こうして花金の夜は更けゆく・・・

朝自宅でコントの台本を書いて、それを添付して局へ送信したはずなのに、
先方でそれをあけたら、なぜか文字化けして読めないというので、
お昼に慌てて家まで取って返しました。
そして、再び送信。
念のためにこんどはメールに直接原稿を貼り付けて送るなどして、
原因究明もそこそこに、自宅での滞在時間５分で次の仕事場へ移動。
今日の東京は４月上旬並みの肌寒い日だというのに、
小太りの僕は汗まみれです
それにしてもいったい原因はなんなんだろう？
本当にこういうアクシデントがあると、とたんにリズムが狂います。
おっかしいなぁ・・・
目覚ましテレビの星占いランキングは魚座がトップだったのに・・・

夕方は、ちょっとだけ空いたので、
元ＮＨＫアナウンサーの千田正穂氏と寿司をつまみました。
ただし、二人ともイケる口なのに酒はなし。
千ちゃんは車だし、僕は夜事務所で鑑定の予約が入っています。
千ちゃんは、車を自宅に置いてから僕と一緒に飲みたかったようですが、
僕が仕事とわかっていかにも残念そうでした。

夜、鑑定に見えた女性は、先週彼から別れを切り出されたとか・・・
私はこの先ちゃんと結婚できるのかしら？と心配していましたが、
僕の答えはもちろん「できます！」
戌亥の天中殺の最中に干合して邂逅った彼ですが、
天中殺明けの今年、年運に龍高星が回り、西方対冲とあらば、
別れることもむべなるかな。
彼はと見れば、彼女への裏切り行為と新たな彼女との邂逅があるようです。
でも、その新たな恋も持たないとも話し、彼女を励ましました。
う～ん、つくづく男って身勝手だなぁ・・・


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渋谷の父 　ハリー田西 　“渋谷占い”

最近怒りっぽくなった僕がいうのもなんですが・・・

近頃歳をとったせいか本当に怒りっぽいというか、
やたら分別臭くなっていけません。
（うちの奥さんにも最近とみに言われてます！）

今朝も東急大井町線の車内でまわりの迷惑かえりみず携帯電話で喋り続けている
ショートパンツにミュールを履いたいかにもギャルギャルという茶髪のお姉ちゃんを一喝！
こういう時って、注意されるほうも不快でしょうが、
注意するほうはもっと不快なものです。

そんな嫌～な気分のまま自由が丘で東横線のホームへ駆け上がりました。
ところが、渋谷まで早く着く急行が、雨の影響による遅れもあって、
かなり混んでいたので、
比較的空いている各駅停車に乗り込み、空いていた座席に腰をかけたところ、
僕の後から乗り込み隣に座った若者の臭いがたまりません。
本人はよかれと思ってかムスク系のコロンをベタベタつけているのでしょうが、
その臭いにタバコの臭いが混じって、
実に不快な空気が漂って来ます。
そりゃ彼の彼女なら、
「わぁ、彼の香り、ステキ！抱かれたい！」とでもなるところでしょうが、
僕は彼の彼女ではない！
また、この若者に限らず、香水メーカーからお歳暮が来るくらいに
香水の香りをぷんぷん撒き散らしてエレベーターに乗ってくる女性にも
閉口することがあります。
あれって本人は臭くないんでしょうか？！
まぁ、口臭や加齢臭が懸念されるおぢさんの僕が言うのもなんですが、
こういう臭いの公害、なんとかならないもんかと思います。

一般にマナー違反には、
本人が自覚してやっているものと本人が気づかないでやっているものがありますが、
いずれにしても迷惑を被るのは周りの人です。

この渋谷の街には、歩きタバコを禁じ、
喫煙は決められた場所で行うという「渋谷区分煙ルール」というものがありますが、
罰則規定がないので、これも守られていないことが多く、
先日は宮益坂の歩道を駅のほうへ下って歩いている途中に、
僕の前を歩いていた若者が後ろに振った右手に持っていた火のついたタバコが
僕のシャツにあたり、バサッと灰がかかりました。
すぐさま「すいません」と言われましたが、
「すいません」と言いながら、タバコすってちゃ具合が悪いですよね（笑）
僕のような“時代の遺物（いや？異物かな）”のようなおぢさんだからいいけど、
これが未来のある子供だったらえらいことです。

とにかく言いたいことは一つ！
（いつもうちの子に言ってることですが・・・）
「自分がやられて不快なことは他人にするな」です！
う～ん、やっぱり分別臭いか・・・


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十勝の味・アスパラガスのサラダをいただいて・・・

毎年この季節になると、我家の食卓にグリーンアスパラガスが乗ります。
北海道帯広市の砂川市長と鹿追町のＭさんが、
それぞれ十勝から大量に送ってきてくれる採れたての旬の味です。
なんで誘い合わせたように同じ時期にと思ってしまいますが、
きっと十勝では取り入れの時期がほぼ一緒なんでしょうね。
砂川市長、Ｍさんありがとうございます！

ところが、このアスパラの太さが尋常じゃないんです。
直径２ｃｍくらいはあるんじゃないでしょうか・・・
こんな立派なアスパラは、
東京のスーパーではついぞ見たことがないくらい見事な品なんです。
新鮮で、太くて、筋もない・・・
こうなると炒めるだの、スープにするだのって姑息な調理法で食すよりは、
もう茹でただけで、そのままマヨネーズをつけて豪快に食べる。
これが一番です。
おかげで、昨日今日と肉食獣の僕はアスパラサラダ攻撃。
皿に山と積まれたアスパラを、ひたすらむしゃむしゃ食いまくります。
どことはいいませんが、都内のフレンチレストランに行くと、
もっと細～いアスパラをボイルしてそれを２本ほど皿に並べ、
上にドレッシングソをかけただけの料理をたいそうに出して、
それだけで１，０００円から取りますからね。
それに比べたらなんと贅沢なことか・・・

アスパラガスにはカロチン（ビタミンＡ）が多く含まれ、
病気に対する抵抗力を高めると同時に、
ビタミンＢ１、Ｂ２、Ｃ、Ｅも摂取できるそうです。
そういえば、僕が子供の頃、アスパラドリンクという
タナベ製薬の栄養剤が流通していました。
スーパーマンの吹き替えをやっていた大平透がＣＭをしていました。
懐かしいなぁ！

うーん、でも明日もアスパラのサラダだと・・・


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車検に出すだけでなんでこんなにお金がかかるの？

車の車検制度（正式名：自動車検査登録制度）というのは、
（ヨーロッパには似たようなものがあるとも聞きますが）
いちおう日本だけで行なわれている制度のようです。
車検制度は車を安全に走らせ、人の命を守るために行なう
車を持つ者としての最低の義務だと認識しているので、
僕は何もこの制度そのものを悪く言うつもりはありません。

だから、僕の車の場合、それにかかる重量税など最低の法定費用が
７３，９７０円ほどかかる。これも仕方がないことだと思います。
と、ここまで言っておいて・・・

でも、でもですよ。僕の車を車検で運んでいったディーラーから、
「あれとあれを直して、あれを交換してなどなど、
修理、整備であと６０数万円ほどかかります」
と言ってきたのには、
思わず、「うそだろ！」と言ってしまいました
僕の車はもう７年も乗っている古株ですが、
無事故なので、外見にキズはなく、外装もそれほど汚れてはいません。
ましてや車の調子だってほとんど悪いところはありません。
それなのに、車検を通すのに、なんで７０万円以上もかかるの？！
その整備代金を聞いて、
「ああそう！」と言われるままに金を払う奴なんていると思いますか？

僕は、思わず同じマンションに住むＫさんを思い出してしまいました。
ＢＭＷの５シリーズに乗っているＫさんは、
僕のとこのカースペースと向かい合わせの位置に車を止めていました。
ところが、ある時、突然車を手放してしまったんです。
「あれ？Ｋさんちの車がないや？車替えたのかな？」と思いましたが、
どうやら駐車場の権利まで放棄した様子。
その後、Ｋさんの奥さんに会ったので、そのことを聞いたら、
ディーラーから、車検を通すのに７０万円かかるといわれ、
やっぱり「うそだろ！」と激高し、
車なんて乗らなくても暮らせるとばかりに売ってしまったというのです。
あれと、まったく同じや！と思いました。

さて、ディーラー曰く、
「とりあえず車検を通すだけというなら、
（法定費用以外に）２０万円でなんとかしますけど、
その後故障しても保証できませんよ」とこうです。
それは“脅し”かです。
だって、その言い方だと、２０数万円出して車検を通しても、
いつ壊れるかわからない爆弾を抱えたままの車に乗っているってことでしょう？
そんな思いをしてまで、その車に乗っていたくはないですよね。

そこで、僕は、念の為にディーラーに、
「もしいま僕の車を売ったら、いくらくらいになる？」と聞きました。
そうしたら、「上限下限の幅がありますが、７５万から１１０万くらいです」との答え。
それを聞いて、また怒り心頭です。
だって、査定７５万円の車を７５万円出して車検を通す必要がありますか？
それなら７５万円出して整備点検済み、車検２年付きの中古車に乗り換えたほうが
よっぽどいいじゃないですか！
そういったら、「車のグレードが落ちますよ」ときた。
グレードの問題じゃない。
その車検にかかる代金に見合うだけの価値があるかどうかの問題です。

そんなわけで、車検を通さないままいったん車を戻してもらうことになりました。
さて、どうしようかな・・・
僕の悩みは尽きない


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川田亜子さんの自殺に思う・・・

元ＴＢＳのアナウンサーの川田亜子さんが
今朝自宅近くの路上に止めてあった車の中で死んでいるのが見つかったそうです。
傍らに家族に宛てた遺書があり、
後部座席に練炭が置かれていたことから自殺と見られているとのことです。

僕は川田さんとは一度も仕事をご一緒したことがなく、
まったく面識もありませんが、
同じ放送の世界に生きる人間として、
これからという才能ある命を自らの手で絶ってしまったことが残念でなりません。
それと同時に、なぜこのところ彼女の様子がヘンだというのに、
彼女のそばに彼女の悩みを親身に真剣に聞いてあげられる人がいなかったのか、
そのへんが不思議でなりません。

川田さんの所属事務所からは、
「５月上旬頃から様子がおかしいと感じ、
本人に直接確認したところ大丈夫だと言っていました。
体調が悪い様子ではありましたが、
心配しつつも仕事をしっかりとしていたので安心していました。
今回の件につながる理由は皆目見当もつきません。
所属事務所としては、本当に驚いているとしか言えません。」
というコメントの発表がありましたが、
あまりに他人行儀なコメントで、
所属事務所も彼女とはあくまでもビジネスライクなつき合い方しか
していなかったのかなと思ってしまいます。
もしかすると仕事のことで、
事務所との関係があまりしっくりいっていなかったのかもしれませんね。

彼女の命式を見ると、宿命に精神的な原因をはらんだ午丑の害があり、
彼女は未来に向かって行動を起こそうとする時、
迷いが生じて思い通りに進めない、すんなり行かない面を持っています。
未来に対する恐怖や不安を持ちやすく、
進もうとすること自体がストレスになるのです。
しかも、今年は東方納音で今までやってきたことにブレーキのかかる年で、
仕事の面での悩みは人一倍だったと思います。
ちなみに、自殺を決意した昨日は、中央が律音で東方害でした。
もう悩みの極致だったのですね。

この泥沼から抜け出すには心に余裕を持つしかないのです。
別に生活に困っているというのでなければ、
番組をすべて降り、１年ぐらい海外にでも行って、
のんびり気ままに遊んでくればよかったのです。
そして、心に元気を取り戻せばよかったのです。
なぁに彼女くらいの美貌と才能があれば、
１年くらいのブランクは屁でもありませんよ。
僕ならそう言ってあげたのに・・・

川田さんの様子がヘンだいう週刊誌を読んだばかりだったので、
正直僕も受けた衝撃が大きいです。
彼女が死を選んだ原因は一部で伝えられるような男性関係ではなく、
純粋に仕事のことだと思います。
そんな親しい男性がいたら自殺していませんよ。
僕ももし彼女のことを個人的に知っていれば、
せめて連絡して何らかのアドバイス出来たのに・・・
そう思うと残念でなりません。
僕のところまでたどり着いてほしかったなぁ。

謹んで川田亜子さんのご冥福をお祈りします。


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恋もゴルフも頑張れ！古閑美保選手

今日の午後仕事から帰って、
家で女子ゴルフのブリジストンレディースの中継を見ていました。
ご贔屓の古閑美保選手が優勝するかなと思って見ていたのですが、
プレイオフでこれまた贔屓にしている李知姫選手が優勝しました。
李選手は、韓国の名門梨花女子大出身で、
いかにも育ちの良いお嬢さんという感じがして好きなんです。
だから、このプレイオフはどちらが勝ってもよかった（笑）

さて、古閑選手といえば、
プロ野球・千葉ロッテ・マリーンズの西岡剛選手と交際中。
以前、二人の交際が明るみに出た時に、僕はすかさず、このブログで、
《この二人は来年いっきに結婚まで行ってしまうか、別れるかどっちか！》
と大胆予言したのを思い出しました。
今でもその気持ちは変わっていません。
二人ともいま子丑天中殺の真っ只中での交際ですが、
このまま結婚まで突き進むか、別れるか、必定！
なにしろ、天中殺中だから予測不能、
どんなに相性が良くても、「止める」「延期する」「別れる」なんていう結末も
ありそうですが・・・
とにかく結婚まで突き進むか、別れるか、
あるいは誰か占い師に忠告されて、
天中殺が明けるまで結婚するのは待ったほうがいい
と思い止まるかどっちかでしょう。

天中殺中の結婚（しかも二人とも）・・・
これって、うちの夫婦場合を見るまでもなく、本当に“くされ縁”です。
いつも泣いています（笑）

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梅雨のはしり？メランコリックな午後だから・・・

東京は午後から梅雨の走りのような雨模様になりました。
今日は中学生の娘の運動会だったのですが、
雨が降り出す前に競技を終えてしまおうと相当に早進行だったようで、
僕が２時ごろ渋谷の事務所から戻る途中、回り道をして、
娘の学校へ顔を出したら、
もう「優勝～、○年○組～！」とかアナウンスが流れ、
閉会式をやっていました。２時ですよ、２時！
で、仕方なしにまわれ右をして帰って来ました（笑）

それにしても今年は５月の降雨量が例年よりもはるかに多いそうですね。
どうりで今年は五月晴れの記憶がほとんどないわけです。
ちなみに本来の意味の五月晴れとは、
梅雨の合間の晴れの日、つまり梅雨の中休みの晴天のことを指すそうです。

家に戻ったら車屋さんが車検のために車を受け取りに来たところでした。
台車として一時代前のＥクラスのメルセデスを置いていってくれたので、
しばらくはこれで行動です。
２０年近く前に乗っていた型の車です。
すごく懐かしい気持ちです。

と思っていたら、親友のＨ先生から「食事でも・・・」とメールが届きました。
Ｈ先生、先週は年甲斐もなく（？）大学の医局対抗の野球の試合に出て、
ふくらはぎの靭帯を痛めてしまい、今は松葉杖をついているはず・・・
おいおい「食事でも・・・」なんて大丈夫？と思いながらも、
のこのこ出かけてしまう僕です。
メランコリックな雨降りの夕暮れだから、気晴らしに食事に出るのもいいかな？

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偶然が続き、人の縁が広がった日

偶然の出会い・・・
それが本当に仕組まれたものでないならば、
その出会いはきっと何らかの意味があるものです。
僕にはしばしばシンクロニシティ（偶然の一致）が起こります。
今日は、朝から何かが起こる、
誰かと邂逅（であ）う予感めいたものがありました。

今日の午後、文化放送での仕事を終え事務所に戻る途中、
宮益坂を歩いていたら、急に携帯が鳴りました。
慌てて出てみると、友人がちょうど車に乗って宮益坂を下ってきたところで、
ぼけっとした顔をして歩いている僕を見かけ電話をしてきたということで、
しばし路上で会話を交わしました。
その友人は大手の企業の重役をしている後輩です。
実は、彼のことはこのあいだから気になって会いたかったのですが、
忙しさにかまけてついついこちらから連絡をとることをしなかったのです。
彼の場合は、仕事的にもポジション的にも、そして収入の面でも、
現在非常に恵まれているといえますが、
それでもそれなりに悩みがあるようで、
「こんど電話をして相談にいきます」と言って別れました。
そうなんです。
人間、（端から見て）どんなに恵まれた境遇になったとはいえ、
それなりに悩みというのはあるものなのです。

そういっているそばから“原宿の母”よりメールがありました。
なんでも先週ニッポン放送の小倉智昭さんがやっている番組で
取材を受けたそうですが、
その時に、「渋谷の父という方もいます」と、
やんわりと僕の宣伝をしてくれたとか・・・
あはは、ただで宣伝してもらっちゃった！
“原宿の母”も本当に人が好いというか、
いつもながら感謝、感謝です。

今日は夕方から22歳の女性お二人の鑑定が入っていました。
このうちのお一人は美容師さんで、
わざわざ以前鑑定した女医さんの紹介で来てくれたのです。
その先生が通っているお店の美容師さんだそうです。
ありがたいことです。
人の縁というのは、
本当にこんなふうに少しずつ少しずつ広がっていくものなのですね。

サプライズはまだ終わりません。
渋谷から東急線を乗り継いで旗の台駅に着いて、
池上線のホームで電車を待っていたら、
そこに偶然通りかかった方が、
以前占いの専門校に勤めていた当時に教えたことがある方でした！
実は、「あんな人がいたな、あの人はどうしているかな」と、
この方のことも思い浮かべていたところで、本当に偶然でした。
しばし立ち話をしました。
この方ともきっと縁があるし、
その縁がそのうちまたきっと広がっていくに違いないと思いました。
こうやって人の縁がもっともっと広がっていくといいですね。


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ブラマンクの反骨心と生き方に学ぶ

初夏の陽射しと風を受けながら、
今日、前から行きたかった「モーリス・ド・ブラマンク展」を見に
西新宿の損保ジャパンビルにある東郷青児美術館まで行って来ました。

僕はブラマンクとローランサンという好対照な二人の画家が好きです。
かたや荒々しい男性的なタッチのブラマンク、
かたや淡い女性的なタッチのマリー・ローランサン・・・
このアンビバレントな二人を好むところに、
僕の分裂的な気質がうかがえます（笑）

ブラマンクの絵を意識したのはもう３０年以上前のことです。
若き日、燃えるような青春の血のたぎりをやや持て余していた頃、
ブラマンクの絵に出会い、
その魂に訴えかけてくるような圧倒的な迫力の風景画に
心を揺さぶられました。

ブラマンクは、徹底した自由主義者で、自分の才能以外の何ものも信じず、
何ごとにも束縛されたり、服従することを嫌いました。
こうした性格から、絵画についてもあらゆる伝統や教育を拒否し、
少年時代に多少手ほどきを受けた程度で、
自ら唯一ゴッホにだけは影響を受けたと語っているものの、
ほとんど独学であれだけの作品を残しました。
逆にいえば、そういう強烈な自分中心の意識が、
何ものにも邪魔されることのない独創的な作品を生み出したともいえます。

そんな彼の生き方を真似るのは難しいけれど、
僕も自分なりの色と芸風を出していけたらと思います。

この歳になって、最近やっと気づいたことがあります。
それは・・・僕って生き方が非常に不自然で不器用です。
でも、だからって今更変えようがありません。
ならば、この道をこのやり方で進むべし！


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高島易断にもいろいろありまして・・・

このところ、占いの「高島易断」を名乗る団体に
高額の祈とう料を支払わされたとの相談が増えているらしいですね。
ちなみに、「高島易断」を名乗る団体は全国に多数存在し、
全国のホテルで「出張鑑定会」を開くなどし、
うち一部について「家相が悪い」などと言われ、
数十万～数百万円を払わされたとの相談が
全国霊感商法対策弁護士連絡会などに多数寄せられているという話です。

その今問題となっている「高島易断」なる団体が
純粋に占いを実践している団体かどうかはわかりませんが、
念の為にネットで「高島易断」を検索してみると、
本部だの本家だの元祖だの、
はたまた総本部だの総本家だの神聖館だの・・・と、
世の中に「高島易断」を名乗る団体の多いこと多いこと！
もとを正せば、「高島易断」とは、江戸、明治、大正の激動期に生き、易を広め、
「高島易断」の礎を築いた高島呑象こと高島嘉右衛門に端を発するものですが、
二代、三代と呑象を名乗る人間が続くうちに分派、離合集散し、
今はもうどこが宗家やら本家やら元祖やらわからなくなっている
というのが真実のようです。

でも、今回のような占いにかこつけたサギ商法が横行すると、
（中にあるのかどうかはわかりませんが）
真っ当な占いを実践している「高島易断」の名誉にまでダメージが及ぶし、
ひいては僕らのように占いを生業とする人間そのものにも
そういう疑いの目が向けられてしまうようではなはだ不本意です。

前にも書きましたが、
業界のドンの一人であるＭ先生の言葉じゃないですが、
「真に占いを志す人間に悪人はいない」というのが、
僕の信念です。
だから、今回のように、占いを利用して相手を脅したり、
相手に恐怖感を与えてお金をふんだくるようなやり方は許せないし、
サギ商法の道具として“占い”を使うまやかしの占い師は、
同業として認めたくありません。
迷惑この上ない気持ちです。

とはいえ、サギとまではいかなくても、
世の中にはサギまがいのことをしている占い師も
たしかにいることはいるんですよね。
僕は違いますよ（キッパリ！）

だから「真に占いを志す者に悪人はいない」というセリフは、
半分は僕の理想なんだと思って下さい！


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