“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

芸術の秋?!今週はおつきあいで2本も芝居を見る!

2011年09月15日 23時36分52秒 | Weblog
今週は(おつきあいということもあり)なんだか観劇づいています。

月曜日に、東池袋の「あうるすぽっと」でミュージカル『コレット・コラージュ』。
これは、僕の“妹分”の舞台女優・Mが出ているのです。

そして、今日、下北沢の「シアター711」で、
劇団まるおはな公演の『この美しき現(うつ)し世に笑おう』というお芝居を見て来ました。

ミュージカル『コレット・コラージュ』は,
フランスの女流作家シドニー・ガブリエル・コレットの波乱の人生を描いたミュージカル、
日本では、1992年に元宝塚の旺なつきさんの主演で初演され、
この時、演出家の勝田安彦氏が文化庁芸術祭賞を受賞しています。

今回の公演は、旺なつきさん以外、Mも含めキャストは全員初演でしたが、
芸達者揃いで、なかなか見ごたえのある舞台でした。

ただ、楽日が近いことということもあり、
旺なつきさんの右目が、疲れからか結膜下出血で真っ赤だったり、
ベテランの立川三貴さんが“声”を失っていて、
セリフも歌もまったくスーハーとしか空気が抜ける音しか聞こえない・・・
なんていう信じられないハプニングもありました。

でも、すごいですね。
立川さん、セリフや歌は、“声”を失ってしまってほとんど“音”になっていないのに、
身振り手振りだけの演技で、まるで声が出ている時となんら変わりがないほどに観客を魅了、
最後まで堂々と演じきっていたのは立派でした。
その役者魂、おそるべし!

また、振付や音楽がよく出来ていました。
特に、2台のピアノの生演奏で聴かせる音楽は非常によかったです。

一方、本日見た『この美しき現し世に笑おう』のほうはというと・・・
僕のオフィスの1階にあるカフェレストラン「WEST」でアルバイトをしている
Nちゃんが出るというので、「ほな見させてもらうわ」とチケットを購入しました。
Nちゃんは昼も夜も働きながら“演劇”という夢を追っている女優さんです。

ある意味で、こちらの舞台は、『コレット・コラージュ』とは対照的!
演劇好きの人たちが集まって体を張って作り上げているという必死さとか熱気があり、
これはこれで見ごたえがありました。

まぁ世が世ならば、僕も今頃、芝居の台本書きなんぞを中心に活動していそうですが・・・

どうも歳をとると、人の作品にも半畳を入れたくなるのはよい傾向ではありませんね。自省。



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大切なのは、みんなで福島を応援する心!・・・と言って喜多方ラーメン!

2011年09月13日 22時56分18秒 | Weblog
ヒマだなぁ・・・と思われるかもしれませんが、
(たしかにヒマなんですが)昼休みに、渋谷の東急東横デパートで、
今日まで開かれている『がんばろう!宮城・福島物産展」に行ってきました。

そして、福島の喜多方ラーメンの老舗『老麺まるや』で、
昼食として前から食べたかったチャーシューメンを食べました。

催事場内の店の前に出来た列に並んで入った『老麺まるや』さんのブース。
カウンター席に腰掛けて、ラーメンの出来上がりを待つこと7分、
店員のおばちゃんが運んできてくれた喜多方ラーメン。
豚骨と鳥がらダシのシンプルな醤油スープの中に泳ぐ平打ちの麺、
具はばら肉のチャーシューとメンマと鳴門、そして、ネギ・・・
まぁラーメンはこうでなくちゃというラインナップ。

まず、スープをすする・・・
「うっ、けっこうしょっぱい!」
まぁ、このくらいしょっぱくないと、ボリュームのある平打ち麺をとらえきれないかな・・・と思う。

いやぁ、けっこうそれなりに堪能しました。
これが喜多方ラーメンの真髄でしょう。
もともと、「まるや」さんは、、喜多方老麺振興会を立ち上げたパイオニアだそうですから・・・

とにかく、今は原発に揺れる福島をみんなで応援し、みんなで支えて行かなくては・・・

政府のかなり上のほうから来ているのか、
テレビやラジオなどメディアも福島を応援するキャンペーンなどの企画が多くなっています。

そんな中で起こった鉢路吉雄さんの経済産業大臣の就任早々の舌禍事件。
「(福島は)死の町」に「放射能をうつしてやる」?!
ホント、このあまりに不用意、不注意な発言は、あほらしいというか、ばかばかしいというか・・・
“遊び”感覚で気軽に言っていいものではありません。

逆にいうと、こういう時期ですから、福島を含め、被災地について悪くいう言動は、
徹底的にしめあげられますので、我が身を考え、ご注意を!
しゃべり手の発言内容で突然スポンサーが契約を更新せずに降りた・・・
なんていう番組もあるそうですよ。
ま、紳助さんの一件もあり、
クライアントも代理店も非常に過敏になっているということもありますね。

ちなみに、問題発言の鉢路さんの星を出してみると、寅卯の天中殺の真っ只中。
結果、なんにも仕事もしないうちにクビ!
天中殺の中では、口は災いの元という心配があるだけにさもありなん、でした。

ま、派閥のバランスを優先するあまり、人物評価を見誤った
野田さんの任命責任も確かにあるでしょうね。



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なぜ「どぜう」と書くのか?なぜ「シウマイ」と書くのか?

2011年09月07日 15時02分04秒 | Weblog
野田どじょう内閣にこだわっているわけではありませんが(笑)
“どぜう”の話の続きです。

「どじょう」のことをなぜ「どぜう」と表記するのか知っていますか?

ご存知のように、「どじょう」はコイ目ドジョウ科の淡水魚で、
“どじょうすくい”で知られるように、日本でも昔から食されて来ました。

この「どじょう」を漢字で書くと「泥鰌」ないしは「鰌」。
つまり、「どじょう」の「ど」は、漢字の「泥」をつけることで、
この魚が川の底の泥の中に身を潜めていることが多いという強調形になっていると思われます。

さて、この「どじょう」を、一連のどうじょう料理屋さんの看板や品書きでは「どぜう」と書きます。

実は「どじょう」は、旧かな遣いで表記すると、
正式には「どぢやう」あるいは「どじやう」と書くのが本当です。

では、なぜこの「どじょう」を「どぢゃう」ではなく、「どぜう」と書くのでしょうか?

一説によると、「どぢやう」を「どぜう」としたのは、
あの江戸時代に「駒形どぜう」を創業した初代店主・越後屋助七だとか・・・

文化3年(1806年)の江戸の大火によって店が類焼した際に、
それまでの「どぢやう」の四文字では縁起が悪いと、
当時の有名な看板書き「撞木屋仙吉」に頼み、
奇数文字の「どぜう」と書き換えてもらったのだそうですが、
これが評判を呼んで店は大繁盛。
江戸末期には他の店も真似て、看板を「どぜう」に書き換えたといいます。

ま、そのへんの真偽のほどはわかりませんが、
今もおそらくのれんや書き物などの証拠が残っているんでしょうから、
その逸話にも根拠はあるといえます。

どうです?こんなふうに「どぜう」の表記一つにも200年からの歴史があるのです。

一方、それと似たような話があるのが、中華料理の点心の「シューマイ」。
といっても、ここでの話題は、あの有名な横浜・崎陽軒の「シウマイ」の話。

昨日、こんどお呼ばれてして占いのパフォーマンスをさせていただく
三田会(慶應大学のOB会)のイベントの打ち合わせにと、幹事の男性が見えたのですが、
その折にいろいろと話がめぐってなぜか崎陽軒の話になりまして・・・

『なぜ崎陽軒の「シューマイ」は「シウマイ」と書くのか知ってます?』と訊ねたところ、
『聞いたことがあります。たしか、ウマイということを強調したいからと聞きました』
という卒のない答えが返ってきました。

そうなんです、それも一つ・・・たしかにそうなんですが、
でも、これはあとからつけ足したオマケの由来かな?

実は、今から30年ほど前に、僕はラジオの原稿を書き上げるために、
“崎陽軒ではなぜ「シウマイ」と表記するのか?”ということを取材したことがあったのです。

というのは、もともと「焼売(シューマイ)」は中華料理ですから、
外来語なわけで、
昔も今も看板や品書きには「シューマイ」と表記してあることが多いわけですが、
本来「焼売」の「焼」の字の音読みは「ショウ」。
これを「シュー」となまって読むとして、
その場合、旧かな遣いだと「セウ」となるべき、
つまり、「シューマイ」は「セウマイ」と表記するのが正しいのではないか?
・・・などと、当時僕は浅薄な国語の知識を駆使してあれやこれや考え、
そんな疑問を含めて、
“崎陽軒ではなぜ「シウマイ」と表記するのか?”ということを、
当時の崎陽軒の広報担当の方に電話で問い合わせたのです。

と、当時の崎陽軒の広報担当の方は「調べますのでお時間を下さい」と丁寧に対応して下さり、
半日ほどして回答をもらいました。

それによると・・・
1908年に崎陽軒を創業した初代社長の久保久行(敬称略)は、
従業員がいくらおかしいと指摘しても、
「シューマイ」を「シーマイ」と発音して、
「シーマイ」が正しいと言い張ったそうです(笑)

そこで、本場の中国人を呼んで来て発音してもらい、
それを発音のままに表記した結果が、
現在に伝わる崎陽軒の「シウマイ」表記になったということです。
つまり、「シウマイ」と書くのは中国人の発音そのものだったのです。
これって、非常に、面白い話です。

ちなみに、今「シューマイ」を広東語で発音したものをカタカナで表記してみると
「シウマーイ」という感じになり、
公用語の北京語では「シャオマイ」と聞こえるそうです。

なんだか今日の話はまったくとりとめがない話ですが、
「水曜どうでしょう」ならぬ「水曜どぜうでしょう」ということで、お許して下さい。
あー、またきれいにオチなかった・・・



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“どじょう内閣”にかこつけて、さっそく“どぜう”を喰らう!

2011年09月05日 23時30分36秒 | Weblog
野田さんが日本国の新しい首相となりました。

野田さんが首相になってよかったというか、
これも一つの時代の変わり目、変革の時期なのかなと思ったのは、
安倍さん以降逆行してしまった“世代交代”の流れが再び戻ってきたということでしょうか。

老け顔、地味顔の野田さんですが、まだ54歳。
僕よりも年下の首相であり、あの“団塊の世代”の菅さんに比べると9歳も若いんです。

僕は、あの安倍さんが“団塊の世代”を飛び越して、戦後生まれ初の首相となった時、
《能力的にはちょっと心配だけど、ついに僕の世代まで日本のトップが降りてきた》と、
なにか心湧き立つ気持ちを覚えたものですが、
野田さんはその安倍さんよりもさらに3歳も若い!

たしかにこういう国難の時には、
もっと経験豊富なベテランの宰相の方がよいという声もありますが、
僕はむしろ旧いしがらみに囚われるくらいなら、
このくらい大胆な世代交代があったほうがよかったという気もします。

算命学でみると、野田さんの主星は冒険、改革、創造を旨とする龍高星。
安定期にあっては、その才能を評価されることなく、
逆に“変人”扱いされてしまうこともありますが、
今のような動乱期には、トップとして十分にその手腕を発揮できるものと思います。

ましてや、誰しも54歳は東方天剋地冲の年。
前に向けて進もうという時、多くの困難があるのはやむをえないとはいえ、
これまでを見直し再出発を計るには絶好の年といえ、
さらに、来年は西方律音の年となるので、
党内改革をうまく進めれば大きく飛躍できるターニングポイントの年となるでしょう。

また、この龍高星にプラスして、東方に玉堂星があるので、
野田さんはとても理屈屋さんで頭がよい、人材を育てるのが上手い人です。

僕は、以前から野田さんのユーモアセンスというか、
たとえ話の上手さに一目置いてきました。

たとえば、自著の中で、
“6年前の衆院選の時「ジージージー」と鳴いていたセミが、
4年前の参院選の時は「ミン、ミン、ミン」と鳴いていた”と表現していたり、
なでしこジャパンにかこつけて、
「なでしこだけでなくよしひこもよろしく」と言ってみたり、
手前味噌のようですが、
なんだか日頃の僕のへらず口に通ずるものがあるような気がします。
あ、僕のは単におやじギャグか・・・

そんな野田さんの内閣には、相田みつほの詩からとった
“どうじょう内閣”なる呼称が定着しつつあります。

また、そのおかげで、巷の“どぜう料理”の店がちょっとしたブームになっているようです。

そんな中、先週、僕も友人の千ちゃんと久々に“どぜう”を喰らいに行きました。

以前もこのブログに書きましたが、
僕も千ちゃんも意外にどぜう好きで、
これまでも、ちょくちょく駒形の「駒形どぜう」やら合羽橋の「どぜうの飯田屋」に行っちゃあ、
どぜう鍋や柳川に舌鼓を打ってましたが、
今回は、千ちゃんが見つけてきた両国橋のたもとにある
「両国どぜう 桔梗家(ききょうや)」さんに初めてお邪魔しました。

「桔梗家」さんの創業は昭和八年、現在のご主人が三代目という老舗です。
大きく“どぜう”と書かれたのれんをくぐると、井戸水を引いた桶があり、
その中に活きのいいどぜうが僕らに食べられるのを待っていました(笑)

玄関を入った店内は「駒形どぜう」や「飯田屋」さんと同じく板敷き。
座卓が5つほどのこじんまりとした家庭的なお店です。

それにしても、どぜう屋さんって、なぜどの店も板敷きのところで食べさせるんでしょうね?!
僕は胡坐が苦手なので、板敷きだとちょっと姿勢が窮屈になってしまうのですが・・・
そこで、そんな人のためにお店に用意してある座椅子を借りました(笑)やれやれ。

そんな店内で一人で給仕を担当しているのは、この店の娘さん。つまり“四代目”。
この娘さんがまた現代風の美人さんでして・・・

でも、聞けば、先頃結婚し、
ちゃんと跡取りになってくれるお婿さんをもらったということで、
ホッとしたというか、なんだかちょっと寂しかったなぁ(笑)なんでお前がって・・・

さて、肝心のどぜう料理のお味のほうは・・・美味いです!

どぜうというと、泥臭いとか骨っぽいとかいって、
けっこう敬遠する人が多いんですが、
そういう人は、老舗の、専門のどぜう料理屋さんの料理を食べたことのない人でしょう。
騙されたと思って、一度、どぜう料理の専門店ののれんをくぐって、
その料理を味わってみるといいですよ。
どぜうって、思ったよりも美味しい!と思うこと請け合い!

この日は、“野田どじょう内閣”にかこつけて、
某読売新聞の記者がお店に取材に来ていましたよ。

そんなわけで、野田さんの政治手腕のほうもじっくりお手並み拝見といきましょう!


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