから今年後半にかけての安倍内閣はこれまで以上の試練に立たされると考えられます。

われわれ国民は国政の動きに十分気を配り、注視していく必要があると思います。

 
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